企む職員室。[studioあおブログ]

企みつつ、育てています。

「宇宙って近い…!」と小学生2人は言いました。-THE宇宙少年ズの横顔

「宇宙って近い…!」
オレンジ色の巨大なバルーンを眺めながら、小学生2人が言った一言が忘れられません。

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「地球人のメッセージを100個集めて、成層圏から宇宙人に配信する」という奇想天外なプロジェクトに取り組む小5,6がいます。

 

「たくさんの宇宙少年たちと繋がりたい!」と彼らがはじめたそのプロジェクトが昨日、新たなステージに入りました。
2021年3月の実施に向けて220万円のクラウドファンディングを開始。

資金集め完了ののち、徳島大学佐原先生株式会社GOCCO.萩原さんなど専門家の協力を得ながら、2021年3月100組の宇宙少年ズたちと、成層圏で宇宙人との交信を目指します。

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宇宙は、近かった。

2020年6月27日深夜2時。僕は小学生2人を車に乗せて、高知県で行われるとあるプロジェクトの見学のため、車で京都を出発しました。

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見学に行ったのは「スペースバルーン」という巨大な気球を使って、宇宙と地球の狭間「成層圏」で科学実験を行うプロジェクトです。
この日を境に、彼らは「自分たちも宇宙に挑戦したい!」と訴えてくるようになりました。

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「宇宙人にみんなでメッセージを配信する」という一見意味不明なプロジェクトですが、そこには彼らの「全国の宇宙少年たちで繋がりたい」という想いがあります。
そこに共感してくれたたくさんのオトナたちが、今彼らを支えてくれています。

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宇宙人に向けて、成層圏からみんなの声を配信したい!

「宇宙人」っていると思いますか?彼らが言うには「絶対いる」だそうです。
確かに、UFOや宇宙人、UMAの目撃情報は都市伝説として扱われることの多い話題ですが、
現代の科学で解き明かせていない生物が、ただっ広い宇宙のどこかにいて、僕らに気づかれないように地球の近くまで来ていても、なんらおかしい話ではありません。

彼らはそんな宇宙人に向けて、スペースバルーンという巨大な気球を使って、成層圏から動画配信をしようと企てています。
iPadとスピーカーを打ち上げて、爆音で宇宙人へ動画を配信します。人類初の宇宙系YouTuberの誕生です。

▼プロジェクト詳細はこちらから▼
小学生が宇宙に挑戦!スペースバルーンで宇宙人にみんなの声を配信したい!@成層圏

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自分たちのように宇宙が大好きな少年たちと
・将来、宇宙人と暮らすってどんな感じだろう?
・宇宙人に伝えるならどんなことだろう?
と、未来の宇宙とともにある暮らしに想いを馳せる機会をつくって、彼ら彼女らと夢を共有することを目的としています。
「みんなで宇宙のこと考えたらおもろいはず!だって宇宙ってみんな好きやん!」だ、そうです。笑

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老若男女健障おりまぜた、「宇宙少年」100組を集めたい。

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★目玉リターン★ 75枠限定:1枠を複数人で利用することも可能です。

彼らのプロジェクトの最大の魅力は、「たくさんの宇宙少年たちとつながりたい!」という彼らの想いです。
「少年」という言葉には性別は関係ありません。
少年法」みたいな意味での「少年」で、女性も大歓迎です!
しかも年齢の意図も含まれません。心が少年であれば年齢も問題ないです。
このプロジェクトを通して、日本中の「宇宙少年たち」が繋がっていくんです。なんか最高じゃないですか?

動画を撮るだけで参加ができるので、たとえ入院していたとしても参加可能。これ最高ですよね?

①たくさんの宇宙少年たちが参加する!
②全国各地の宇宙少年たちが参加する!
③老若男女健障かかわらず宇宙に挑戦する!

自分の好きなことでたくさんの「少年たち」が繋がって、仲間ができていくのを見るのって、面白そう。

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しかもテーマは「宇宙人」。
彼らがどんな姿なのか。どんな生活をしているのか。地球をどう見ているのか。
誰もわからないから、誰も否定ができない。
底抜けに自由で、刺激的で、夢のあるプロジェクトなんです。やっぱり最高だ。

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「宇宙人ってどんなやつワークショップ」で出てきたアイデアたち。やっぱりタコ型とエイリアン風なやつ出てきました。

なんと費用が220万円…!クラファン文章に大苦戦…。

「え!?220万…!?そんな高いん…?」
彼らの反応に「そりゃあかかるよ〜だって宇宙だよ〜?」とか言いながら、内心「これはちょっとやばいかもなあ…。」と焦っていました…。

彼らと会議を重ねて一念発起。「小学生のうちに打ち上げをしたい」という彼らの強い意思のもと、とにかく実施に向かうことを決めました。
実は最初は11月に打ち上げを予定していたのですが、初めてのことだらけで全然思ったように進まず、3月に延期。いっくんは来年中学生なので、小学生のうちに打ち上げるのにはこの2021年3月がラストチャンスです。

特に苦戦したのがクラファンページの作成。3ヶ月間かけて、様々な実験や準備と並行しながら、文章作成に取り組みました。
書いては見てもらって直して、書いては見てもらって消して。
修正で消された文章も含めると、彼らが書いたのは累計1万5000字以上。「人生で一番の超大作だ…」とのことです。

▼超大作です…。見てください▼
小学生が宇宙に挑戦!スペースバルーンで宇宙人にみんなの声を配信したい!@成層圏

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授業だけで間に合わず、休日早朝にオンラインで集まることもしばしば…。(全員パジャマ)


子どもたちの「やってみたい!」に反応したい。

彼らはうちのプロジェクト型学習専門の教室「studioあお(京都)」の生徒で、このTHE宇宙少年ズプロジェクトは、いっくんが教室で見ていた一本のYouTube動画がきっかけで始動しました。
人気YouTuber水溜りボンドさんがスペースバルーンに挑戦する動画を見て、いっくんが「こんなんできんねや…」と発した一言から、「これ、おれらにもできひんかな?」「どうやってやるんや?」「詳しい人に連絡してみよ」と、あれよあれよという間にプロジェクトが動き出しました。

