企む職員室。[studioあおブログ]

企みつつ、育てています。

「猿基地」店主から見た、教室長「川村哲也」。

大学生の就活相談にのってくれる、Bar「猿基地」の店主・光城悠人さん。

studioあおの教室長・川村哲也が学生の頃から現在までお世話になっている方であり、studioあおのHR戦略室長も担っているという人物でもあります。

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(一条通にある「猿基地」の入り口。美味しい焼酎が飲めます。)

今回はそんな光城さん(と呼ばれています)に、学生時代から見てきた客観的な視点から、教室長についてお話していただきました。

 

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川村哲也という人。

それは、新たな教育を切り拓く、若きパイオニア

多くの傑物を輩出し、いまも業界のみならず日本を牽引するリクルートというフィールドを1年で辞し、自身が理想とする「これからの教育」の実現に向けて、各地を飛び回って挑戦し続ける。そんな若き起業家、川村哲也 ―――。

 

 

と、表現の仕方を工夫すれば、そうも言えちゃうわけですが、そんな書き方をしてしまうと、むしろこちらがくすぐったい。な~にをカッコつけてんね~ん、というくらいに、彼には大層な表現が似合わない。

 

 

ぼくが彼と初めて出会ったのは、約5年前。

彼は大学3回生で、ぼくは飲食店を始めて5年目がすぎた頃でした。

 

彼は「国際交流」的な団体で、「サークルの代表」的な立場にいて、いわゆる「優秀な大学生」的な活動をしていたそうで、ただただ「ちょっとトガった男子学生」という印象でした。

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(↑こちら、学生時代の教室長・川村哲也です。)

ぼくがこれまでに企業の新卒採用で出会った学生たちや、ぼくの店にきて就活の相談をしに来てくれた学生たちと比べて、「なんて優秀なんだ!!」と思えるほどに何かしら傑出していた、というわけでもない。

 

そんな彼が、この5年(社会人になって3年半)で、なんだか変わってきたようです。

日本を代表する企業各社とコラボレーションをして教育イベントをしてみたり、従来の「学習塾」の枠組みにはない教育プログラムを生み出したり、それでいて地域に根づいた活動を大切にしつつ、今回にかぎらず何度もテレビに注目されたりするようになっています。まさかまさかの大躍進。

 

 

それって何でかというと、「コピー人間になるのをやめた」から、だと思うんです。

つまりは、「既存の枠組みに乗っかるだけって、そんな楽しいか?」、「既に解かれた問題をなぞるだけの“勉強”に意味はあるのかな?」と疑問をもって、コピーするための勉強、コピーするだけの人生から抜け出した。

 

それって、本当は多くの人たちが感じていることだとは思います。

「今の公教育って、どこまで将来の役に立つんだろう?」、「従来の教育の仕組みに乗っかっていて、これからの時代にいきる知識や素養は養われるのかな……」ってことは、誰もが感じてるはずです。

多くの人がそんな不安や疑問や悩みを抱えつつ、そうは言っても「じゃあ、どんな教育がいいのか」、「それを見越した教育って何をすれば……?」と考えている中で、そのひとつの選択肢を提示しているからこそ、彼もちょっと注目を集めつつある(のかな?)。

 

 

教育の本質って、「正解のないものに取り組む姿勢」を身につけることです。

その上で、「何を学ぶか」でありつつ、「誰に学ぶか」でもあると思います。

 

でも、いままでの公教育や学習塾では、そこに対応できていないし、できるはずもない。一方で親御さんたちも、何が正解なのかはわからない。

そんな中で、「みんなが言う正解」を求めるんじゃなく、自分がかかわる人たちと一緒に、自分たちで問いを立てながら、自分で学びたいものを学んで、誰からも学びを得て、誰かにとっての価値にする。そして、それを繰り返すことを習慣にする。

 

それを自身で実践してきて、いまもそれを提示しているのが、彼なんだと思います。

ただの「ちょっとトガった男子学生」だった彼が、この5年間でそれなりに注目されるようになったのは、彼自身がそれを繰り返し続けているから。

 

 

一方で、「育てる」というのは、人を変えるということでもあります。

たとえばぼくは、新卒採用をしている企業や就職活動をする学生たちに、「人は“化ける”よ」と伝えています。

ちょっとした刺激で、ちょっとした環境の変化で、人は「化ける」。つまり急激に変化して、成長することなんて、いくらでもあるわけです。そしてそれはおそらく、「出会う人」と「認識」と「行動」によるものだと考えています。

 

そして、それは若いうちであればあるほどいい。

そういう意味で、ぼくはいつも大学生とかかわりながら相談にのったり、アドバイス的なことを言ったりしていますが、川村くんが、より若い子どもたちを対象にしているのをちょっと羨ましく思ったりもします。もちろん、そういう教育を受けている生徒のみなさんたちに対してもそうです。若いうちほど、対応しやすい。

 

そうやって、世の中の一歩先の変化を見据えながら、半歩先のできることを実践していく。出会う人から学んで、認識を更新しながら、行動に移していく。

そんな、従来の「コピー教育」から抜け出して、さっさと半歩先を実践していくのって、けっこう楽しいはずです。

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ちょっとトガッた個性が変に削られることなく、従来の常識に縛られず、社会で活躍していけるように育っていく世の中になったら、と考えながら、ぼくは大学生にかかわりつつ、川村くんは生徒や企業とかかわっていくと思います。

彼の動向を気にしつつ、お互いに刺激しあいながら、そこにかかわ(ってくれ)る人が増えていきますよ~に!!と願っております。日本、変えたれ、川村哲也。

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