【スタッフ特集】一大イベント・プロジェクト報告会を企画するCOLEYOの参謀に話を聞いてみた!
スタッフ特集第4弾~!!
どうもこんにちは!夏の無人島キャンプで初釣りにしてキスを釣り上げた、学生スタッフのまみーです!
今回紹介するのは、論理的な考え方で虎視眈々といつも何かを狙っているタイプの“しばけん”こと柴橋和樹!(※勝手な印象です。笑)
彼が心に秘める熱い想いをお届けしたいと思うのですが、彼の取り組みには何やら「ストレス」が関係しているようですよ…👀
余計なストレスの少ない社会を創りたい
COLEYOでは、3ヶ月に1度「報告会」というイベントを行っています。生徒たちが、自分の進めるプロジェクトをパワーポイントなどの資料にまとめ、他生徒や保護者さん・社会人ゲストに向けて進捗もしくは成果報告をする場です。生徒の報告に対して様々な知恵や経験を持った方々から直接フィードバックをもらい、世の中の課題に向き合う社会の一員として子どもたちを育てます。
今回、そんなCOLEYOとしての一大イベント「報告会」を中心となって企画・運営するしばけんに話を聞いてきました!
僕はストレスフリーに生きたい。
まみー:今日はよろしくお願いします!初めに、しばがCOLEYOに入った理由を教えてもらっていいですか?
しばけん:COLEYOに入ったのは、「余計なストレスの少ない社会を創る」という僕の夢を実現できる場所だなと思ったからです。でも、COLEYOとの出会いは本当に偶然だったんですよ!色々調べてたどり着いたわけじゃないんです。
ま:そうだったんですか!どんな経緯で??
し:僕、大学2年生の頃めっちゃ真面目に授業行ってたんですね。1限の授業でもちゃんと起きて通っていたのですが、ある日、寝坊してしまって。いわゆる絶起(絶望の起床)で「ああもうだめだ…ハァ」ってなって、家から出ずにテレビをつけたんです。『よ~いドン!』っていう関西の番組をぼんやり眺めていたら、となりの人間国宝さんっていうコーナーで代表が紹介されていて、なんだこれ!こんな教育が世の中にあるのか!と衝撃を受けました。すぐに連絡して、面接してもらうことにしたのが始まりでしたね。懐かしい~
私川村、本日をもって国宝となりました。
— 川村哲也 COLEYO Inc.(教育×企画) (@Tetsu_studioao) 2017年10月5日
studioあおの生徒も、寺子屋LABOの生徒も出るかもです。#となりの人間国宝 #よ〜いドン #studioあお #寺子屋LABO https://t.co/jt2C5m36Tp
ま:おお~、本当に偶然!その時たまたま寝坊してくれてなかったら、こうやってインタビューすることもなかったわけですね…!
し:そうそう、あの時の自分に感謝ですね笑 初めて代表に会いに行ったときは、一応面接だしなと思ってスーツ着て、履歴書持って旧教室まで行って、ドアも3回ノックして、ゴリゴリの就活っぽく入ったんですけど…めちゃくちゃ浮いた。代表がこんな感じなので、めっちゃ笑われました。笑
ま:たしかに、そういうかたい雰囲気の場所じゃないからね笑 ところで、冒頭で言ってくれた「余計なストレス」っていうのはどんなストレスのことを言うんですか?
し:生きるうえでの必要のないストレスのことです。ストレスの種類はたくさんあると思うのですが、僕は大きく2つに分類できると思っていて、それが「自己成長を促すストレス」と「自己成長を妨げるストレス」なんです。で、後者は生きるうえで必要のない、余計なストレス。これを少なくして、みんながストレスフリーに生きられる社会を創りたいんですよね。
ま:ほうほう。自己成長を促すストレスってどんなものでしょうか…?
し:えーっと、わかりやすいので言うと筋トレとかそうですね!体を強くしたいとか、痩せたいとか、モテたいとか、そういう目標のための手段として筋トレをする場合、身体的にストレスがかかります。精神的にしんどい場合もあるかもしれない。でも、このストレスを受けながらも頑張ることで自分を成長させ、目標を達成できるわけですよね。これはポジティブなストレスなので、生きるうえで必要だと思います。けど、社会の中には筋トレのようなポジティブなストレスではない、必要のないストレスが多く存在しています。そこを改善できたらいいな~と思っているんですよね。
ま:なるほど、確かに筋トレは自己成長に繋がるストレスですね!じゃあ、教育の中にある自己成長を妨げるストレスって何なんでしょう?