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水溜りボンドの動画を見るいっくん。嬉しそうです。


その様子に興味を示したあっくんが「おれもやりたい!」と参加表明。THE宇宙少年ズ誕生の瞬間です。

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いっくん「おれが会員ナンバー1号な!あっくんは2号やで!」
あっくん「別にどっちでもいいで」

studioあおでは、「世の中は干渉可能である」と、子どもたちに体感してもらうことを重要視しています。

THE宇宙少年ズにはこのプロジェクトを通して、たくさんの人と繋がり、たくさんの夢を描いて、全力を尽くして、「世の中って思ってたより色々できるんやな。結構おもろいな。」と、感じてくれることが、教育者としての僕の願いです。

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彼らが6月27日にスペースバルーンの打ち上げを見学させてもらった時に言った、「宇宙は近い…!」という言葉が忘れられません。
本当に強く願ったことは、その分どんどん自分に近づいてくることを、彼らに伝えたいと思っています。


小学生2人だけのために220万円は高すぎないのか。

こんなことを書いていると、
小学生2人のためだけに220万円もかけるなんて、ちょっとやりすぎだ。なんて声も出てきそうです。そう言われると、確かにそうかもしれません。
その価値については、彼らと時間をかけて話し合いをしてきました。
本当にこのプロジェクトに220万円の価値があるのか。自分たちがそれを受け取るだけの価値があるのか。彼らがその価値に対して真摯に向き合えるのか。それを時間をかけて考えるために、クラウドファンディングの文章作成にも3ヶ月以上をかけました。

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たくさんの方にチェックいただき、たくさんのアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。

そして、これは決して彼ら2人のためだけのプロジェクトではありません。
参加するたくさんの宇宙少年たちのプロジェクトでもあり、そして彼らの挑戦する姿を見て「小学生でもそんなことができるんだ。自分も挑戦してみよう。」と勇気づけられていく人たちのためのプロジェクトだと思っています。
彼らの文章にもあるように、彼らの挑戦が誰かの勇気になっていくと信じています。
そんなプロジェクトなら、220万円も高すぎるとは思いません。

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THE宇宙少年ズの応援を、よろしくお願いいたします。

彼らの挑戦を応援してくれる方、そして身の回りに宇宙大好き少年がいる方は、ぜひクラウドファンディングページからこちらのプロジェクトをご覧ください。

▼応援・参加こちらから▼

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そして、共感してくださった方は「#宇宙の皆さんこんにちは」もしくは「#宇宙は近い」のハッシュタグをつけて、ぜひ拡散のご協力いただけると嬉しいです。宇宙人の皆さんへのメッセージもぜひ添えてください。

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2020年夏に走り出した彼らですが、今でやっと道のりの1/3くらいかな…?
今後も彼らの伴走者として、THE宇宙少年ズの横顔を追っていきたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。

《追記》
宇宙って本当に近いんですよね。
地上から宇宙まで100㎞。僕の地元、北海道浦河町から札幌まで170㎞。
うーん近い。あの時こんなプロジェクトがあれば、札幌に遊びにいくのに使っていたバス代を、ここに使ったのにな…。

studioあお 教室長
川村哲也

THE宇宙少年ズ YouTube

小5,6コンビ 宇宙系YouTuber誕生!/THE宇宙少年ズ

youtu.be


宇宙人に向けて動画配信する方法を解説!:小学生がスペースバルーンに挑戦!

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THE宇宙少年ズが初めて開封動画に挑戦!:クラファンリターンの紹介

youtu.be



この記事を書いた人

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川村哲也 Kawamura Tetsuya
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお 教室長/COLEYO Inc.代表取締役
〒 602-8371 京都市上京区一条通り西町24-4
Mail:info@coleyo.co.jp
Tel:075-285-1569

 

過去出演メディア

NHKテレビ東京ワールドビジネスサテライト」/テレビ朝日スーパーJチャンネル」/関西テレビ「よ〜いドン!」/KBS「京都インディーズジョーンズ」/テレビ大阪「金曜報道スペシャル」/産経新聞京都新聞/日経TRENDY/月刊 私塾界…etc.

entrenet.jp

camp-fire.jp

廃スペPC初号機完成!!【廃材からハイスペPC】

廃スペPC初号機完成!!

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以下のブログへのご協力ありがとうございました!

http://stud-io.hatenablog.com/draft/WVqswOIWMsS8tYBLzay6Dg3N8o4

並びに一号目の廃材からハイスペPCが完成したことを報告致します。

完成を機に動画を作成致しましたので是非ご覧ください!!

 

動画

https://www.youtube.com/watch?v=1Hz1oE1Nsvc

ご覧頂きありがとうございました。

 

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このハイスペPCがあおに置かれてから、自分たちのプロジェクトはもちろん、他の人のプロジェクトにも役に立っており、「パソコン待ち」という状況を無くすことができました。

これも協力をしてくださった皆様のおかげです。心より感謝申し上げます!

 

第二号機に向けて使用しなくなったPC募集中!

一つお知らせがあります。

初号機の完成に伴って、第二号目の製作に取り掛かろうかと考えています。

つまり、もう一度、使用しなくなったデスクトップPCを頂きたいのです。

ただ、第二号機は作成完了次第、ブログで報告し、オークションに出す予定です。

オークションに出す理由としては第一号機にお金がかかっているので

それの元を取ることがメインとなります。

もし、それでも大丈夫という方はパソコンを送ってもらえると嬉しいです!

