企む職員室。

企みつつ、教育しています。

"オシャレ"ってなんだ。〜現役女子東大生がつくったジャケ買いホテル「HOTEL SHE, OSAKA」にお邪魔しました。〜

オシャレ(お洒落)とは何か…。

 

この問いは恐らく「お洒落」という言葉が出来上がる前から、
人類が向き合って来た問いなのではないでしょうか。

オサレ、シャレオツ、オシャンティ、オサン、バイブスぶち上げ、etc...
現代においてはその言葉自体が進化を遂げだしており、
そこからいかに人類がこの概念に興味津々かが伺い取れます。

 

 

 

でもね、ほんと考えれば考えるほど思うのがね、

 

まじでオシャレって何なの?

 

なんなの?オシャレって。言葉が一人歩いてない?
一人歩いて旅に出てますよね?世界一周してますよね?
その経験を通して成長して帰って来て、講演会してますよね?
サクラダファミリアとか、ウユニ塩湖で良さげな写真撮ってアイコンにしてますよね?

 

 

そう、私もまさにオシャレに興味津々な人間の一人。
いや、私の場合は「オシャレなもの好き」というポジティブな動機ではなく、
周りから暗に「ダサい」と言われることが多く、
「オシャレを学ばねば」というネガティブな動機からの興味なのですが。

 

やっぱりダサいよりは、オシャレな方がいいですよね。
ということで、勉強して来ました。

 

 



 オシャレ勉強しに、"ジャケ買いホテル"と話題の「HOTEL SHE, OSAKA」に来ました。

 

今話題の"ジャケ買いホテル"、
HOTEL SHE, OSAKA」さんにお邪魔し、オシャレを勉強して来ました。

www.hotelsheosaka.com

 

 

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こちらがそのHOTEL SHE, OSAKA」。見てください。
弁天町の中で一際異彩を放ちながらも、いやらしくないデザイン。
このジーンズのような色合いのせいでしょうか。どことなく馴染みある感覚を覚えます。
"ジャケ買い"の名に恥じず、入り口からグッと心つかまれるものがあります。

内装もとっても雰囲気良しでありながら、主張がきちんとある感じ。

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▲写真が撮りたくなるオブジェ。実はここ、屋根付き屋外なんです。

 

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▲エントランス。夜はここでお酒飲みながら他のお客さんと話したりしました。

 

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▲シェアスペース。奥の扉の向こうにはシェアキッチンもあり、自由に料理ができます。

 

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▲すげえ上手いのに、所々ささっと描いてる感じがまたニクい黒板。

 

 

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▲マネージャーの大籠さん。めちゃ爽やかです。「爽」という漢字はこの人の肖像画を崩して行くうちに出来上がった象形文字がベースなんじゃないかと思わせるほどでした。



ホテルってどこも同じような感じで、単純に装飾の豪華さ、広さぐらいしか違いがない。と、思っていました。

ところがどっこい、
HOTEL SHE, OSAKA」はわかりやすく"見た目"が違いますよね。写真撮るのが楽しいんですよね。
飛び込むビジュアルが、漂う雰囲気が、サービスの一つとして機能しているのです。
まさに、"ジャケ買い"したくなるホテル。


そして、こちらのホテル、実は女子大生が作ったんです。
ホテル王を目指す現役女子東大生龍崎翔子 (@shokoryuzaki) さん。

この方21歳ですが、すでに4つもホテル経営されている、
知性とバイタリティー を併せ持つ御仁です。

todai-umeet.com

 

もうここまででわかっていただけたかと思いますが、非常にオシャレです。オシャレの具現化です。
「オシャレ」という概念をホテル化しました。オシャレの権化です。
来年から「オシャレ」で辞書を引くと、
HOTEL SHE, OSAKAのようなこと、またはもの」
と出てくるという噂です。

 

 

 

そもそもコンセプトがイケてんだよね、これ。

僕が最もすごいなと思ったのは、
コンセプトのデザインですね。コンセプトビジュアルが超かっこいい。
Webサイトスクリーンショットを貼らせてもらいます。

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いや、これね。もう聞くけどね。
どうやって考えてんの??

 

そもそも「コンセプトビジュアル」という概念自体にもいつも思うんだけど、本当どうやって作ってんの?