し:僕は、「面白くない」と「社会とのギャップ」が余計なストレスだと思ってます。「面白くない」っていうのは、学校を思い出してもらえればわかると思う。教室に缶詰めにされて、机に座ってみんな前を向いて授業を受けるのって、全然面白くないじゃないですか。その環境で勉強をしても、やる気も知識の定着度も下がりますよね。結果的に幸福度が下がるので、これは成長を妨げるストレスだと思います。
ま:たしかにそうかも…!面白いと思えるほうが絶対勉強への意欲は増すし、その結果いい成績が取れて嬉しかったり、将来の選択肢が増えたりして幸福度が上がりますね。もうひとつの「社会とのギャップ」はどういうストレスなんですか?
し:「社会とのギャップ」っていうのは、教育現場で評価される人と社会で評価される人のギャップが大きすぎるということです。大人の言うことを聞くいわゆる"いい子"では、今の社会で成功するとは言えないのに、ずっと昔からの風習を断ち切れないで生きづらい世の中になっている。社会人になった時の幸福度が下がる風習なので、これは必要のないストレスです。社会の中で評価される人と同じ基準を学校にも適用できたら、社会のストレスが少なくなって、ストレスフリーに生きられる人が増えると思うんですよね。
ま:学校にずっと通ってきて、社会とのギャップはすごく感じていました!学校はみんなに合わせることが良しとされる風潮があるけれど、社会では自分の意見をしっかり発言できる人が評価されますもんね。COLEYOに入ったら、この課題を解決できると思った、ってことでしょうか!
し:そう!自分のやりたいことをプロジェクトにして、それを社会の役に立つように実装する、「面白い」かつ「社会人として必要なこと」を実践しているとわかったので、すぐに面接をお願いしたんです。あの時本当に寝坊してよかった~!!
10歳からの社会人を育てるために
ま:COLEYOに入ったきっかけや目指している社会についてはわかったのですが、面白くて社会と接続性のある教育をするために、どんなことに取り組んできたんですか?
し:僕は主に「プロジェクト報告会」の担当をしています。3カ月に1度、保護者さんや社会人ゲストを招いて、生徒のプロジェクトの成果を報告するイベントです。今までに4回の報告会をデザインしてきました。
ま:報告会はCOLEYOの一大イベントとして、生徒もスタッフも毎回気合いを入れて取り組んでいますよね!
し:そうですね。このイベントでは「教室と社会を接続させること」を最重視しています。普段教室の中でプロジェクトを行っていると、どうしても内々の成果として終わってしまいそうになるのですが、それでは社会とのギャップが解消されるとは言えません。そこで、自分のプロジェクトを世の中に発信し、社会からの生のフィードバックをもらえる場を設けることにしたんです。
ま:取り組みに対して、第3者の方々から意見を貰えるというのは生徒のやる気にも繋がりそうですね!
し:そうなんです、報告会は生徒のプロジェクトに中間ゴールとしての機能も持っているんですよ。最終ゴールまで走り続けろ!っていう根性論みたいなことをするんじゃなくて、生徒たちが納得感をもって、自分のやりたいことを突き詰められる環境づくりの一環です。
ま:なるほど!プロジェクトをより良い形でやり遂げるための方法でもあるんですね!
し :そう!それに、社会に出たら自分の考えていることや取り組んでいることを他者にわかりやすく伝えられる力も必要になりますが、報告会はその力を身に付けるためのいい機会になるんですよ。相手にうまく伝わる報告をするには練習も必要になるので、普段の授業の中で10分間でプレゼン練習やディスカッションの時間などを設けていますが、「報告会のため」っていう明確な目的があると、自然と伝える技術が身につくんです。周りの生徒も同じ目的に向かって頑張っているという一体感が生まれますしね。
(プレゼンやディスカッションの授業では、ゲーム要素を組み入れて楽しく取り組めるよう工夫しているんです!)
ま:社会との接続を実現するためのデザインがたくさんあるのですね!報告会を何度も経験していくうちに、社会人顔負けの小中学生が育ちそうです!
最も良いフィードバックのためなら、何でもします。
ま:4度の報告会を担当したということですが、コンセプトやコンテンツはどんなふうに変化したんですか?
し: まず初めに担当した報告会では、評価制度を導入しました。これは、教育の成果指標と社会の成果指標をできるだけ近づける目的で、MVP (Most Valuable Project)を選ぶための評価基準を作ったんです。
ま:評価基準って大事!自分がどこを評価されているか明確にわかれば、そこは引き続き意識してプロジェクトを進めていけばいいですもんね!次の報告会は何を変えたんですか?
