企む職員室。[studioあおブログ]

企みつつ、育てています。

お寺でロボットプログラミング教育!?寺子屋LABOとは。

こんにちは!

studioあおスタッフのウイングこと橋本翼です!

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皆さんはお寺といったら何を思い浮かべますか?

参拝、観光、法事でお寺に行く方もいるでしょう。

僕?僕は、「寺子屋LABO」という名前で、お寺で子どもたちに、ロボットを使ったプログラミングを教えています。

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しかも、週1で行ってます。

こんな人なかなかいないですよね。

お坊さんの次くらいにお寺に通っていますよね。

 

 

それはないか。他にもたくさん行っている人はいますね。

ごめんなさい。

 

はい、話が逸れましたが、寺子屋LABOのロボットプログラミングとは、

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レゴブロックを使い、設計図通りに自分で作ったロボットを

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パソコンでプログラミングをして、

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コース上で自分でプログラミングをしたロボットを動かします。

今回はその寺子屋LABOの授業の様子をご紹介していきます!

 

 

 

 

5秒自分で考えてみる

寺子屋LABOでは、答えは教えません。

自分で答えまでたどり着くようにサポートするだけです。

実際に授業の決まり事に、

「わからないことがあっても、すぐに先生は呼ばずに、まず5秒自分で考える。」

というものがあります。これは、言われたことだけをする生徒になって欲しくないという思いからできた決まり事です。

ロボットを動かすのは生徒なのに先生のロボットになっちゃったら意味ないですもんね。

もちろん、生徒だけで考えるには限界がありますので、提案はします。

「こうやってみるのはどう?」

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そういうと生徒は決まって

「先生早くそれ言ってよ。」

的な目で僕を見ます。10年経ったら分かるから我慢して。と心の中でいつも生徒に言っています。

 

 

トライアンドエラーの繰り返し!

失敗って怖いですよね。僕も怖いです。

でもね生きてる中で失敗って絶対あると思うんですね、僕は。

失敗したらダメって雰囲気が良くない!そう思うわけですよ。

なので、教室では失敗OK!むしろウェルカム!

大切なのは失敗した後であって、成功するには何を修正したらいいのかを考えることが重要です。

授業内容としては、コース上でロボットを動かすためのプログラミングをするのですが、どこで、どういうミスが起こっているのかを必ず見るようにしています。

 

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(動画を撮ってどこで間違えているのか記録している生徒も!)

そして、修正して何度も挑戦する。

これもまた、社会に出るためには大事な事なのではないでしょうか。

 

 

寺子屋LABOでは、毎授業始まる時には、御住職がやってくださるご法話を聞きます。

御住職によってご法話の仕方も様々で、紙芝居でお話ししてくださったり、

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節分の日には、節分にちなんだお話をした後に、豆まきを一緒にやってくださる御住職もいます。

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このようにロボットプログラミングとは言っても、寺子屋LABOはプログラミングだけを勉強する場ではなく社会人として必要な振る舞い方や知識を勉強する場でもあります。

一人でも多くの生徒が10年後の社会とつながるような授業をしていく所存でございます。

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(もちろん、ロボットプログラミングをメインに教えているのでご安心を!)

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

<お知らせ>

2019年2月、studioあお移転に伴い、新規生徒の募集を行います!

↓こちらの記事に移転の詳細と新規生徒募集のお知らせが載っておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

stud-io.hatenablog.com

↓体験授業のお申し込みはこちらからどうぞ!

form.run

 

『勉強できる子、できない子。』 -テレビ出演をご覧いただいた方へ。-

みなさん、こんにちは。studioあお教室長の川村です。
この度は「京都インディー・ジョーンズ」の放送をご覧いただき、誠にありがとうございました。

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番組を作ってくださったヨーロッパ企画さんには、
うちのような零細な教育事業者を面白がって、素敵な切り取り方してくださって、本当に感謝です。

番組内、冒頭10分くらいで「どうしてこんな変な教室を始めたのか」という話に対して、『勉強できる子、勉強できない子』の話がチラッと出てきました。
番組では尺の都合などもあって、お伝えしきれないところがあったので、ここで詳しく書こうと思います。
私の教育観や、社会観に関わるところなので、ちょっと長めになります〜。

 

目次
1, お勉強できるできないは、どっちでもいい
2, 教育の目的は「社会の一員を育てる」こと
3, 自ら問いを立て、発想し、実装する人間を育てる

 


お勉強ができるできないは、どっちでもいい。 

番組内では「勉強ができない子を受け入れる」と、そんな風に伝わってしまいそうな言い回しになってしまいましたが、ちょっとそこは誤解が発生しそうな気がしたので、ここで書かせてください。

studioあおには正直、勉強が苦手な子もいます。
が、逆に勉強が得意すぎて、学校がつまらないという子もいます。

studioあおにとって、勉強のできるできないは、めちゃくちゃどっちでもいいことなのです。

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studioあおが目指すのは「10年後の社会と子どもの接続」なので、そこに「学力」や「偏差値」という指標はあまり意味を為さないと考えています。 