 

====================ブランドについて=====================

 

僕たちは初号機の完成に伴い、自分たちのブランドを作成し、より影響力を強くしようと考えました。

 

ブランド名

Trash box

ブランドロゴ

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これから作成するPCにはこのロゴを貼っています。

ステッカーがいらない方は、オークションにて連絡をして頂く予定です。

 

===========================きっかけ===========================

 

studioあおには、もともとたくさんのパソコンがありますが、それでも足りないときがあります。

また、高性能なパソコンも少ないのです。なので、1台パソコンを組んでしまえば良いではないかと思いつきました。

しかし、高性能パソコンは高価なので、もっと安くできないかと考えたときにこの

「廃材でパソコンを組む」という案が思いつきました。

もし、皆さんの家に使っていないパソコンがあるなら、それをいただきたいです。

 

このプロジェクトによって、お金がないけどPCが欲しい人や、

PCゲームをしたい人に安く、そしてハイスペックなパソコンを

ご提供することができます。

 

パソコンの条件を下記に記します。

送る場合に必要なパソコンの条件は、以下の通りです。

 

====================💻必要なパソコンの条件✅====================

 

・ケースが有るパソコン(ほぼすべてのデスクトップパソコンにあります)

・中に部品が入っているパソコン

 

 パソコン等のコンピュータ関連のことをあまり知らない方は、使っていない「デスクトップパソコン」をくださるとありがたいです。ノートパソコンではありません。

デスクトップパソコンからはその中に入っている部品を全て取り出したいと思っています。

なので、

「これはいるかな?」「これは外した方がいいかな?」のようなことは考えなくても良いです。

処分しようと思っていたパソコン、新調したからいらなくなったパソコンetc...

🌟使っていないPCを送る場合、着払いで下の住所へお願いします。🌟

🏣==============================🏣

studioあお

〒602-8371 京都市上京区一条通西町24-4 

🏣==============================🏣

 

ご協力お願いします!┏●

studioあお生徒

SNY(中2)

Great(中2)

Aspect(小6)

 

コロナ自粛でなくなった夏の思い出を子どもたちに

こんにちは。スタッフの橋本です!

コロナ自粛でなくなった夏の思い出を子どもたちに

年この時期に行なっている、無人島でのサマーキャンプがコロナによって無くなった今年の夏

▼サマーキャンプ2019の様子▼

http://stud-io.hatenablog.com/entry/2019/08/09/220531

サマーキャンプだけでなく、夏祭り、地蔵盆、花火大会…

コロナによって子どもたちが楽しみにしていたイベントが次々となくなってしまった夏となりました。

 

そんな中、「一つでもいいからみんなの夏の思い出になることがしたい」、「コロナの年はこんな夏祭りをしたという思い出を作ってほしい」という思いで、今回オンラインでの夏祭りを開催いたしました!

(実は8月の頭に実施が決まり、めちゃめちゃバタバタで開催に至りました…)

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夏祭りといえば!の屋台をオンラインで出店してみた!

夏祭りといえばみなさん何を思い浮かべますか?

フルーツ飴、ビール、射的、浴衣、…などなど

これらを思い浮かべますよね?

今回は夏祭りといえば思い浮かべる屋台をzoomにてオンラインで出店しました!

15時〜16時、16時〜17時の2コマに分けて、5つのコンテンツの中から自分のやってみたいことを選び屋台に参加!

【フルーツ飴の屋台】

屋台といえばりんご飴!

自分自身で作ることが初めてな子が多く、でっかいりんご飴やぶどう飴といったオリジナルのフルーツ飴を作って満足している様子でした!

中には、トマト飴と言った野菜の飴を作っている子もいて、個性あふれるフルーツ飴が印象的な屋台となりました!

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【バタービール作り】

夏といえば、ビール!しかしちょっとだけみんなには早いので、バタービールを作ってもらいました!

泡(ホイップ)の口ひげをつけるなど非常に写真映えする屋台でした!

中にはマイジョッキを用意して参戦する子も!

浴衣をきてビールは最高に合いますね!

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ボードゲーム屋台】

夏祭りといえば、射的ゲーム!

しかし、遠隔の射的ゲームは難しい…

ということでボードゲーム屋台を開きました。

この屋台では、studioあおの生徒作のボードゲームを使ってみんなで遊びました!

半分まで進んだのに、スタートに戻るマスに行く子ややたら〇〇マス戻るにあたる子がいて、非常に大盛り上がりの屋台となりました!

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【遠隔スイカ割り屋台】

夏!海!砂浜!スイカ割り!

遠隔で人を操作しスイカを割るスイカ割りをする屋台でした。

教室の入り口からスイカのある3階までスイカ割りマシーン(まっさん)を的確な指示で、操作しないといけませんでしたが、みんな経験者か疑うほど、的確すぎて50分のところ20分で割ることに成功!

「スイカに塩振って別のスタッフに渡す」という追加ミッションも難なくクリアさせて拍手が巻き起こる一体感のある屋台でした!

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【怪談屋台】

夏といえば怖い話…暑い夏をちょっぴり涼しく過ごしてもらうために、とっておきのこわーいお話を用意。1番人気の屋台となりました!

トラブルで川村以外ルームに誰も子ども達が入ってこないというホラーも…

本当に怖い話とちょっと笑える怖い話でさむーい気分になる屋台でした!

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自分で作ったりんご飴やバタービールを夢中で頬張っている子もいたり、怪談に怯えながら?聞いている子もいたり様々な楽しみ方をしてくれました!

 

祭りの最後は、屋台で作ったもの、浴衣を着た姿でパシャり。

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参加者30名を超える夏祭りとなりました!

みんなの思い出になってくれたかなあ…

今回の夏祭りを通して

今回は「夏の思い出を作って欲しい」という思いで開催しました!

2年前から担当していたサマーキャンプが今年はコロナでなくなり、

「今年はキャンプないの?」、「キャンプ行きたかったな〜」という生徒からの言葉がきっかけでした。

作ってきたものがこんなに楽しみにしてもらえていたのか、という喜びと今年もやっぱり生徒のために何かしたい。と思いました。

 

実は8月23日は珍肉を食べるBBQの開催を予定していたのですが、7月29日に京都市に特別警戒基準に入ったため開催を中止となりました。

そこから2週間ほどで夏祭りをオンラインでしよう!とバタバタと開催決定のお知らせをすることとなりました。(連絡がギリギリになりすみませんでした…!)