前職で一回作ったけど、もうデザイナーさんにほぼ丸投げだったからね、僕。
こんなのどうやって作るのか、何食べればこれ出てくるのか教えて欲しい。

 

ほんでこういうのって、コンセプトビジュアルいいけど、行って見たらちょっと違った、とか結構あるじゃないですか。

僕もその可能性はちゃんと覚悟して行ったんですよ。
それがね、ホテル行くとね。

 

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しっくりくるんだわ。
なんなんだろうね。なんでなんだろうね。

she loves you感あるんだわ。boy meets she感があるんだわ。

 

もうね、すごいなー。と単純に思った。
そもそもつくった子、女子大生ですからね。天晴れ。

 

 

 

 

 

オシャレが再現ができるか、試してみた。

いやね、僕だってやったことないだけで、
やってやろうと思えばできるんですよ。きっと。

だからね、まずはパクって同じようなコンセプトビジュアル作ってやろうと思って。
ものごとなんでも守・破・離だからね。まずはパクリからよ。

 

 

とまあ「よし、やってやろう!」と息巻いてたんですが、
人前でやるの恥ずかしいよなってなって、部屋に戻って撮りました。

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▲お部屋の壁には宇宙飛行士の絵が。全てのお部屋に違うデザインがあるようです。

 

 

 

 

 

ほんでね、撮って見たのがこれ。

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なんかね、おじさんが花持ってアヒル座りしてるだけのキモイ画像が出来上がったんですよ。

…あれ?おかしいな。確かに同じ構図なのに。と思って、何が原因か考えて見たんですよ。

そしたら画像加工をしてなかったことに気づいたんですね。

 

 


「あ、そっか!いっけね☆」と思って、加工して見たんですね。




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そしたら、なんか

ソッチの人かな…?みたいな画像になっちゃって…。

すごい盲目的に僕のこと好きな彼女ができたとしても、なかなか送れないレベルの写真ができちゃったんですよ。

 

 

やっぱり何かがおかしいなと思って、他の画像でも試して見たら…、 

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カラオケの本人映像じゃない時のやつみたいになっちゃったんですね。

 

 

おかしいですよね?いや、おかしいですね。 

なんでかなってよく考えたんですよ。
そこで気づきました。

さすがプロカメラマン、いいカメラ使ってる。ってね。

おそらくね、カメラの性能です。我々も一眼レフで挑みましたが、
やっぱり金かけてるカメラは違いますから。
カメラ以外にほぼ違いはないはずなので、そこでだいぶ差をつけられたな、と。

 

でもそんなことに文句言っていてもしょうがないので、前向きな我々はああでもない、こうでもない、と写真を撮り続けたんですよ。

 

 

そしたら、不思議なもので、
写真って撮られ続けているとドンドン楽しくなってくるんですね。

ここら辺から全部屋完備のレコードもかけ出して、テンションが上がり、完全に悪ノリして来ます。

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▲針を乗せるのが楽しくて何度も試してしまいました。この時も花は手放しません。

 

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▲各部屋に手書きのコメント付きのレコードが置かれています。

 


その後、悪ノリがすぎてドンドン写真を撮りました。

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お風呂です。アメニティーも充実しており、シャンプーリンスも資生堂さんのちゃんとしたやつでした。

 

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湯船です。僕の足が「前世はダックスフンドなんじゃないか」と疑われるほど短いのもあって、狭く見えるかもしれませんが、そんなことはありません。一人で入るのには十分な広さでした。

 

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鏡も大きく、曇り防止加工がされていました。

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とてもありがたかったです。

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おかげで鼻呼吸の質が上がりました。

 

 

 

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ドンドン楽しくなって、オープンスペースにまで出てしまいました。

 

 

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もはや羞恥心など存在しません。

恥ずかしがるインターン生に
「恥ずかしいと思う奴が恥ずかしいんだ!」などと、意味不明の主張を通し、無理やり付き合わせました。

 

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同じ角度の写真を、何枚も何枚も撮らせました。

恥ずかしがるインターン生に、
「半端なものを撮るぐらいなら、最初から撮らない方がマシだ!お前はなんのためにここにきたんだ!」と謎の精神論を叩きつけました。

そもそも写真を撮りにきたわけではありません。
 

 

こうして後から見返すと、非常に恥ずかしい写真が多くて、早くブラックホールに吸い込まれたくなるんですが、
撮っている時は非常に楽しいんですよね。ああ、楽しかった。
でも、もうやらないでおこう。とも思いました。

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戒めに一番恥ずかしい写真を加工して額縁に入れました。
自分で見ても腹が立つ表情をしています。
(注:私は教育者です。普段はもう少ししっかりしています。)  

 

 

撮影中に龍崎さんご本人がいらしたので、一緒に写真を。
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今見ると、龍崎さんが無理に笑っているようにも見えますが、大丈夫でしょうか。

 

 

こちらの龍崎さん、京都東九条にはHOTEL SHE, KYOTOという姉妹店を経営されており、
先日そちらにうちの会社のメンバーで遊びに行きました。 

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プロジェクションマッピングにはしゃぐ我々。

 