普段のうちの教室でいうと、
「〇〇やってみたい!」と自分たちでプロジェクトを起こし、自分たちで推進して、やりきる。
これができるかだけが重要であって、こちらから何か課題を与えたりすることはほとんどありません。

自らのモチベーションで、行動を起こし、周りに影響を与える。
それはテーマが生き物であろうと、ドラマについてであろうと、本についてであろうと、料理についてであろうと、なんでもいいんです。

・家、学校、塾以外に子どもたちが集まれるご飯イベントをつくる
・野良猫に飼い主を探すために、その猫の写真集をつくる
京野菜を使ったインスタントラーメンの新しいレシピを考える
・フグの60倍危険なイソギンチャク毒の防ぎ方を研究する
・どこに、いつ、何を釣りに行ったら最も魚が釣れるか突き止める
・どういう空間レイアウトだと、本嫌いの人に自然に本を読ませられるか考える
etc...

多彩すぎてもはや意味わからないかもしれませんが、全てに共通するのは、それぞれ自分で「これをやってみたい!」と生徒から言い出したところです。
みんな最初から上手に表明できるわけではありませんが、対話の中で少しずつ引き出してみると、みんな持ってます「やりたいこと」。

とまあ、こういうことをやっている教室なので、うちでは「お勉強ができる」という理由で特別褒められることもありません。逆に「お勉強ができない」という理由で叱られることもありません。
めちゃくちゃどっちでもいいんです。

 

教育の目的は「社会の一員を育てる」こと

ハッキリ言って、現代において、公教育での評価基準と、社会での評価基準とは、大きなズレがあります。
お勉強ができれば社会で活躍できるとは限らないし、そもそも社会での活躍の定義がものすごく多様化している。その世の中で「偏差値」という一様な価値基準での対応には限界があります。

 

 
勉強が苦手な子や、学校に行きたくない、という子は、ただただ勉強や学校が合わない"だけ"で、それは彼らに能力があるかないかという話ではない。なのに、その合うか合わないかが、彼らの能力や、彼らの未来の可能性と同一的に扱われている。この事実に僕は疑問を感じます。
勉強なんて、できたらそりゃいいかもだけど、別にできなくてもいいよ。大事なのはそこじゃない。
大切なのは君の才能や、好きなことを見つけることだし、君が10年後の社会でどう生きていくかを考えることだ。
子どもたちにはそう伝えています。

同世代を見ていても思いますが、社会に出てから苦しい思いをしている人がたくさんいます。それは「今の子が甘ったれてる!」「ゲームのしすぎだ!」とかそんなアホな話じゃなく、社会と教育の乖離が強くなっているから、ただそれだけだと思います。社会、特に産業は競争の中ではどんどん変化していきますから。
20歳そこそこまでは文科省ベースの価値基準なのに、そこから急に経産省ベースの価値基準に放り投げられる。
そんなのストレスに決まっています。
「この問題解いてね(にっこり)」から、「価値を出せ〜!負けるど〜!(オラオラ)」に豹変するわけです。そりゃみんな病みますわ。3年以内に辞めますわ。

ここら辺の課題に対して、ミネルバ大学やN高といった参考になるような学校はありますが、僕はできるだけ小さなうちからのアプローチが重要だと考えています。
できるだけ小さなうちから社会のベースとなる価値観を子どもたちに体感して欲しい、という考えから、社会とシンクロする教育を目指して、studioあおをやっています。

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ここらへんにはテクノロジーの文脈も深く関わってきますが、長くなりすぎるので、今回は割愛します。

▼教室の雰囲気はこんな感じ▼

www.youtube.com

 

 

 

 

自ら問いを立て、発想し、実装する人間を育てる

 「社会の一員」というのは社会を「より良く」する人のことを指し、「より良く」するためには「自ら問いを立て、発想し、実装する」ことが必要だと考えています。だから社会を意識しながら「問い・発想・実装」ができる人は10歳でも社会人。

「これなんでだろう?」や「これはどうやったらできるんだろう?」という疑問(問い)を持ち、「こうやったらできるんじゃないか」「こういう方法があるんじゃないか」と仮説を立て(発想)し、それを実行に移し、周囲の人にいい影響として届ける(実装)を行う。これができれば社会の一員です。社会人です。

だから逆に言えば、20歳超えても、会社に勤めていても、社会人じゃない人間はいる。逆に10歳の社会人もありえる。

だって、「世界最強の猛毒イソギンチャクの毒の防ぎ方を見つけ、そのイソギンチャクが群生する海岸を地域の人が泳げるようにする」とか、「被災地にすぐお金が送れるよう、過去に被災した地域の特産品を売り、その儲けたお金をストックしておく」って、これやってる人を、社会の一員以外になんて呼ぶのか、僕はわかりません。


こうやって自分の興味関心を通して、社会に関わることに意識的になってもらう、それがこれからの「やさしくて、なめらかな世の中づくり」にとっても大事なことだと思ってます。

 