そんな急遽決まったオンライン夏祭りの告知だったにも関わらず、浴衣を来てくれていたり、ビールのジョッキを用意して画面の前に立ってくれている姿を見て感動。

終わった後も「楽しかった!」や「次いつやるの?」などの嬉しい言葉もいただきました!(ありがとうございます!)

みんなのおかげで、夏感を味わうことができ、僕自身の思い出となりました!

まずは『楽しい』ことが大事

どんな学びを提供するか?はもちろん大事ですが、それに気をとられすぎると「楽しむ」を忘れがちです。

今回のオンライン夏祭りで子どもたちが楽しんでくれるか?が1番大事なことだと気づかされました。

子どもたちは何かを知りたいから参加するのではなく、「楽しそう」だから参加するし、通いたくなるのだと僕は思います。

「楽しい」から知りたいし、学びたい。オンライン夏祭りでみんなの様子を見てそう感じました。

今後も何かしらで「楽しい!」を生み出し、みんなから「もっとしたい」、「やってみたい」がでる環境をこれからも作っていきます!

 

本当にみなさんありがとうございました!

欲しいものを欲しいと言って何がいけないのか。「本屋さんのダイアナ」を読んで。- 13歳の本棚

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欲しいものを欲しいと言って何がいけないのか。

ジェーン•エアのようにおしとやかな女性だって、ここぞという場面ではものすごい激しさで主張する。この変てこな名前が授けられた時、ダイアナはまだ赤ちゃんでNOが言えなかった。でも今は12歳で、たくさんの言葉を身に付けている。要求を通す時が来たのだ。

(本文より)


このお話は、2人の少女が出会うところから始まる。その2人の名は大穴(ダイアナ)と彩子(あやこ)、育った環境が全く違う二人だが、二人が大好きな本を通してお互いが親友と呼べる仲になってゆく。

しかし、ずっと仲良しの二人ではいれなかった。二人の関係を崩す影は突然やってくる…。様々な困難を乗り越えて大人になっていく少女達の14年間を描く物語。

作品中に、主人公が本を読み、大好きな本の中のヒロインと自分の気持ちを重ねているシーンがある。アンにパッティ、ジョー。それぞれが違う考え方を持っていて、ダイアナと彩子、かつての少女達が求めている勇気の言葉を与えてくれる。

本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

 

本屋さんのダイアナ
出版社:新潮文庫
ページ数:250ページ
初版発行:2014年4月22日 

いま、新しい(と言われている)教育とは何か

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SoftbankBenesse吉本興業JR西日本…。

 

名だたる企業とコラボし、活動する完全無名の企業「株式会社COLEYO」

 

そんな私たち、株式会社COLEYOが2020年5月で2年を迎えました。2年が経って活動の幅は広がり、ご注目も(ちらほら?)いただいておりますが、


依然、なにを考え、なにをしているのか、よくわからない…。


そんなお声も(ちらほら?)いただきます。

 

あ、ところで私の自己紹介が抜けていましたね。株式会社COLEYO広報の松本一春です!

 

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代表の川村とは、大学1年生の時からかれこれ7年。先輩であり、飲み友達であり、今では同じ会社で働いている関係です。

 

大学4年生の時には、立ち上げ当初のstudioあおで初めてのインターン生として関わっていました。(こちらがその時のブログ↓)

stud-io.hatenablog.com

 

大学時代には飲みに行ってはテツさん(川村の愛称)の家に泊まり込み、週の半分はテツさんの家に泊まって洗濯物をたたむ。そんな関係でした。

 

そんな、なが〜い付き合いの私でさえ、うちの会社や思想に対して「え、ここってなんでなん?」「いや、わからん、わからん。」って思うことがあるのも事実。

 

今回はうちの会社の代表川村にインタビューし

 

「なんで10歳からなん?」「許容ってなに?」「才能ってなんなの?」「もはや教育ってなんやね〜〜ん!」

 

などなど気になる「なんで?」をぶつけて、川村哲也の頭の中を大解剖してみました!

 

「10歳の社会人」を育てる教育

:「10歳からの社会人教育」を掲げているけど、そもそもなんで「10歳から」で、何が「社会人教育」なの?

 

:10歳から14歳って、欲求の方向性が決まってくる時期で、「何かやってみたい!」というモチベーションに従って「やってみた」という経験があると、大きく成長するし変化するその効果がいちばん大きいのが、その年齢層だと思うんだよね。


たとえば、「めちゃくちゃ絶滅危惧種の動物が好き」でイラスト描いてる子いるやん?

 

:ああ、缶バッジの子だよね。

 

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絶滅危惧種が好きな生徒が製作した缶バッチ)

:教室ではず~っとイラストを描いていて、絶滅危惧種の動物の絵ばっかり。それがすごく味のあるタッチだったから、「これ、缶バッジにしたら売れるんじゃない?」って伝えてみたら、「え!?缶バッジって作れるの? じゃあ作ってみたい!」という話になって、そこからプロジェクトを立ち上げたんだよね。

 

そこから、プロジェクト費用を生徒に投資する『Pitch』っていう制度を使って、初期費用は教室から出して缶バッジを販売してみると、結果めちゃ売れた。

 

そこから彼のモチベーションはさらにあがって、今ではグッズで稼いだお金を活用して完全に自己資金で回せるようになって、さらには利益が出た分を自然保護団体に寄付してんの。すごいよね。

 

:たしかに。大人でもそこまでできる人は多くなさそうだよね。


モチベーションからの行動が一定の水準に達すると、誰かが喜んでくれるようになるじゃん。彼の場合は、自分がつくった絶滅危惧種グッズをみんなが買ってくれる。

 

めっちゃ良くない? 好きなことめちゃくちゃやってるだけで、誰かが喜んでくれる。

 

そうやって「発想を実装することで、誰かの価値になる」のって、やっていることは社会人と同じだよね。うちの教室を通して、そういう子どもを増やしていきたい。

 

:しかも、そこにかかわっている自分自身も楽しい、と(笑)


:そうそう。彼らが「やってみたい!」ってモチベーションになる方向を感じとって、けしかけてあげる(笑)

 

それで実際に取り組んで、楽しそうにしてる姿をみると、「なんて楽しいんだ! これをどこまでもやっていいんだ!」っていう気持ちになるよね。

 

彼らのモチベーションの方向性を一緒に見つけて、実際に行動に移すところまでかかわれるのが面白いんだよね。

 

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(そうそうそう。の顔)

 

:いい教室だね(笑)

 

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「できる」になると、子どもは自分で動く


:生徒たちは興味も進度もみんな違うよね。そこでは「許容」がキーワードになると思うんだけど、てつさんは意識しているの?


