突然ですが、
「あなたは‟アイディア実行できるマン”を知っていますか???」
‟アイディア実行できるマン”とは、
「ジブンのやりたいことを実行できる人」
のことです。
この先の社会が、めまぐるしく変化していくということは、言うまでもない事実。
AIやロボットが登場し、歯科技工士として活躍していた人が今は職を失い別の職についています。
自動運転が今話題ですが、そうなったら自動車教習所の教官も幻の存在になるかも。
先週日曜日の日テレ「ウェークアップ!ぷらす」でもAI、人工知能が大きく特集され、未来の職業の約49%が代替されるという話がありました。
とりあえず大企業に入ったから安心、という時代はとうに終わっています。
機械が一瞬であなたの仕事を奪うかもしれません。
ちょっと前までみんなが使っていたメールはLINEに取って代わられ、
あのスーパーで働いてたレジ打ちのお姉さんは、気づけば自動精算機に変わっていました。
誰にも代替されない力やスキルを持っていることが重要ですね。
そんな社会の変化にも負けず、21世紀を強く生きる力として、何が必要か。
それは、小さい頃から「やりたいをカタチにできるという感覚」とそれを「実行した経験」をもつこと、です。
この「0から1を生み出す感覚」が、いわゆるクリエイティブクラスといわれる人間を育てます。
クリエイティブクラスというのは、都市社会学のリチャード・フロリダが提唱して話題を呼んでいる概念です。データや物質を加工処理して、新しく有用なものを生み出す人たちを指しています。
ブルーカラーやホワイトカラーという層分類とは違った層の人たちが増えていて、社会を変えつつある。
ここに含まれるのは、アーティストや建築家だけではなく、科学者や大学教授、シンクタンク研究者などコアなクリエイティブクラス。
ハイテクや金融など、専門的分野で知識集約型の職業についている人や起業家も含まれます。
フロリダによれば、米国では労働市場の3分の1がこのクラスだといいます。
以上、日経ビジネスオンライン
小橋昭彦の『「ニュースを読む目」世界はクリエイティブクラス争奪戦に』より引用
さて、ここで大事なのは、「ジブンのやりたいこと」というキーワードです。
「ジブンのやりたいこと」の中には、「他人にはない新しさ」が潜んでいる。
「機械的再生産」ではなく、「意思を持った創造」。これが21世紀を生き抜くために最も必要なものです。
ということで、 「やってみたいと思ったこと」を「当たり前にやる」という感覚を小さいころから育て、‟アイディア実行できるマン”を養成していくのは、今の教育において、とても重要なことなのです。
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話は少し変わりまして、先日わたしがプロジェクトリーダーを務めた「YouTuber体験」なるイベントが終了しました!
実はこのプログラム、‟アイディア実行できるマン”を養成しちゃうプログラムなんです。
一言で説明すると、「小中学生の憧れ、YouTuberになっちゃおうー!」というもの。
「自分が生んだアイデアをカタチにする経験」をテーマに、動画の企画立案から撮影の演者、編集に至るすべてを体感してもらいます。
まさに「なりたい」に「なってみよう」、「やってみたい」を「やってみよう」を実現するプログラム!
このプログラムでは、まず最初のステップのアイディア出しで「ジブンのやりたい」 を大量に出します。
このステップで重要なポイントは、アイディアに「他者視点」が入っているかどうか。
YouTuberがお金をもらって成り立つためには、人が求めるものを作らなければなりません。だってそれが資本主義シャカイだものね。需要と供給!
この視点は‟アイディア実行できるマン”として、生きる上でとても大切です。
「大勢の他者から求められるもの」を軸に「ジブンのやりたいもの」を大量に出しまくります。
そしてそれを実行に移す。どうすれば実現可能か、他者視点をもってこれはアウト、これはクリアなど、リアルなところまで考えて企画を決定。
ズバリ、10年後のクリエイティブクラス 、“アイデア実行できるマン” 職業体験プログラムなのです。
「YouTuber体験」を完遂したこの日、参加者5人の‟アイデア実行できるマン”が誕生しました。(オギャア)
このYouTuberプログラムでは「自分のアイディアをカタチにする」「0から1を生み出す」そしてそれを「実行する」プロセスの経験が出来る と思います。
もっとたくさんの子どもたちにも、このプログラムで「やってみたい」が「できちゃった!」経験を一緒につくれたら...!
なんてったって世界はクリエイティブクラス争奪戦に!ですからね。
「意思を持った創造」で、誰にも代替されない唯一無二の存在になることが大切です。
アイデア実行できるマンがもっとたくさん増えたら、未来の世の中はもっと楽しくなりそうです。
▼YouTuber体験完成動画大公開中!!▼
『FKTV 口キャッチの限界に挑戦!』

- 作者: リチャード・フロリダ,井口典夫
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
●樋口 穂乃●
放課後教室studioあお運営スタッフ 教育プログラム開発担当。
立命館大学産業社会学部メディア社会専攻現4回生。あだ名は「ほんちゃん」。
縛られず自由に好きなことをして生きたい、現代のマリーアントワネット。
子どもと猫に懐かれやすいのが自慢。