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ということで、まずは問いが大事。

生徒「先生これ調べても出て来ない〜!」って言われたら、
先生「やるじゃん!それつまり良い"問い"ってことだよ〜!!」

ってな感じのとこです、studioあおは。

 


ちょっと長くなりすぎてきたので、続きはまた。
10歳からの社会教育やってます「studioあお」です。
変な教室ですが今後とも是非に、よろしくお願いいたします。



興味持ってくださった方はこちらからにご連絡いただけますと幸いです〜!
2月に広い教室に移転、新規生徒を募集してます〜。

 

 

新教室に関するこちらの記事もどうぞ

stud-io.hatenablog.com

【テレビ出演】11/24(土)24時〜 KBS『京都インディーズ・ジョーンズ』にstudioあおが出演します。

おはこんばんにちは。教室長川村です。
今日もアホヅラ全開で元気満々です。(肋骨は依然、折れています。)

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本日はお知らせです。
最近、告知が多くて恐縮です。恐れ縮こまっております。

 

来たる11/24(土)24時より、
KBS『京都インディーズ・ジョーンズ』にstudioあおが出演します。
※12/1(土)同時間に再放送

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【TV番組】「京都インディーズ・ジョーンズ」
KBS京都/毎週土曜24:00~24:30放送(隔週再放送)
インディーズ・ジョーンズ教授と助手のリコが、独自の理念で活動する”インディーズたち”を研究する、インタビューバラエティ番組
出演:永野宗典・藤谷理子ほか/#京都IJ/#ヨーロッパ企画

 

生徒たちの取り組みや、教室・会社の制度について取り上げていただき、
studioあおの内側がチラ見えする番組になっております。
小4カメラマンや、毒の研究をする中3男子、ラジオDJ中学生など、いろんな生徒のプロジェクトを取り上げてもらいました〜!

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取材してくれたヨーロッパ企画の皆さんや、
インディーズ・ジョーンズ教授(永野宗典さん)、
助手のリコさん(藤谷理子さん)も、めちゃくちゃいい人で終始楽しいロケとなりました!生徒も取材を受けて、自信になったようでした(^ ^)

ありがとうございました🙇‍♂️

 

twitter.com

 

 

 

番組内で、川村は偉そうに「教育はエンタメだ」などと宣っておりますが、
ご気分を悪くされた方は、以下フォームよりご連絡をください。
体験会の情報が届きます。

form.run

 

読んでくださり、ありがとうございました。
最後に、
大変恐縮ですが、もう10年近くテレビ無し生活なので、
どなたか録画していただけますと、幸いです。
恐縮です。

恐れ縮こまる川村でした。 (「恐縮」って字面怖いよね)

 

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テツ(川村哲也)

studioあお 教室長
最近寒すぎて電気毛布を出しました。よく電源を入れ忘れます。

『筋ジストロフィーの治療法を開発して、友人を完治させる!』生命医科学科 中原正登  

 

こんにちは、初めてブログに登場しますスタッフの「みあき」こと武冨晶紀です!

現在大学3回生で、studioあおでインターンをしています。

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突然ですがみなさん、小さい頃に、憧れの人物はいませんでしたか?

テレビで見たヒーロー。

本で読んだかっこいい人物。

 

「こんな人になりたい!」

「こんな人生が送れたらなぁ!」

 

このような想いを持っていた方も多いのではないでしょうか。

 

そんな憧れの人物像として、何か1つのことを究めている大学生を提案したい!という考えから、studioあおでは「BRO.」という企画を行っています。

目標や夢に向かって、全力で研究に取り組む大学生の姿は、子どもたちにどのように響くのでしょうか…

 

今回は、そんな大学生の1人として筋ジストロフィーを研究している中原くんに、研究についてお話ししてもらいました!

 

筋ジストロフィーって?

筋ジストロフィーという病気について、簡単に説明しておきましょう。

筋肉の周りには、筋肉を衝撃から守ってくれる「ジストロフィン」というタンパク質があります。

一般人の場合は、このジストロフィンの働きによって筋肉が守られ、外部からの衝撃を受けても筋肉を保つことができます。

一方で筋ジストロフィーの患者さんの場合、遺伝子異常によりこのジストロフィンが壊れ、少しの衝撃で筋肉が壊れてしまうのです。

癌患者が日本に100万人いるのに対して、筋ジストロフィー患者は2万人しかおらず、難病と言われています。

 

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筋ジストロフィーに着目した理由

今回中原くんに「筋ジストロフィー」の研究についてのお話を依頼したのは、

「あと12年後には、治療法を確立して友人を完治させたい」

という強い思いを持って研究に取り組んでいる彼の姿を、子どもたちにも知って欲しいと考えたからです。

 

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あるきっかけから、友人を治したいと考えるようになり、自身のアイデアをもとに研究をしていくことに決めた中原くん。

筋ジストロフィーは完治不可能と言われている病気であるため、その治療法を確立させるとすれば莫大な時間と労力を要します。

12年間ぶれずに同じ目標を追い続けなければならないと聞くと、途中で挫折してしまいそうと考える方も多いでしょう。

彼の発想力行動力、さらに一度やると決めたことはやり通すというスタンスが、目標を当たり前のように追いかけ続けられる要因となっているようです。

 

そんな彼の姿は、子どもたちにどのように響いたのでしょうか?