:初めから意識していたわけじゃなくて、子どもたちが「やりたい!」って言う内容が純粋におもしろいから、「いいじゃん、それ!やりなよ!」って言っていただけかなぁ。子どもたちの発想って、本当におもしろいんだよね(笑)

 

それを見た人たちが「許容が大事なんですね」と言ってくれることが増えてきて「そうか、これって『許容』って言った方が伝わりやすいんだ!」って気づいたんよ(笑)

 

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(全然気づいてなかったんよね〜の顔。もっと早く言ってほしかったらしい)

 

:もともと「許容」を意識していたわけじゃなかった、と。


:そうだね。基本的には生徒の「やってみたい!」があれば、何でもいいと思っていて「じゃあ、どれやる? 何から始める?」がある。


もちろん「Youtube見たい」って言う子も、たまにいたりするんだけど、そんな時は「教室にいる時間がもったいないから、帰ったほうがいいね〜」って伝えることもある。

 

うちの教室では、やってみて世に出してみる「実装」を特に大事にしているから、実装につながってこそ「発想」に意味が生まれる

 

そういう何かが世に出る「やりたい!」は応援するけど、「YouTube見たい」は発想や実装ではないもんね。

 

:なるほど。なんでも許容、というわけじゃないんだね。そうなると、許容ってそもそもなんだろうね?


:大事なポイントは「人の役に立つかどうか」。誰かの役に立つなら、モチベーションの方向性に従った、それぞれのやり方でいいよっていう意味。

 

そこを踏まえた上で「立ち位置はどこでもいい」ということが許容だと思う。どの立ち位置でもいいから、自分のモチベーションの方向性を見つけてがんばろうねって伝えてる。

 

「やる」と決めたことを「やりきってみる」のって、思っている以上に大変で、泥臭くもあるし、うまくいかないと子どもたちのモチベーションが停滞することもある。

 

だから僕たちの役割が重要で、子どもたちに伴走しながら「やりきる」ところを応援していく。やり遂げられた時には、「できた!」が生まれるし、うまくいけば周りの人も喜んでくれる。

 

そうするとさらにモチベーションが生まれるわけです。

 

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人の役に立ってはじめて、「才能」になる


:「全ての才能に目を向けよう」という、教室のスローガンがあるじゃん。才能ってなんだろうね?


:前提としてあるのは、人のいないところでは才能って存在しないのよ。そういう意味で「誰かの役に立つ能力」を才能と呼ぶと思っている。

 

そもそも人間って人の中でしか生きていけないし、社会の中で生きていくのであれば、他者にメリットを出さないと生きていけない。

 

アリストテレスさんも「人間は社会的動物だ」って言ってたもんね。


:あれ、実は解釈にズレがあるらしいけどね(笑)まあそんな感じ。

 

もっと単純な話で、「メリットを出すこと自体が楽しい」と思えている方が苦しくなく生きていけるでしょ。

 

誰かのためになることや、喜んでもらえることって、本来は楽しいはずなのよ。だから、「モチベーション」と「誰かのため」がつながると、よりいいよねって思っている。

 

モチベーションの方向は人それぞれだし、価値の生み出し方も多様でいいはず。そういう意味で「全ての才能に目を向けよう」という言葉で表現している。

 

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競技無限化の時代 -人が喜ぶ数だけ仕事がある-


:ここまで聞いてきたことの根本として、「社会の変化」みたいなものとつながっている部分もあるのかな?


:今の子どもたちって、活躍できる分野が限られちゃってる気がする。
小学生の時なんて5教科がメインだから、スポーツで例えると「グラウンドを使う陸上競技5つしか知らない」状態になっている。選択肢が少なくて「走り高跳びと〜、ええっと100メートル走と〜」みたいな状況。

 

「ボールを使ったスポーツがしたいんですけど」という子が出てきにくいし、できる場所がないよね。アルティメットの才能ある人がいるかもしれないのに、出てこないし、見つからない。

 

世の中にはまだまだたくさんの競技があるのにそれを認識する機会が少なくて、子どもたちにとっての選択肢が少なすぎるんだと思う。

 

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(アルティメットとかの才能見つからないじゃん、ねぇ〜の顔。)

 

:たしかに。子どもの頃に知っている仕事って限られていたし、誰かのためになる方法も知らなかった。


:本当は今の時代って競技を無限化できる時代だよね。たとえば、「効果音クリエイター」とかがこの世の中にはいるんだよ? 袋の中に片栗粉を入れてギュッと揉むことで、アニメの雪の中で歩いている場面の音をつくったりする。

 

それでいろんな人に喜ばれてるってすごくない?(笑)

 

インターネットを使って喜ばせる方法もたくさんある。Youtubeも、自分の好きなコンテンツを発信することで仕事になるわけじゃん。

 

本来、誰かが喜ぶ数だけ仕事があるはずなのに、昭和教育の中ではたくさんの選択肢があることは見えにくくなっちゃってる。

 

もっと社会の変化を感じながら、子どもたちの才能が活かせる場所を見つけていけたらいいよね。

 

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この世は生きるに値する


:そういう教育を通して、今の子たちにどうなってほしいって思うの?


