脳とノート ~歌詞について①~
ミュージックビデオをこの前つくった。
「脳とノート ダンシングTonight」ってタイトルなの。
深夜のテンションで思いついたアイデアは、翌朝に色褪せてるってことがよくあって。
あれ?あんときはめちゃくちゃ面白いと思ったのに…
なんやこのようわからんメモ書きは…みたいなことあるじゃないですか。
そういう歌。
そういう歌詞を、あたしが書いたのです。
歌詞を考えているときに、エヴァみたいな楽しみ方ができればなと思ったのでした。
エヴァみたいというのはあたしが時より使う言葉で。
ぱっと見で十分楽しめて、それでいて深く知ったらもっと楽しめる作品。
エヴァンゲリオンってあたしにとってはそんな作品なのです。
庵野さんは「砂場」って表現してたのだと。
砂場って遊び方が決まってなくて、トンネルやったりお城やったり泥団子やったりいろんな遊び方ができる。
観客がそれぞれの楽しみ方で自由に遊べる作品がエヴァなのだと。
音楽で言うと、「愛はズボーン」ってバンドは、あたしにとってエヴァであり砂場なのだ。
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愛はズのLIVEは、初めて見る人でもときめいちゃうほどに楽しい。
耳残りするフレーズ、エンターテインされたパフォーマンス、目で耳でとにかく楽しめちゃう。
それでいて、あの曲名どういう意味やろ?
あの歌詞なんて言ってたんだろ?と調べてみると、そこにもとことん遊びが隠されている。
ぱっと楽しめて、それでいてもっと楽しむ仕掛けが用意されている。
そんな曲にしたいなと思い、歌詞を書いたのでした。
歌詞のせるので、解読してみておくれませ。
「脳とノート ダンシングTonight」
脳とノート ダンシングTonight
無力なぼくは畳でラモーン ラモーン
能をNOと ダンシングTonight
世界を変えにワタシとイキまセンカ
缶コーヒーのバベルの塔
もくもく灰皿ヤマアラシ
真っ黒い窓映し出した
真っ白なノート 青い顔
壁の向こうでコケティッシュ
見ざる聞かざるペン握る猿
イイダクダクとハクダクダク
スーパーカブと曙空
脳とノート ダンシングTonight
カルアミルクが畳でラモーン ラモーン
能をNOと ダンシングTonight
世界を変える そんな革命前夜
コーヒーカップはドーナツで
イヌはネコでネコは宝のカギで
「いいね」がつかぬ鋭いヤツ
共感させぬ鋭いヤツ
まんじりともせず紺碧の
空に浮かべる昨晩のキセキ
なんだこのよくわからんヤツ
ジョンタイターにはわかるヤツ
脳とノート ダンシングTonight
シックボーイが畳でラモーン ラモーン
能をNOと ダンシングTonight
世界が変わるそんな革命前夜
脳とノート ダンシングTonight
アスカらはまた畳でラモーン ラモーン
能をNOと ダンシングTonight
正解が変わる世界にイキませんか