 

子どもたちの自由な発想・発言の場が生まれた

筋ジストロフィー」という言葉だけ聞くと、大人でも知らない難しそうなこと、子どもは理解できないだろうと思ってしまいませんか?

 

正直に言うと、初めはわたしもそう思っていました。 

全く理解できないとは言わないまでも、細かい言葉がわからなかったら、理解するのは難しいんじゃないかな…?って。

 

でもそれって、おとなの勝手な思い込みかもしれないということをこの場で教わったんです。

 

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「なんでこうなるの?」

「これって、こういうこと?」

 

子どもたちは、自分のわからないことを次々に質問していきます。

こうじゃないか?という思いつきがあったら、自分のわかる言葉に言い換えて投げてみるんです。

このように積極的に自分の疑問や考えを発信するのって、おとなでも意外と難しいんじゃないかと思います。

 

この質問は的外れなのかも…と思ってしまったり、自分の解釈が間違えていたら恥ずかしい…と考えてしまったりすると、発言するのって難しいですよね。

 

子どもたちの意外な視点からの質問は、話者である中原くんの新しい発見を生み出していたようです。

何も恐れずに、自分の言葉で話ができるって当たり前のようで実はめちゃくちゃすごいこと…! 

 

そんな子どもたちの自由な発想、発言の場を提供していきたいということで、これからもどんどん面白い研究をしている方に来ていただく予定です!

 

研究携わっている大学生を紹介していくBRO.ですが、11月30日には社会人の研究者の方に来ていただけることになりました…!

次回以降もお楽しみに!!

 

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BRO. 11/09

中原正登(なかはらまさと)

立命館大学 生命科学部 生命医科学科 2回生

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 <お知らせ>

2019年2月、studioあお移転に伴い、新規生徒の募集を行います!

↓こちらの記事に移転の詳細と新規生徒募集のお知らせが載っておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

http://stud-io.hatenablog.com/entry/2018/11/18/231134

 

↓体験授業のお申し込みはこちらからどうぞ!

https://form.run/@studioao-coleyo

「バーカウンターのある学習教室」になります。《studioあお 2019年2月移転》

ご無沙汰しております。超・教室長の川村です。

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突然ですが、studioあお移転します。

今まで、窓もない、倉庫のような場所をなんとか工夫を凝らしてやってきましたが、限界を迎えました。
狭い。そして光合成がしたい…。

ということで、移転します。今のあおから徒歩5分の、バーカウンターのある教室に。

 

 

学びを分断しない、なめらかな教室。

↑↑中見出しが、もはやビフォーアフターで大変恐縮です。

移転先はグッと広くなります。5階建ビルの1~2階部分なんですが、階や部屋の仕切りがなく、4フロア全てが繋がった状態です。

そして、なんとなんと新しい教室には「バーカウンター」があります。

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「学び」と「その他」という分断をせず、あらゆる環境から学べる感性を育てるための教室を作るべく、めちゃくちゃ物件探しまして、ここを選びました。
兼ねてから、子どもたちが自分の好きなことに取り組む場所と、
大人が集まる場所とを共存させたいと思っていましたので、
ただいま若干天にも昇る思いです。



また、昼間あまり使わないのでコワーキングスペース」としても機能させる予定です。(ゆる〜くね)

studioあおとしてやることは変わりませんが、
そこに関わる面白い大人が増えるイメージです。

子どもたちは大人の姿を見て、大人にバックアップされながら、
より大きくて、深くて、プロフェッショナルなプロジェクトをイメージしていく。
最&高。

 

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どんなジュースを置くかは生徒と相談中です。
とりあえずコーラは圧倒的な人気。
お酒は随時大人たちで決めていきましょう。

 

 

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この世界観の中に、大人がたくさん増えるのって、すごく良くないですか?

すごくいいですよね?僕はすごくいいと思います。

 

子どもが10年後の社会とつながるための教室ですから、大人のサンプルケースをたくさん見せてあげられたらなと思います。

 

 

 

【新規生徒募集】広くなりますので、定員を増やします。

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いままで3年弱ずっと、20名限定の教室としてやってきました。
嬉しいことに生徒は満員。予約待ちしてくださる方までいらっしゃいます。

「ごめんなさい、満員なので無理です」っていうのももう嫌だし、
今の体制ならもっと生徒を受け入れられる。ということで、
新規生徒をまずは10名限定で募集します。(対象:10〜13歳)

数年かけて、のんびりと、最終的には40〜50人くらいの教室にしようと思います。
(それでも広さ的にはスカスカなのです!)

2月から体験会を何度か開催させていただければと思っています。
地域の方には直接お知らせできるんですが、
うちは大阪や奈良から連絡いただくこともありますので、とりあえずWebにも書いておこうと思いまして…。(一番遠かったのは岐阜)


↓↓以下にご登録いただいた方には、体験授業の情報を先行的にお送りさせていただきます。

form.run

 


随時情報をFecabook、LINEにアップしますので、今しばらくお時間くださいませ!


