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【スタッフ特集】大人気コンテンツ「政治の授業」制作者とは?

スタッフ特集第2弾~!!

どうもこんにちは、生徒と並んでいると小学生に間違われる、学生スタッフのまみーです!

f:id:stud-io:20200216140108j:image(右です)

COLEYOで働くスタッフを紹介するこの企画、第1弾は見ていただけたでしょうか?(第1弾はこちら☟)

stud-io.hatenablog.com


今回紹介するのは、教室で行う集団授業の制作に奮闘するスタッフについてです。

「おもろい、やりたい、みんなでやる」授業を開発したい

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studioあお・スタジオアルでは、定期的に「21世紀型リベラルアーツ授業~コモン~」を行っています。と言われても、なんじゃそりゃ!ですよね。笑
簡単に言うと、これは「教養を学ぶ集団授業」のことです。
社会に出ていく上で必要な能力や社会の成り立ちを、モチベーションを刺激しながら行う実用性・エンタメ性に特化した体験型授業のことを、私たちはコモンと呼んで実践しています。
そんなコモンの授業づくりに、家ちゃんは日々どんな思いで取り組んでいるのか聞いてみたいと思います!

諦めはご法度。スピードを活かして挑戦し続ける

まみー:今日はよろしくお願いします!家ちゃんはどんな授業を作っているんですか?

 

家ちゃん:僕が制作しているのは、コモンの中の「政治の授業」です。月に1回、studioあおとスタジオアルで授業をしています。

 

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:政治の授業!内容も気になりますが、そもそも授業制作ってどうやってやるんですか?

 

:まずは、「政治」というくくりの中からテーマを決めます。例えば「民主主義について」とかね。そのテーマの中から伝えたい事を1つ決めて、遊びながら学べるゲームをつくる。最後に、伝えたいことが伝わるか社内で確認して、当日使う資料(パワーポイント等)を作成するという流れですね。

 

:なるほど、授業にはゲーム作りが入ってくるんですね!ちなみに、授業をつくることになったきっかけは何だったんですか?

 

:「政治の授業やってみたら?」っていうのっしーさん(取締役)からの提案ですね。最初はおもろそうだしやってみよ~って思って、言ってみた感じです。

f:id:stud-io:20200225180255j:plain(取締役・のっしーさん。ドヤ顔です。仕事ができる人です。)

 

:そんな軽い感じで!

 

:いい意味で、だいぶ軽く返事しましたね~笑 で、やりますって返事してからすぐに一個作ってみたんですよ!けど、実はめっちゃおもんないのができて。笑 とりあえず代表には見せてみたんですけど。


:スピード感すごいですね!ちなみに反応は…?

:「もうちょいおもろいの…」って言われました笑

f:id:stud-io:20200225142807j:plain家ちゃんと代表。普段はこんなに仲良しですが、仕事ではちゃんと部下と上司の関係です。)

:あらら。笑

:ま、最初なんで、そうだよなあってなりました笑 ただ、とりあえず授業制作にチャレンジしてみたおかげで、その難しさ以上に面白さを感じることができたんです。だから、諦めずに納得のいく授業を追求しました。自分が作った授業を生徒に「おもろかった!」と言ってもらえた時はめちゃくちゃ嬉しいですね~。


:失敗なんて当たり前、まずやってみることで多くの学びを得たんですね!

 

僕にしかできない、おもろい授業づくりを


:ちなみに、代表の評価を受ける前と後では何が変わったんですか?

 

:リアルな政治を体感してほしいという想いは変わらず持ちつつ、「僕にしかできない授業」を作ることを意識するようになりました。最初に作った授業は、政治の知識をインプット→教室内でみんなが気持ちよく過ごせるための法律をつくる!というものだったんですが… 知識をインプットして、その知識をもとにアイデアを出して、実際にやってみるってこの世の中にありふれた授業形態じゃないですか。それ、俺がやる意味ないやん!って思ったんですよね。


:なるほど!独自性を追求したんですね。

:そう。それで、生徒が大好きなボードゲームを参考に、ゲーム形式で授業を作ることにしたんです!ゲームの中で、インプットからアウトプットまでできるように考えたんですよ。

 

:面白そう~!私も生徒に混じって参加したいです!

授業への固定観念を破壊せよ

:とは言っても、その授業を一から考えるのはなかなかに骨が折れそうですね。 

 

:そうそう。ただ、以前からいわゆる「授業」には課題を感じていて、どうにかできないかな~という想いはあったんですよね。

 

:課題、ですか?

 

:「おもんない、やらされる、1人でやる」ってことですね。これは僕が小中高と学校で授業を受けていた時にいつも感じていたことでした。子どもの時期って感情に正直だから、面白いからやりたいっていう気持ちが最優先だと思うんです。最初に「楽しくない」「おもんない」って思っちゃうと、その後ずーーっとその分野が嫌いになって、ただただ授業を苦痛だと感じるだけになってしまう。だからこそ、授業のつかみは「おもろい」ことが大切だと思っています。そこから、誰かにやらされるのではなく、おもろいから自分で学ぶってところに繋がっていってほしいと思っています。


:たしかに、小中学生の頃は”おもろいこと”に一直線だったなあ。授業を受けて、「面白い!もっと色々知りたい!」と自発的な学びを促すことが大事なんですね。

 

僕が目指すのは「教育がなくなること」

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:おもろい授業づくりを追求しているということですが、授業制作をするうえで家ちゃんなりのゴールってありますか?

:子どもたちが自分から学ぶようになれば教育は必要ないと思っているので、教育がなくなることがゴールです。


:教育がなくなること…それだけ聞くと不思議な感じがします。

:さっきも言った通りなんですけど、子どもたちが何か新しいことを知るときには、一番最初に「面白い」と思ってもらうことが大事なんです。自分から学ぶための、最初の一歩をつくりたいんですよね。だから、表面的な知識は教えない。物事の本質だけ教えるってのが僕のこだわりです。本質を理解していれば、そのあとは応用していろんな場面で実践できると思うので!


:なるほど!ちなみに、政治を学んで一番活かしてほしい場所・場面ってありますか?

:学校生活や家などの身近な場所ですね。というのも、普段過ごしている場所って居心地がいいので、その環境自体に疑問を持つことってあんまりないなあと思っているからなんです。でも、身近なところにも「おかしくない?もっとこうしたほうがみんな過ごしやすくない?」って問いや仮説を立てる場面はいくらでもあると思います。政治の授業で学んだことを活かして今ある環境に疑問を持ち、周りの人の笑顔を増やすために何か変えようと行動してくれることが理想ですね。

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:問いを持ち、解決策を出すだけではなく、実践まで移すことが大事ですね!

:そうです!自分が今ある環境を変えた!っていう成功体験を繰り返すことによって、「もっと色々な人に影響を与えたいな~」と、段階的に変えていきたい範囲を広げていってくれたら更に良いですね。生徒会に入って、学校の理不尽なことを変えるために自分が行動するぞって本気で思ってくれる生徒がいたら、泣いて喜びます。


:生徒たちが政治の本質を理解し、自分自身で周りの環境を変えようと行動してくれることを目標として日々授業づくりに取り組んでいるんですね!家ちゃん、今日はありがとうございました!

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