企む職員室。[studioあおブログ]

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【イベントレポート】大学生から見た、各チームの子どもたちの表情って?①

8/24(土)に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催した、第2回いばらきSDGsまちづくりアイデアコンテスト。
(イベント全体の様子はこちらから☟)

stud-io.hatenablog.com

 今回は各チームの取り組みに着目し、取り組む問いの立て方をご紹介!
さらに、一緒に取り組んだ大学生からチームメンバーへのコメントを掲載しております。
一番近くで子どもたちの様子を見ていて、一緒にまちづくり考えた学生だからこそわかる子どもたちの良さや、こうしたらもっと良い議論ができるかも!という点について、インタビュー形式でお届けです~♪

捨て猫・捨て犬問題を解決せよ!
家のまわりで野良犬をよく見かけることに危険を感じたことをきっかけに、この問題を解決することにした小学4年生ふたりチーム。f:id:stud-io:20190829211950j:image
人にとっても動物にとっても、どちらにも良い影響を与えられる解決策を模索し、地域のお店などと提携していくという提案をしました。

そんなふたりと一緒にチームを組んだ大学生からのコメントを見てみると…
Q.ふたりの最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.初めはふたりとも大人しい感じで、こちらが頑張って盛り上げないといけないかな?という気持ちもありました。
でも、動物好きという共通点が見つかり、話し始めると飼い主に犬を捨てさせないためのアイデアがいろんな角度からたくさん出てきて感動!普段何気なく感じている部分をしっかり言葉にして相手に伝えられる力があるなぁと思いましたね!
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Q.ふたりの取り組みに対してはどう感じた?
A.お互いの意見をよーーく吸収して、そのうえでさらに良い意見を出そうとする意識があったように感じました。アイデアがたくさん湧いてくる中でも、相手の意見をはねのけずに受け入れたり、的確に批判したりと、お互いに高めあっていく姿勢がとても良かったです✨
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Q.ふたりがもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.相手が話していたら、途中で話を割って話してしてしまうことが多々あるのかなぁとと感じました。それぞれが面白いアイデアをたくさん持っているから、議論中にアイデアが溢れちゃうんだと思います…笑
「聞くときは聞く、話すときは話す」の切り替えをもう少し意識してみたら、もっと素敵な社会人に近づくのではないでしょうか!

彩都を参考に、自分たちのまちを活性化せよ!
彼女たちが今住んでいるのは、茨木市で今一番開発に力の入れている彩都という街から一駅の場所。
彩都はどんどん人も増えて盛り上がっているのに、自分たちの街は、、?という問いから、この問題を解決することにした女の子3人チームです。f:id:stud-io:20190829212230j:image
彼女たちは今回どのように取り組んでいたのかを、チームを組んだスタッフに聞いてみると…
Q
.3人の最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.イベント前半は議論がなかなか進まず、話が逸れてしまう時間がありました。けれど、最後の発表に向けて集中力が上がっていくのが3人の発言から感じられ、もう少し時間があったらもっとアイデアを磨けるのに…!と少し悔しかったです。笑
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Q
.3人の取り組みに対してはどう感じた?
A.お互い気を使わずに意見を言い合えていたのが良かったと思います!議論を進めていくには、やっぱり本音で話し合えることが大切だと3人を見て再認識しました。
発表前の団結が素晴らしく、プレゼンの際には3人でプレゼン個所を分担しながら堂々と発表できていたのが良かったと思います!
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Q.3人がもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.実装への発想があればより良かったかなと思います!あと一歩だなあというところ!
イデアは面白いものがたくさん出てくるので、そのアイデアを実際の行うためには何をしたらいいんだろう?どんな手順を踏めば成功するんだろう?という、先を見据えた計画を立てられるまで考えられたら素晴らしいと思います!


専四道路で、ながらスマホ問題を解決せよ!
ながらスマホ問題と、自動車専用道路が少ないというふたつの問いを立てたこちらの兄弟ふたりチーム。f:id:stud-io:20190829212357j:image
せっかくならどっちの問いも解決しちゃえ!ということで、「ながらスマホ専用道路」を含む4つの専用道路「専四道路」を作るというアイデアを考えました。
このアイデアは、立命館大学のOIC事務局長・廣井さんが選ぶ「立命館大学賞」を受賞!f:id:stud-io:20190829212741j:image
「ながらスマホ」という一般的には悪いこととされる行為を容認したうえで、どうすればながらスマホがある社会でもみんながハッピーに過ごせるのか?を考えた発想が素晴らしいとのことでした。
(この発想には、会場のみんなもびっくり!「なるほど~」と「面白い!」という声が聞こえてきました👀)

そんなふたりの取り組みはどんな感じだったのかを、一緒にチームを組んだ大学生に聞いてみると…
Q.ふたりの最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.初めは二人とも問題点を出すのに苦労していて、黙っている時間も長かったです。でも問題点が一旦定まると、解決策が笑えるくらいに次々と出てくる。笑
2人ともアイデアマンだし、そのアイデアをまとめる力もあることがイベントを通してわかりましたね。
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Q.ふたりの取り組みに対してはどう感じた?
A.議論中は、主に兄が積極的に発言し、弟は紙に書いて具現化するという役割分担で進めていきました。自分の得意なことを理解したうえで、それぞれ役割をもって話し合いができることは、社会人としても大切な力なので、素晴らしいと思います!
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Q.ふたりがもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.2人とも潜在能力抜群だし…
お兄ちゃんに関しては、自分のアイデアを発信をしていくのは得意だと思うので、そのアイデアを実行できる手順を考えられるようになるとより良くなりそう!
弟君に関しては、意見をわかりやすくまとめる力がとても強いと思うので、まとめたアイデアをさらに良くするための意見を積極的に出していけると、超レベルアップするんじゃないかと思います。
ふたりの成長が楽しみです~!


今回イベントに参加した大学生の子どもたちに対する熱量は、こんなインタビューで収まるものではないのですが…(笑)
残り10チームに関しても同様にご紹介していきますので、どうぞお楽しみに~!

また、9/21(土)の第3回の同イベントもあと数名ご参加いただけますので、ご希望の方は下記のフォームからお申し込みください👇

https://forms.gle/7va4zcxqKEYFR4hi6