「飲める教室」にしますので、おもろい大人が遊びに来て欲しい。

飲食の許可も取って、
昼はカフェ営業を(誰かやりたい人いないですか?)、
夜はバー営業をゆる〜くやって、保護者さんや地域の人と子どもが交われる場所にしたいと思います。


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ルールは

①子どものやりたいことを否定しないこと

②子どもに何か聞かれたら答える努力をすること

③子どもに協力を求められたら応える努力をすること

(②③は子ども側の態度によっては断ってもらっても大丈夫ですヨ!)

④バー営業は21時から(あおの保護者さんはいつでもどうぞ)

⑤子どもは今まで通り22時には帰って寝なさい

⑥騒ぐオトナは22時以降に来て

⑦あんまり騒ぐ人はヤダ

⑧パフュームののっち好きな人歓迎

などなど。

子どものための場所が前提なので、あとは生徒たちに決めてもらおうと思います。

 

 

住所はこちら。今のstudioあおから東に徒歩5分、北野天満宮のお膝元です。

新教室住所
〒602-8371 京都市上京区一条通御前通東入西町24 妖怪SOHO

 

 中二階は元々ギャラリースペースで、通称「画廊」。
ここも教室として使います。

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この窓めちゃくちゃ大きいんです!わかりやすくいうと、高さはジャイアント馬場2人分くらい、面積はジャイアント馬場8人分くらいです。

 

土日にイベントやりたい方なんかは連絡ください。
そして、カフェやりたい人も大募集。家賃等は応相談。

メールアドレス:info@coleyo.co.jp

 

 

以上。

読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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最近は、生徒の毒の研究のために飼ったイソギンチャクとカクレクマノミに夢中です。クマノミさんが全然カクレられていないのが、ポイントです。

 

 

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テツ(川村哲也)

「放課後教室studioあお」教室長。
6人兄弟4番目。甥っ子姪っ子が6人います。

『“いじめ”がダメな理由を証明する。』教育哲学科 射場康輔

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なんで男の子はスカート履いたらダメ?

まず、考えてみて欲しい。
なんで男の子は学校でスカート履いたらダメかな?

この“校則”って誰の為、何の為に出来たのかな?
この“校則”で誰が幸せになるのかな?
男の子がスカート履いたら、なんでおかしいのかな?

どうだろう?うまく説明できる人、いますか?
みんなも学校で生活していて、なんだか校則っておかしいな?って、思うことがないかな?きっと、こんな校則いらないだろ!って、友達と話したことがあるんじゃないかな。
でも実は校則って、必ず誰かが「学校で起きている問題を解決しよう!」とか、「学校をもっと良くしよう!」と考えて、作ったものなんだ。
だから、意味のない校則なんてないんだよね。

ただ一方で、絶対に正しい校則なんてものもないんだよね。スカートが短い女の子が絶対ダメかな?ピアスを開けている生徒は本当にダメかな?
僕はそうでもない気がする。実際に服装なんかなんでもいいよ!という学校もあるしね。
 これってとっても不思議だよね。ある場所では絶対ダメ!と言われていることが、ある場所では全然いいよ。と言われている。考えて見たらとっても面白くない?僕はそれがとっても興味深いなと思って、
「ダメなこと」について勉強するために大学に行こうと思ったんだ。

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“いじめ”がダメな理由を証明していく。

 ここまで話を聞いて「じゃあ校則なんて守らなくていいじゃん。」って思う人がいるかもしれない。確かに、絶対正しいわけじゃないなら、何で守らなきゃいけないか、わからなくなるよね。
でも、実はその考え方はあまりオススメできないんだよね。

「校則(ルール)なんて守らなくていい」という考え方をしてしまうと、
結果的に”テロ”や”いじめ”だってOKということに出来てしまうんだよね。

「絶対に正しい事なんてないんでしょ。じゃあ、なんでいじめちゃダメなの?」
「なんで人殺しちゃダメなの?」っていう話が成り立ってしまう。
 でも、絶対にダメな事ってあるじゃん。いじめちゃダメじゃん。人殺しちゃダメじゃん。それはきっと、みんななんとなくわかっていると思うんだよね。
でも、きちんと説明するのってとっても難しい。

世の中には絶対ダメな事ってあるはずなのに、絶対正しいルールがないから、
「なんでダメなの?」と言えてしまう。強く否定ができないんだよね。
僕はそこを何とか説明したい。
だから、『絶対ダメな事をダメって証明する』
というのを、僕の大きな研究のテーマとして扱っています。
この研究をするために、関わりの深い“教育哲学”という“教育学”の中の一つの分野を、今勉強してます。

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普通って何?