:極端な話をすると、20歳になって世の中に出たときに、楽しいなって思っていてもらいたい。彼らが生きやすくあってほしいし、死なないでほしい。

 

自分の好きなことを好きなだけやって、誰かがめっちゃ喜んでくれたら、そんな生きていてよかった感ないなって思うからさ。

 

そうやって世の中を楽しんでほしい。「この世は生きるに値する」っていう言葉があるじゃん。……誰だっけ?

 

:宮﨑駿さんですか?

 

:そう、はやおさんだ。宮崎駿さんの言葉。それは、はやおさんが自分の好きなことで誰かの役に立つという経験をしてきたからだと思うのね。

 

だからみんなも、まずは自分のモチベーションに従って、好きなことで人の役に立つところまで一生懸命やってみなよ、褒められる経験をしてみなよって思っている。

 

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さて、いかがだったでしょうか。川村の脳内は少しお伝えできたでしょうか。
今回のテーマは「モチベーションに従って誰かのためになる」でした。


インタビューシリーズ、実は2本立てです。
次回は「やってみなはれ!」について。お楽しみに!

 

この記事を書いた人

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まっさん(松本一春)

株式会社COLEYO 広報 & スタジオアル教室長

龍神村というド田舎出身のカントリーボーイ。

・最寄駅は車で1時間

・18時に閉まる「コンビニ」という名前のお店があるぐらいには田舎です。

苦手なものは、オールで迎えた翌朝の背徳感!

Twitter@spriiiiiiiiiing

シンクロナイズドズームィング5回分を振り返ってみた!

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こんにちは。シンクロナイズドズームィングを担当している柴橋です。

今回は、4月から始まったオンライン授業シンクロナイズドズームィングのこれまでの授業5回分を一気に振り返ってみたいと思います。

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シンクロナイズドズームィングって?

この授業のテーマは大きく2つあります。

1つ目は、“身体性の共有”です。

コロナウイルスの感染拡大に伴い、様々な教育機関でオンライン授業が広がりを見せています。ただ、画面越しで会話したり、チャットツールを使ってもなんだか抜けない“寂しさ”を感じることはないでしょうか。

この寂しさの原因って何だろう?どうにかできないかな?と代表の川村と議論する中で、

「オンライン越しだと、同じ匂いを嗅いだり、同じ音を聞いたり、同じ体験をするというのが難しい。誰かと一緒にいるときにあった、無数の共有が起こりにくいことが、オンライン上の“寂しさ”の原因なのでは?」

という仮説にたどり着きました。

そこで、動きや視覚、聴覚、味覚を意図的に共有することで、家にいるのにみんなと一緒にいる感覚を味わえる授業としてオンライン授業シンクロナイズドズームィングを企画しました。

 

2つ目は、“続きがしたくなる”です。

休校の期間、子どもが有り余った時間でゲームばかりしてしまう。これは少しばかりもったいない。

「ゲーム以外の楽しみを創りたい。あわよくば、授業をきっかけに、空いている時間で新しい学びを深めて欲しい。」

そんな思いから、授業が終わっても自分で続きができる、続きがしたくなるような授業を目指して、授業運営に取り組んでいます。

 

第1回は、みんな大好き!!アイス編

シンクロナイズドズームィングの記念すべき第一回授業では、アイスづくりを行いました。アイスづくりを選んだ理由は、単純に生徒のテンションが一番上がると思ったから!(笑)

ただ、アイスを作るのでは面白みに欠けるので、「どうやったら早くアイスを作ることができるか」というのをみんなで競争!冷凍庫に入れたり、氷と併せて振ったり…。

「お!ちょっと固まってきた!」

「まだ、全然固まってへん…」

と作戦によって進み具合は様々。

最も早くアイスを完成させた生徒は、氷に食塩をかけて一緒に凍らせました。

この、氷に食塩をかけることで温度を下がるのは、凝固点降下という現象が起こっているから。本来凝固点降下は高校生になって習う内容ですが、授業の最後では、なぜ温度が下がるのかを、みんなで簡単に先取り学習しました。

アイスづくりのいいところは、根気よく冷やし続けたら必ず完成すること。授業後には、生徒のみんなが完成したアイスの写真がたくさん送られてきました!どれもアレンジがきいたおいしそうなのばかりです…!

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第2回は、今の社会とシンクロしたテーマ!マスク編

第2回では、社会でリアルタイムに起こっている問題に対して自分ができることを探して、やってみてほしいという意図でマスクづくりを行いました。

まずは、いつマスクがなくなっても家族や友人が困らないように、ハンカチやタオルを使ったマスク作り。作ったマスクは、本当にマスクとして効果があるのか、通気性は問題ないかなどを簡単な実験確認しました。

また、何となくみんながつけているマスク。そもそも何のためにマスクをする必要があるのか、マスクにはどういう機能が必要なのかを、クイズを交えながら一緒に考えました。当たり前だと思っていることを一歩立ち止まって考えなおしてみる。そんな機会になればいいなと…!

 

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第3回は、日常生活の中の算数に触れる!石鹸編

第3回のこの日は母の日ということもあり、お母さんへのプレゼントにもできる、ぷにぷに石鹸とスライム石鹸という2種類の石鹸づくりに挑戦。

その前に、分量を理解するため、算数の比についてまずは一緒に勉強しました。学校で学ぶことの中にも、日常生活にも役立つことがたくさんあります。ここでの学びが石鹸づくりの成功・失敗に大きく結びつくからか、みんな真剣に学んでくれました。

その後は石鹸づくり。みんなで混ぜたり、こねたり…

使っている原液や着色料、型がそれぞれ違うので、カラフルで多様な石鹸ができあがりました。それぞれの個性がでた作品をみんなで見るのは面白いですね!

トウモロコシの形をした石鹸とか、これ以外で世界にありますか?(笑)

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第4回は、味覚の変化を体感!チーズ編

第4回では、チーズなどの乳製品に関する雑学を織り交ぜながら、チーズ作りを行いました。みなさんはチーズ何種類言えますか?それぞれのチーズの違いわかりますか?

