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企む職員室。

企みつつ、教育しています。

公園が潰されて老人ホームが建ったんだけど、どうなんよそれは。

こんにちは。教室長の川村です。

 

今年、我々「stud-io」が運営する教室「studioあお」近くにある、
「立本寺公園」という公園が無くなり、そこに老人ホームが建つことになりました。

 

 

 

子どもが遊ぶ場所が一つなくなりました。

詳しい経緯は下記のサイトで今日初めて知ったし、実際老人ホームが建っているかも知らないし(通勤路外)、立本寺に対して地域民として激しい憤りを感じて…いるわけでもない。

つまり、この個別具体的な件に関して、ものすごい当事者意識を持っているわけではないんですが、1人の若手イケメン社会人かつ、教育に携わっている者として強く思うところがあります。

koen-nakunaru.mokuren.ne.jp

 

 

子どもが遊ぶ場所がなくなって、老人のための施設ができるってどうなんよ。
いや、ご年配の方はご年配の方で幸せに生きる権利がありますし、高齢化社会の今ビジネスチャンスがそこにあるのもわかります。それに僕だってちゃんと、電車でおばあさん見かけたら席譲…、ろうとして「そんなババアじゃないわい!しばき回したろかワレィ!」とか言われて座り直すくらいの人間性は持ってますけど、

ちょっとこの決定には「いやいや、いいのそれで!?」みたいな気持ちがそこはかとなくあります。

 

 

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出典:Twitter「立本寺仁和公園を愛する会」@ryuhonji_kouen
※住民による抗議運動も行われていました。 

 

 

子どもらの落ち込みようはそら激しいですよ。

「立本寺公園、好きだったのに…。」ですってよ。

 

 

 

 

子どもが自由に遊べる場所が一つ失われました。
その事実をどう捉えるか。これ大事なポイントです。

 

 

 

 

子どもは行くところがない。

 

中学生が友達同士で出かけるとき、どこ行くか知ってます?
友達の家か、マックですよ。

いや、マックそんなおもんないでしょ絶対。
ビックマックあるだけ。ポテトがカリカリで美味しいだけ。
 

あとは携帯で遊んでますね。LINEしながら、モンストやって、ミクチャに動画アップしてますよ。

 

 

 

 

この選択肢の少なさ。そして面白くなさ。
控えめに言って事件です。

 

 

スポッチャとか映画館があるやんって思うでしょ?でもね、あれお金かかるんですよね。
中学生のお小遣いなんてだいたい2000円とかでしょ?
だから実は子どもはそんなに行けない。

 

 

 


つまり、何が言いたいかというとですね、
中学生って割と自立しだす年頃なんですけど、
実は自分たちだけで行ける「面白い場所」が全然ないんすよ。

 

言い換えると、
子どもたちの自由が効く"健全な溜まり場"がない。

これは由々しき事態ですよ、奥さん。
自立を妨げるし、社会性も多様性も育ちにくくなる。

 

 

昔の時代にそれに当たるものがあったかは知りませんが、
現在僕が教育に携わっている上で感じている問題意識の一つです。

それが我々が教室をやっている上京区だけなのか。
京都全体なのか、日本全体か、ひいては世界レベルの話なのか。
そこらへんはまだわかりませんが、とりあえず最低でも上京区レベルでは問題だと思っています。

 

いや、やばいですよ。これは。
その上で公園ぶっ潰されて、老人ホーム建てられてますからね。
可哀想すぎる。
今回のこの事例は一つの公園がなくなったという意味だけでなく、
「子どもが自由に遊べる場の教育的価値、社会的価値」を理解していない大人がいる、もしくは理解はしていながら無視する大人がいる。という事実です。これはどっちだとしてもやばいです。
たとえ高齢化社会だとしても、子どもに目を向けられなきゃダメでしょう。未来に投資していくべきでしょう。
社会的価値はどっちが高いよ?その老人ホーム、そこの場所じゃなきゃダメですか?っつー話です。

 

 

 

 

"健全で知的な溜まり場"をドンドン作っていく。

 

「自立」を意識しだし、社会的な価値観の基礎を形成する年頃だからこそ、
親のいない「健全な溜まり場」での刺激が必要だと僕は思っています。

 

 

この問題に対する解決策は

①子どもが自分でお金を稼げる仕組みをつくる

②子どもがお金を使わずに楽しめる場所をつくる

のどちらかかなと思っています。

 

 

studioあお」では①へのアプローチとして、ビジネス科の授業で実際にお金を稼いだり、課外授業として実際にお金がもらえるアルバイト体験などをしています。
そのお金でみんなで遊びに行きます。
この前は焼肉に行きましたし、その前は映画。

②へのアプローチはうちの教室がそれそのもので、
そもそもうちの教室自体が"健全で知的な溜まり場"をコンセプトにしており、「遊び」と「学び」の境目が非常に曖昧な場所なんです。

遊びを入れながら、学ぶ

学びを入れながら、遊ぶ

学校帰りに愚痴って帰るだけの子もいます。漫画だけ読んで帰る子も。
かと思えば、テスト期間は楽しそうに勉強して成績が上がったり。

生徒にとって、「studioあお」はお金を使わずに遊びに来れる「面白い場所」であり、「溜まり場」なんです。手前味噌ですんませんが。
(※もちろん親御さんからお月謝はしっかりもらっています!ご飯食べられないからネ!)

 

イメージでいうと、近所のお兄さんの部屋。とか、先輩たちとの秘密基地みたいな感じです。なんだか居心地が良さそうで、しかもワクワクするでしょう?

親、先生とのタテの関係、友達とのヨコの関係とはまた別の、
一歩二歩先をゆく先輩のような「ナナメの関係」をスタッフ一同で目指しています。(「ナナメの関係」による場づくり | 認定NPO法人カタリバ

 

なので、未だに「先生」って呼ばれるのくすぐったいんですよね、実は。 

 

本当はもっとどんどん「面白い場所」を作りたい。
自由に使える体育館も作りたいし、クリエイティブに特化したアトリエも作りたい。
化学とか、ロボットの研究室みたいなのもいいですよね。
子どもに多様な「面白い場所」を提供したい。

 

 

子どもらは「遊び」に出たいんですよ。
そしてその中で多様な刺激を受けるのは、子どもにとってすごくいいはず。
"詰め込み第一のお勉強塾"でじーっと黒板見ているよりもずっといい。

でも「面白い場所」がない。だからそういう場所作りをしていくことはとっても大事だと思っています。

 

 

 

と、言うことでね、
そんなに足りてない子どもの「面白い場所」を奪ってまで、そこに老人ホーム建てる必然性があったのか。っつーことがね。すごく疑問なわけですよ。

 

 

 

漫画BLEACHにおける「フルプリング編」って必要だったのかな。みたいなね。
KAT-TUNに「上田くん」って必要だったのかな。みたいなね。

そんな気分です。

 

 

-完

 

 

 

ちょっとバババッと書いてしまいました。乱文失礼。
一生懸命読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

▼こちらもよかったらどうぞ。長いですが。

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com

 

 

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テツ(川村哲也)

「企む教室。stud-io」代表、「放課後教室studioあお」教室長。
6人兄弟4番目。好きなインスタントラーメンは「辛ラーメン」。溶き卵を最後に入れるのがオススメ。

 

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放課後教室「studioあお」
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