 僕は教育を受ける中で、“マイノリティー”(少数派)側にいることが多かったから、教育に興味を持ったんだけど、みんなはどうかな?
例えば僕は、小5から受験塾に通ってめちゃめちゃ勉強していたから、学校では超頭良かった。でも、通っていた受験塾では半年連続で成績ビリ。午前中から午後までは頭良いキャラで、夜になると頭悪いキャラ。中学生になると、部活では一生懸命な真面目キャラだけど、アスリート一家(家族が箱根駅伝に出場、アマチュア日本一)の家庭では、「もっと頑張れよ」と自分が怠け者みたいに感じてしまう。
とにかく、教育を受ける過程で“マイノリティー”を感じる事が凄く多かった。

人と違うっていうのはストレスでもあるので、その時はみんなと同じになろうとよく思っていた。
こういう時にこれを言ったら“普通”かな、こういう行動したら“普通”かな。って。

 でも、人と違う事は事実だから、心の中では普通じゃない自分を受け入れようともしてた。
なんで“普通”じゃなったら嫌な気分になるの?
そもそも“普通”って何?
誰が決めたの?

そうやって、小中9年間ずっと「“普通”って何か?」を考えていた。

そしたら、高校生の時に、先生が“普通”って言葉をよく使ってることに気づいたんだよね。「“普通”の人はそんなことしない」「“普通”は宿題してくるでしょ。」って。

その時に気付いた。
もしかしたら、自分がおかしいんじゃなくて、教育全体が“普通”を創り上げていて、自分はたまたまその中にいないだけなんじゃないか。
そう思い出したら、教育が創り出す“普通”ってなんなんだろう。って関心が湧いて来て、教育学について学んでみよう、って思ったんだよね。

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“言葉”でいじめを乗り越える。

 さっき、『絶対ダメな事をダメって証明したい』って言ったじゃん。でも、このテーマって実は研究者の世界では論文のテーマにならないんだよね。
“いじめがダメ”を例にすると、
いじめの暴力的な所がダメなのか?
いじめの言葉がダメなのか?
いじめって一言で言っても色んな側面があるから、そこまで具体的にしないと論文は書けない。
 なので今は、“言葉”に特に注目して、
言語ゲームと道徳的教育』という題で論文を書こうとしてるんだけど、ちょっとこれだけじゃあ、分かりにくいよね。笑
 例えば、いじめで「お前キモイ」って言われたとする。その言われた人は「キモイ」って言葉にショックを受けてしまうと思うんだけど、
でも、「キモイ」って言葉にも色々な意味や使い方があるじゃん。
最近は、「キモかわいい」って言葉が流行ったように、必ずしも悪い側面だけじゃなかったりもするんだよね。

 だから、自分の中で「キモイ」の言葉の定義をする事で、
キモイって言われた時に少し楽になるんじゃないか、と思って。これって、実はいじめの根本の解決にはなってないんだけど、
『“言葉”の定義を自分でする事が、その子がいじめを乗り越えられる材料になる』
って思ってて、そういう風なところから、
善悪の基準ってものが“言葉”に凄い影響をうけてるんじゃないか、
どういう風な影響をうけているのか、っていのを追求していこうと思ってる。

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自分がどう思うか?が勉強の全ての始まり。

今から、みんなは色んな事を勉強していくと思う。色んな知識もつくと思う。偉い人の考え方や先生から習ったこともとっても大切なのは事実。
でも、それ以上に、「自分がどう思うか?」を大切にして欲しいと僕は思う。
自分が疑問に思った事、おかしいと思った事が勉強の全ての始まりだと思うんだよね。

これからも、僕は自分が最初に疑問を持った“普通”を解明していきたい。
そして、『"いじめ"がダメな理由を証明』していきたい。
 その為に、大学院に進学する予定です。教育の最先端でイギリスにあるロンドン大学か、日本の京都大学大学院。教育を研究した後は、社会で働くか、研究者になるかもまだ決めてないけど、今後も教育を研究していきます。





 
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射場康輔
京都大学 教育学部 教育哲学科

 1995年8月生まれ。神奈川県横浜市出身。公立の小学校に六年間通い、小学五年生の時から学習塾に通い始め、中高一貫の私立男子校へ進学。中学三年生の時にはカナダ、高校一年生の時にはオーストラリアに一か月短期留学。大学進学は、周りの友人も東京の大学に行く事もあり、環境を変えたく京都大学へ。大学三年生の時にはトビタテ留学プログラム日本代表になり、フィンランドヘルシンキ大学に留学。今後は、大学院進学を視野に入れて研究をしている。

 

通りすがりの准教授が考える「子どもに必要なもの」

 こんにちは。通りすがりの大学教員です。

「大学教員って普段何やってるの?」

ってよく聞かれます。

まあ、小難しい論文読んだり、論文書いたり、人前で発表したりしてます。
いわゆる『研究』をしてます。
ええ、そうです。『研究者』ってやつです。
どっかの誰かの課題を解決するために研究しています。

そういうと、周囲から「すごいですね!」とか「カッコいい!」とかよく言われます。
「いや〜全然そんなことないっすヨ〜」とか言いながら、正直、ドヤ顔してたんです。


そんなある日、道を歩いていたら、
『10歳から始める論文講座』というものを見かけたんです。

え?え?
10歳から論文書けちゃうの?
小中学生で研究者になっちゃうの?
どこでそんなことできるの?