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▲スーツ寿司職人山崎(お肌メタリックVer.)が寿司を握りました。私は食べました。

 

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ヤマザキ寿司。美味です。

 

www.hotelshekyoto.com

皆様、京都にお越しの際は是非ともご利用くださいませ。

 

 

若い人が頑張っています。応援しましょう。

話は少し変わりますが、
私川村、この龍崎翔子 (@shokoryuzaki) さんを非常に応援してます。
それは彼女がいい人だから。というのはもちろんですが、
彼女が自分より年下で、めちゃくちゃ頑張っている人だからです。

誰かを応援するときに、これ以上の理由があるでしょうか。

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私も先輩たちに助けていただいて来たので(もちろん現在進行形で助けていただいている)、
下の子には同じように、何か自分にできることをしてあげようと、
日々そんな風に思っちょります。

例えば、もし彼女が日本で大成功して、すんごい若くして世界でも成功とかしたら、
それって日本人としてすごく誇らしくないですか?

なんかそんな感じにすごいことが起きたらいいなあと、
この記事を書きながらも楽しみに思ってるわけです。

みんな浅田真央ちゃん応援してたでしょ?
藤井四段に期待してるでしょ?それよ、それ。

 

我々がやってる教育的にも、こういうモデルって非常に貴重なんです。
たくさんたくさんこういう人が生まれて、いろんなパターンを下の世代に見せてあげてほしい。そしたら、子供たちが夢持って育つじゃないですか。
だからみんなで応援しましょ。

 

 

 

…で、結局オシャレってなんなの。

 

いやもうね、結果的にだけどね、
オシャレが何かはよくわからん。


というところに落ち着いた。
結構頑張ったけどね。わからんかったよ。うん。

だからね、ググりました。


オシャレ(お洒落)

服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること。洗練されていること。また、そのさまや、その人。- goo辞書

 

 

いや、そうかな?
オシャレってもっと、抽象的で、受け手側に寄った概念じゃないですかね。

HOTEL SHE, OSAKA」には普段なかなか感じられない心地よさがあり、それをそこにいる人たちと共有する楽しさがありました。それは普通のホテルとはもちろん違い、「HOTEL SHE, KYOTO」とも違う心地よさで、高い独自性がありました。そして、その上で確実に我々に刺さっていた。それでいて、それをゲストに感じてもらうための、緻密な設計を感じました。確かに洗練されていた。

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が、どちらかというと"オシャレ"って、その洗練された様のことよりも、それによって生まれる各文化圏で共有されたの心地よさのようなもの、のことなんじゃないかって思いました。(写真は旧友とその友人たちとの写真です)いや、それらを全て"オシャレ"でまとめてしまうのはいささか乱暴かもしれません。コピーライターの谷山 雅計さんは「広告コピーってこう書くんだ!読本」で、"ブランド"の概念について、
ブランドとは「心地よい記憶」のことだと言っていました。なので、先ほど僕が言った心地よさは、「龍崎さんブランド」と表すべきなのかもしれません。いや、でももしかすると………



……つまり、よくわからん。ということです。
自分でももはや、何言ってるかわかんない。
とりあえず文化圏とか共有って言ったり、本の引用すればポイかなって思ったけど、やっぱ意味わかんない。
あとは「イデオロギー」とか「パラダイムシフト」とか入れられれば完璧
だったんですけど、ちょっと使い方がわからなすぎて、断念しました。

でも「HOTEL SHE, OSAKA」すごく良かったです。それだけは間違いない。



まとめるとですね、
結局、僕はオシャレとは何かよくわからないですし、
僕がオシャレなもの作るのは難しそうですが、
HOTEL SHE, OSAKA」すごく良かったし、
龍崎翔子 (@shokoryuzaki) さん、彼女には頑張ってもらいたいなあと、エモく思うわけです。

 

私がオシャレになるのは一旦諦めます。
というかまず
オシャレオシャレって連発するやつ、絶対オシャレになれねえ。
と帰り道で気づきました。この記事だけで、20回以上言ってしまいました。
以上、川村でした。

 

龍崎さん、そして悠生、ご招待いただきありがとうございました。

 

 

 

 

P.S. 夜のパーティー後で、元LIGのそめひこさんに会いました。大感激。実は大学の先輩にあたります。好きです。いつか部屋を砂まみれにさせてください。

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liginc.co.jp


 

 

さらにP.S.
今回一緒に来てくれたのは、うちのインターン生の翼くん(通称:ウイング)です。

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サークルの合宿で日焼けしすぎた肌と、後ろの夏っぽい木のせいで、タイ人あたりに見えますが、
彼はクルメー人という、福岡の少数民族です。お間違えのないようにお願いいたします。