最初はみんなで、牛乳からカッテージチーズを作ります。出来上がったチーズを味見してみると、正直微妙な味。そこに塩を加えてみて!とアドバイスをすると、

「めちゃ味が変わった!」

「チーズや!」

「塩すげええ!」

と生徒から期待通りのうれしいコメント。

2回目のチャレンジでは、みんな思い思いに、生クリームやヨーグルト、カレー粉やブラックペッパーなどを加えてみました。

「生クリームたくさん入れたら固まらへんくなった!」

のような失敗もあり…。ナイストライ!

 

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第5回は、生き物の構造を気づく!魚編

第5回では、これまでの実験、工作と打って変わって今度は魚をさばくことにチャレンジ!これまでで一番好評な授業となりました。

さばく魚は自由といっていたので、みんなアジやサバ、タイや太刀魚などいろんな魚を買って参加してくれました。(太刀魚僕もさばいたことなかった…ごめん!(笑))

ほとんどの生徒は魚をさばくのが初めて。魚独特の臭さやヌメリを肌で感じながら、三枚におろしていきます。

「このとげ何のためにあるんだろう?」

「卵入ってた!!」

など、自分でさばいて初めて気付けることがたくさんありますね。

当初は「みんな苦戦するだろうなあ」と心配していましたが、想像以上にみんな包丁さばきが上手で、全員が三枚におろすことができました。

 

その熱は収まらず、授業が終わった後も、たくさんの生徒が2匹目、3匹目へと挑戦!(たくさん買ってたんだね(笑))さばいた魚は刺身にしたり、揚げ物にしたり…

みんな僕より料理上手です!

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いかがだったでしょうか?

シンクロナイズドズームィング、次回は6/7(日)15-16時!

みんなでバスボムを作ります!もし興味がございましたら、こちらのリンクよりお申込みください!(参加無料)

6/7(日)シンクロナイズドズームィング 一般参加申し込み-バスボム編-

  

また、授業を担当している柴橋は日々考えたことをただただ垂れ流すnoteも書いておりますので、気になった方はぜひ見ていただけると嬉しいです!(笑)

https://note.com/shiba_kyoiku

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

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柴橋和樹 Shibahashi Kazuki
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO 卒業生

社会人1年目
世の中の余計なストレスを少なくする教育論
平日はマクロな教育、土日はミクロな教育に携わっています。

note:https://note.com/shiba_kyoiku

Twitter:@bahashi


夏休み、僕たちは"死"の観察を始めた。「夏の庭」を読んで。- 12歳の本棚

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どうなるんだろう。友だちも家族もなく、もし何か最後の言葉を言ったとしても、だれにも聞かれることがなかったら。その言葉は部屋の空気の中をさまよって、やがて消えてしまうのだろうか。 何も言わなかったのと同じように。「死にたくない」「苦しい」「痛い」「くやしい」「しあわせだった」そんなどんな言葉も。

(本文より)

そして僕たちは観察を始めた。人が死んだらどうなるんだろう。

まずこの本は今、友達に会えず夏休みが削られる、といった状況にある子供達に読んで欲しい。 3人の少年の夏休みを描いたこの物語はある一つの疑問から始まる。少年たちの言葉のやりとりや、あたたかい登場人物に引き込まれてゆく。 ふと、忙しい日々の中で自分の未来のことを考える時がある。自分のいろんな場面を想像する。受験、就職、結婚、そして自分が死ぬ時。 自分がいなくなった世界を想像してさみしい気持ちになったとき、 そんな時にこの本が話し相手になってくれると思う。 

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

 

「夏の庭」
出版社:新潮文庫
ページ数:218ページ
初版発行:1994年3月1日 

廃材から作るハイスペPC ~使わなくなったPCをいただけませんか。~

 使わなくなったパソコンをください!

学生や社会人の皆さん!

生活の中で、「パソコンが欲しい!」「PCゲームがしたい!」となったときはありませんか?でも、ハイスペックパソコンは新品で買おうとなると、とても高いですよね。

でも、使わなくなったパソコンの部品を使えば、とても安くパソコンを作ることができるんです。

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===========================プロジェクト概要===========================

①皆さんの使わなくなったデスクトップパソコンをいただき、それをベースにハイスペPCを組む。

②デスクトップパソコンを作成する段階を、ビデオで撮り、YouTube、ブログ等で配信していく。

 

[例]#1 電源部分の取り付け

   #2 マザーボードの取り付け

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     #n PCの完成


こんな感じにする予定です。

=============================軽い自己紹介=============================

僕たちは、プログラミングに興味を持ち、studioあおに入りました。

その後、ロボットを使ってプログラミングを学習し、京都信用金庫様の2019企業家EXPOで、Pepperを使ったオープニングを務めさせていただきました。

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その後、AppleConsultingというプロジェクトを立ち上げ、新しい商品等を考えていました。そして次のプロジェクトとして、「廃材から作成するハイスペックパソコン」を立ち上げました。

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==============================きっかけ==============================

studioあおには、もともとたくさんのパソコンがありますが、それでも足りないときがあります。

また、高性能なパソコンも少ないのです。なので、1台パソコンを組んでしまえば良いではないかと思いつきました。

しかし、高性能パソコンは高価なので、もっと安くできないかと考えたときにこの

「廃材でパソコンを組む」という案が思いつきました。

もし、皆さんの家に使っていないパソコンがあるなら、それをいただきたいです。


パソコンの条件を下記に記します。

 

=======================💻必要なパソコンの条件✅=======================
・OSがついているパソコン(ほぼ全てのパソコンについています)

・ケースが有るパソコン(ほぼすべてのデスクトップパソコンにあります)

 

 パソコン等のコンピュータ関連のことをあまり知らない方は、使っていない「デスクトップパソコン」をくださるとありがたいです。ノートパソコンではありません。

デスクトップパソコンからはその中に入っている部品を全て取り出したいと思っています。なので、

「これはいるかな?」「これは外した方がいいかな?」のようなことは考えなくても良いです。

🌟使っていないPCを送る場合、着払いで下の住所へお願いします。🌟

🏣==============================🏣

studioあお

〒602-8371 京都市上京区一条通西町24-4 

🏣==============================🏣


どうぞよろしくお願いいたします。

studioあお生徒

SNY(中2)
Great(中2)
Aspect(小6)