とまあ色々と疑問が浮かんできたので、
百聞は一見に如かずです。
その現場である『studioあお』さんに1週間限定の社会人インターン生としてお邪魔させていただきました。

すでに『studioあお』内には、子供たちが起業した会社や研究プロジェクトがいくつもありました。

「うみっこ。株式会社」
「あお二才ファンド」
「松浦サイエンスラボ」
などなど。

その中でも注目したのは「マツダ総合研究所」。
マツダ総合研究所」は海洋生物の研究を行っています。
この研究所では
「なぜ毒のあるイソギンチャクの中でもクマノミは生きていけるか?」
という点に注目し、
クマノミの生態からヒントを得て、ダイビングスーツの開発を目的としています。
とても興味深い研究です。

マウイイワスナギンチャク
マウイイワスナギンチャク 出典:http://uncle-doc.livejournal.com


って、これ中学生がやっているんですよね?
これ、ふつうに研究者ですやん!

でも中学生が本当にやっているんです。
好きな研究に何時間も向き合う姿がそこにあるんです。

 

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自分の好きなことをどんどん極めていく。

これってとても楽しいこと。


好きなことで稼いでいく。

それができたらもっと素敵だろう。


そんなことができるようにしてくれる場がここにありました。

 

子どもの中には、本人も自覚していない色々な可能性に満ちあふれています。
でも残念ながら今の教育現場はそれを開花させきれていません。
悲しいことに大人自身が
「好きなことだけやって稼げるわけないだろう」
って思いこんでいたりするわけです。


それにちゃんと「NO!」って言ってくれる大人がここにいました。


今、子どもに必要なもの。

それは、子どもの可能性を引き出してくれる場と、
そういう場を作る能力のある大人だと思います。


一人一人の子どもの声をちゃんと聞いてくれる傾聴力。
何がしたいのかを問いかけながら引き出してくれるコーチング力。
子どものやりたいことを授業プログラムに創り上げていく企画力と構成力。

そして何よりも子どもたちへの愛。

『studioあお』には、その能力と愛をしっかりもっている大人が集まっています。

 

さて、私たちはどうでしょうか。

教育現場にいる皆さん。

そろそろ大人もアップデートしませんか?

 

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小沢佳奈

流通経済大学 准教授(社会人インターン
寺と猫と深夜アニメを愛する大阪人。

 

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放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72 メゾンワイズ103号 
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「"飼いたい"はつくれる」小学生が野良猫プロデュースによるマッチングの創出に挑戦。

猫、好きですか?

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そうですか、好きですか。
わかります、可愛いですよね。

 

では、猫が年間どれくらい殺処分されているか知ってますか?

 

そうですよね、知りませんよね。
答えは約45000匹。その数なんと犬の4倍以上
環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]


可哀想ですよね。

 

そんな可哀想な猫を救うべく、今年の1月に、うちの生徒たちが立ち上がりました。

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※めちゃくちゃ座ってますが、立ち上がりました。

ネコ様お助け本部
近所に住みつくようになった野良猫、通称"ネコ様"の飼い主を、見つけるプロジェクトです。(プロジェクト期間  2018年1月〜3月31日)
メンバーは全員小学生です。

studioあおは"プロジェクト型授業"というものを採用していまして、
誰かの「〇〇したい!」という一言が、授業のスタートです。
メンバーはその都度自由。一人でやってもよし。他の生徒と協力してもよし。
外部の学生や、社会人を巻き込んでるプロジェクトもあったりします。

 
今回も
生徒「猫ちゃんかわいそう!」
僕「うん、そうだね。じゃあ、どうしようか?」
生徒「飼い主見つける!!」
僕「よっしゃ、やりましょう。」

という会話から、このプロジェクトがスタートしました。


今回、ネコ様お助け本部は、このプロジェクトを実行する上で、
彼らは「“飼いたい”はつくれるのではないか。」
という問いを立てました。

 
猫好きにその存在を知らせる、だけでなく、
「ネコ様"が"飼いたい!」と思ってもらうことが重要であると考え、
その存在自体の魅力を引き上げることを目標としました。
なので今回のテーマは「野良猫プロデュースによるマッチングの創出」。
非常に難しいテーマになりました。
※身内に買ってもらうのはNGという暗黙のルールがあります。

 

メンバーは
小4リーダー、
小6ライター、
小4デザイナー、
小3カメラマンの布陣で、コミュニケーション設計を通して、
ネコ様の飼い主を見つけていきます。

 

最初はSNSからスタート。TwitterInstagramを立ち上げました。

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一眼レフを使って、小3カメラマンが毎週毎週、写真を撮りました。

最初の写真こちら。

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最近の写真こちら。

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すごい成長じゃないですか????

