企む職員室。[studioあおブログ]

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クエスト中に、自然とお商売が始まる!?studioあお無人島サマーキャンプ2019②

8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第2弾!(第1弾はこちら☟)
stud-io.hatenablog.com

今回は1日目後半の様子を、写真とともに振り返っていきたいと思います!

今回の無人島キャンプのメインコンテンツは、各種クエストに取り組んで自分たちのサバイバル生活を豊かにしていくこと。
このクエストは「MUST・MORE」と2つの種類に分かれており、
テント立てと火おこしという必ずクリアしなければならないMUSTクエストに加えて、ランプ作りやお風呂作りなどのより生活しやすい環境を作るMOREクエストで構成されています。f:id:stud-io:20190810204024j:image
エストをクリアすると、それぞれの難易度に合ったポイントを獲得でき、ポイントで物が交換できる仕組みです。

島に到着してすぐにMUSTクエストのひとつ・テント立てをクリアしたみんなが次に取り組むのは、火おこし🔥
火おこしには2種類のやり方があり、虫眼鏡で光を集めて火をおこす方法と、木の摩擦を使って火をおこす方法がありました。

摩擦で火をおこす方法は難易度が高く、なかなか火をつけることができません。f:id:stud-io:20190810204456j:image
一方で虫眼鏡を使った火おこしは比較的簡単にでき、難易度も低めとなっています。f:id:stud-io:20190810204506j:image
全体では虫眼鏡を使用した火おこしが多く見られましたが…
「日が落ちちゃう!早く!!」f:id:stud-io:20190810204437j:image
難点は、太陽が沈んでしまうと全く火をおこすことができなくなってしまうところ。
火おこしを始めたのは16:30過ぎで、周りを山に囲まれている状況ではすぐに太陽の光を集める必要がありました。

「火おこせたーー!!」f:id:stud-io:20190810204150j:image
虫眼鏡をうまく使って、火おこしに成功した班が!
ひとつの班で火が起こせると、自然とほかの班も徐々にできるようになっていきます。
どうすれば火が起こせるのか、成功者から学ぶことはとっても大事!

火おこしを進めつつ、それぞれ役割分担をして同時並行でMOREクエストに取り組む姿が。
f:id:stud-io:20190810204212j:image藁を編んで3mの縄作りをしたり…
f:id:stud-io:20190810204903j:image草を刈って生活範囲を拡大したり…
f:id:stud-io:20190810204326j:imageご飯をカイロで温めて夕食に備えたり…(災害時、実際に使われる方法です)
f:id:stud-io:20190810204336j:image落ちていた木材を使って無人島のおみやげ作りをしたり…
f:id:stud-io:20190810204259j:image無人島で役に立つ道具として、石の包丁を提案したり…

f:id:stud-io:20190810204250j:image起こした火を使って海水を蒸発させ、塩を作ったり…

「できるやつからどんどんやってこ!」f:id:stud-io:20190810204541j:image
エストを吟味して、班でいかに効率よくポイントをゲットできるか考えます。


そしてここである面白い出来事が。
「うち火つけられなかったから、火種を30ポイントで売ってほしい」f:id:stud-io:20190810204849j:image
なんと、クエストで獲得したポイントを使った取引が始まったのです!
これはスタッフとしても嬉しい予想外。
日ごろからお商売が行われているstudioあおならではの発想がサバイバル中に生まれて、これこそが10歳からの社会人教育だと無人島で再認識することができました。
(これ、本当に素晴らしいことだと思います)

自分たちで考え、無人島生活を充実させるために様々なクエストに取り組んでいく子どもたち。
生きる力が高まっていく中で、クエスト取り組み終了の時間がやってきました。
獲得したポイントはどうやって使ったの…?

と、今回はここまで。
子どもたちが必死にクエストをクリアして獲得したポイントの使い道は、次回のブログでご紹介しますのでお楽しみに~♪