《5/24〆切》"僕たちの10万円企画"への質問に答えます。

f:id:stud-io:20200522160513p:plain給付金で子どもたちに無料の教育を届ける僕たちの10万円企画への質問がいくつか来ているのでお答えしていきます。
「興味あるけど不安だな…。」
「ここはどうなってるんだろう…。」
という不安があって、応募をしていない方!わかり辛くてごめんなさい…。是非こちらをご覧ください。


Q:子どもの情報が勝手に公開されたりってあるんでしょうか…。

A:今回の企画に応募してくれた子として、オープンな場で公開することはありません。
今回支援してくださった方に向けて、応募してくれた子たちの取り組みを教育界の少年ジャンプとして報告はしますが、SNSなどで不特定多数の方に公開する予定はございません。
他の生徒と同様の形で、プロジェクトに取り組む様子をSNSに公開することはありますが、今回の企画に応募してくれた子が特定される形で公開することはありません。「子どもの成長って面白いでしょ?」とか「うちの生徒応援してね」ってことを、いろんな人に伝えるための広報は行いますが、それによって個人がケチをつけられることのないよう配慮いたしますのでご安心を…!
SNS規約上、お名前を公開しないという約束で教室に通っていただいていますので、同様に扱います。

 

Q:「あの子無料で通ってる子」って教室で肩身の狭い思いをすることはないでしょうか…。

A:今回の企画に応募してくれた子は、教室内でも公開いたしません。
うちは非常に多様な子たちが通っています。不登校の子、勉強が得意な子、発達障害を持つ子、足の速い子。様々な子が通って、それぞれの好きなことからプロジェクトを立ち上げています。お互いにお互いの人間性や、個性や環境を尊重する文化の教室ですので、誰かの家庭環境にケチをつける方はいません。てか、それにケチつける子や、保護者さんがいたら僕もスタッフもめちゃくちゃ怒ります…!なので、ご安心ください。現生徒の保護者様にも本企画の意図は伝えておりますし、通い始めるタイミングで改めてご説明は丁寧に行うつもりです。
もし、そういった事態があった場合は、速やかにご報告ください。改めてちゃんと説明をして、ご理解をいただきます。

stud-io.hatenablog.com



Q:遠いのでオンラインだけになるのですが、うまくいくのか心配で…。

A:3月から行っているオンライン授業は現生徒にも大変好評をいただいております。
オンライン授業では、通室よりも小集団の密度の高い授業のほか、教室のオンラインコミュニティや、投資制度、報告会への参加、イベント授業へのご参加など、大半のサービスがご利用可能です。どうしても心配な人は一度体験や、オンライン授業の見学も可能です。
3月からの急なオンライン化においても、大変好評をいただいており、通室ではなくオンラインへの移行を希望されている方もいます。…ってか「オンラインの方がいいかも。」って生徒がいっぱいいて、運営体制の修正にてんやわんやです。オンラインと通室の併用も検討中です。


 

Q:子どもが半年以内に辞めたくなっちゃったらどうしようって心配です…。

A:可能性はゼロではないですが、半年以内に辞めた生徒は今までほぼおりません。
この点に関しては子どもの気持ち次第なので確実なことは言えませんが、もし辞めたくなってしまった場合は、保護者面談、生徒面談を通して、原因の究明に努め、解決策を実施します。てか、基本的にうちの教室は、やりたいことを応援してもらえるめちゃ楽しい場所なので、辞めたいって人あんまりいません…!その上でも辞めたいときは、退会も可能です。次の受験や部活など、次の目標が見つかった人は喜んで送り出します。
その場合残った分の支援金額は、新たに生徒の募集を行うなどの対応を行います。

 

Q:金銭的に困っているわけではないけど…。

A:地理的な環境の不利を感じている方も一応対象ですので、一旦ご応募ください。ご面談で判断します。
今回の企画は「学びへの意欲は強いけど、金銭的ハードルを感じている子」を対象としていますが、地理的に望む学びの機会が手に入らない子も対象です。そもそも「受けたい教育が圏内にない」って金銭的ハードルとほぼ変わらんやん。という考え方です。一旦ご応募いただき、ご面談の中で詳しいお話をお聞かせください。



以上となります!!
他にもご質問があれば遠慮なく、以下よりご連絡ください。
興味あるな…けど…。という方が、一歩を踏み出す助けになれば嬉しいです。

Mail:info@coleyo.co.jp
Tell:075-285-1569
Webhttps://www.coleyo.info



▼ご応募はコチラから▼

forms.gle応募締め切りは5/24(日)23:59で、5/31までに当選者へご連絡します。(増枠につき〆切を延長しました。)
※今の所定員は10名です。他薦ありです。(5/20時点)

※担当スタッフが付き、お子様のサポートをします。
※授業(週2コマ×2h)・オンラインコミュニティ・教材費なし・生徒への投資制度あり、などなど。
※応募いただいた方は代表川村とご面談をさせていただく場合があります。
※応募が複数きた場合は、教室独自の基準で判断し、当選者にのみご連絡いたします。
※お問い合わせはぜひこちらにください。info@coleyo.co.jp

 

この記事を書いた人

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川村哲也 Kawamura Tetsuya
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO Inc.代表取締役
〒 602-8371 京都市上京区一条通り西町24-4
Mail:info@coleyo.co.jp
Tel:075-285-1569

 

過去出演メディア

NHKテレビ東京ワールドビジネスサテライト」/テレビ朝日スーパーJチャンネル」/関西テレビ「よ〜いドン!」/KBS「京都インディーズジョーンズ」/テレビ大阪「金曜報道スペシャル」/産経新聞京都新聞/日経TRENDY/月刊 私塾界…etc.

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www.studio-aru.com

 

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