自分たちで、いい写真とはどんなものか、
人気インスタグラマーの写真はどんなものか、
を調べて分析してレベルアップしていきました。
渡辺直美さんをよく参考にしてました笑)


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どんどんプロ根性も育っていきました笑
※他人の敷地内ですが、許可をいただいて、撮影しています。

 

会議は基本的に週2回の授業の中で行います。

会議も自分たちで行いますので、基本的に我々からアドバイス以上をすることはありません。
他人に迷惑をかける可能性があるときだけ指摘をし、やっちゃダメなことだけ教えます。

 

プロジェクト開始から1ヶ月程度で、
SNSだけでは今回のプロジェクト期間内に成果が出せない可能性に気づき、
近隣住民へのアピールのためのポスター作成も始まりました。

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自分たちで撮った画像を編集して、作成していきます。

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作った画像は自分たちでデザインチェック。

 

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校正して、作り直してを繰り返します。

 

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画像だけだとわかりにくい、と、説明文書も作成。
SNSに飛んだほうがええよな!」とQRコードも作ってました。



 そして、近所の商店街に、ポスター掲示のお願いに行きます。
計20枚のポスターを掲示していただきました。
(残念ながら写真撮り忘れました…。)

 

するとですね…。
プロジェクト期限ギリギリにご連絡が…!!

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※これ僕らが裏で手を回したわけではありません笑

 

メールをくれた方に話を聞くと、
「ポスター見てたらなんか可愛くなっちゃって…。」とのこと!
なんと!!完璧!!
(完璧すぎて、八百長感!笑)
 

小学生が
"飼いたい"をつくった瞬間です。
彼らはビジュアルデザインでこの問いを解きました。

 

今は猫をどうやって連れて行くかで苦戦しているのと(笑)、
今回協力してくれたお店や、飼い主希望の方へのお礼の設計をしているところです。
プロジェクト完全終了後は5月末の成果発表に向け、準備を進めます。

※飼い主候補の方が出たため、プロジェクト期間は少し延長しました。

 


自分でやりたい!と言いだして、成功したのはごくいいですね。

やりたいことさえあれば、
いろんな機器を使ったり、周りの人の協力を得ることで、
いろんなことが達成しやすい時代になってきてます。
レバレッジが効く、と言ったりします。)

学校でスマホは禁止されてるかもしれませんが、
テストは普段一人で受けなければいけないかもしれませんが、
社会に出たら、スマホなんか四六時中使うし、チームは組み放題だし、
それこそ解きたい問いだって自由に選び放題です。

子どものうちから、
モチベーションを持って、自己を拡張する経験積んどきましょう。

 

 

春からは投資のプロジェクトや、ラジオを使った授業が始まりますです。

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テツ(川村哲也)

「放課後教室studioあお」教室長。
6人兄弟4番目。猫アレルギーの子もいるので、教室では飼えなかったのです…。

 

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中学生が選ぶ、本が好きじゃない子も読むと夢中になれる本3選/つばさ書店

初めまして、studioあおの生徒です

今、studioあおで「つばさ書店」として本の紹介をしている本シェルジュをしています。

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今回は教室の中だけでなくwebにアップして小中学生に読んで貰おうと思って投稿しました。「つばさ書店」は、本があんまり好きではない小中学生に「本をもっと好きになって欲しい」という目的で始めました!今回、紹介するのは3冊の本です。

 

飼い主の愛情に心打たれるエッセイ集

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1冊目は、「犬と私の感動物語」と言う本です。この本は特に犬好きの人にオススメです!この本で登場するのは家族を失ってしまった孤独な少女のそばでいつも母親代わりになってくれた面倒見の良い犬です。亡くなった飼い主の家から離れず、ひとりぼっちで小さな命を捧げた犬たちの愛情に涙する感動のエッセイ集で、この本を読むと犬を絶対、好きになります!

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「友達」の本当の意味がわかる小説

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2冊目は、重松清さんの本「きみの友だち」と言う本です。この本の主な主人公は、足が不自由で弱虫な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんです。2人は仲の良い友だちだったのですが、ある事件で2人は付き合わなくなってしまったのです・・・。一体2人に何があったのか・・・。弱虫な少女と、誰からも好かれるように振る舞う少女・・・。それぞれの物語が散りばめられた、「友だち」の本当の意味を探す連作長編。この本を読むと、「友だち」の本当の意味が分かります!今までの日常生活が、この本を読む事で、一変すると思います。

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切なくなる犯罪ミステリー

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 3冊目は、貫志祐介さんの「青の炎」と言う本です。この本の主人公は湘南の高校に通う高校生、櫛森秀一17歳。秀一はいつもの平和な日常生活を送っていたのですが、ある時、ある男によって、平和な日常生活が潰されます。その男は、秀一の母親、友子が離婚していた夫でした・・・。そして櫛森秀一は色々な精神的ストレスを抱えた事によってある行動に出ます・・・。そのある行動とは・・・。そして櫛森秀一の運命は・・・。そのクライマックスに、衝撃を受けます。この本は読んだ後、切なくなり、何回も読みたくなるミステリー小説です。特に3冊の中でオススメの本「青の炎」は、家族の為に、相手が大人であっても立ち向かう秀一に心を打たれます。

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どれも良い本なので是非、読んでみてください!