し:2回目の報告会では、より多様なフィードバックを受けられるよう、規模をぐっと大きくしました。1回目の会場はstudioあおの教室だったのですが、2回目は立命館大学衣笠キャンパスの食堂をお借りして総勢100名ほどの報告会を実施したんです。
ま:1回目は30~40人くらいの報告会だったから、一気に規模が大きくなりましたね!
し:そうですね!その分生徒たちも準備に力を入れたので、観客が多くても堂々とプレゼンできる生徒が多くなった印象があります。他には、演出に力を入れました!オープニングムービーを流したり、うちわを使った投票形式にしてインスタ映えを狙ったり。笑 生徒たちが盛り上がる仕組みがあると、やるぞってなりますからね!さらに、社会人ゲストとして、JR西日本の社員さんや京都市の議員さん、京都の若手起業家の方にも来ていただきました。
ま:盛りだくさん!生徒たちにとってもすごく良い経験になった報告会だったんじゃないかなと思うのですが、課題はあったんですか?
し:フィードバックの質と量についてですね!2回目の報告会でも、生徒たちは様々な刺激を受けられたようで良かったのですが…報告会は生徒にとって社会から直接フィードバックを受ける貴重な機会なので、より質の高いフィードバックをたくさん受けられる仕組みはないのかということが課題として残りました。
ま:なるほど!その課題をもとに行った3回目の報告会はどんなものだったんでしょう?
し:3回目に担当した報告会は、ディスカッション型の報告会にしました。生徒のプロジェクトに関連する職業の方をお呼びして、6~7人のグループをつくって各プロジェクトについてディスカッションするというものです。
ま:そういう流れだったんですね!「社会との接続性」を備えたまま、前回の課題を意識して新しい形式の報告会を実施…とめちゃめちゃPDCA回ってる…すごい!グラレコを使ってディスカッション内容を記録していたのがわかりやすくて、印象に残ってます!ちなみに、最後に担当した報告会では、何を意識していたんですか?
し:4回目の報告会では、生徒からの発表だけでなく、保護者・生徒・ゲスト・スタッフみんなで、日常の困りごとについてディスカッションをするコンテンツや、懇親会でスタッフから生徒への3ヶ月間のフィールドバックを書いた手紙を渡す時間などを新たに設けました。
また、生徒の発表も、研究・ものづくりなどプロジェクトジャンル別に分けたブース発表と、プロジェクトがゴールまで到達した生徒のみが出られるコンテストの2つに分けました。
いずれも、報告会が生徒にとっても報告会に来てくださった方にとっても「面白い!」と思ってもらえるようなイベントにしたいと思い、取り組んだ試みでした。
ま:イベントが参加者全員の価値になるよう、試行錯誤しながら毎回アップデートしてきたんですね…!
し:色々考えて試す機会を貰えたのはありがたかったです!でも何より、生徒や保護者さんたちの感想を聞いてみると、少しは生徒たちの役に立っているのかな~って思えて、僕の幸福度がめちゃくちゃ上がってましたね!また、社会との接続性だけでなく、毎回形式を変えて面白さを求める、教育のエンタメ化も少しずつ進めてこられたのかなと思ってます。とは言ってもまだまだなので、まずは教育の分野で、余計なストレスの少ない社会を創っていきたいです!
ま:その想いを突き詰めていってもらえたら、なんだか本当に生きやすい社会になりそうです!夢の実現のために、自分のストレスをためないように気を付けてね!笑 今日はありがとうございました!
しばけんのことをもっと知りたい!と思った方はこちら☟
note:https://note.com/shiba_kyoiku
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【スタッフ特集】「知ってほしい」が原動力!広報部の実体とは!
スタッフ特集第3弾~!!
どうもこんにちは、studioあおの小5カメラマンの被写体になってみた、学生スタッフのまみーです!
今日ご紹介するのは、なかなか表に出てこないスタッフ、広報担当の“みあきちゃん”こと武冨晶紀です!
広報は写真を撮る側なので、なかなかいい写真がなくて探すのに苦労しました…いつもありがとう!!!
今回はみあきちゃんの写っている貴重な写真をかき集めたので、ご査収ください。笑
自分が受けたかった教育を日本の子どもたちに広めたい
COLEYOでは、Facebook・Twitter・Instagram・ブログを使って生徒の活動など、外部に公開しています!
ぜひチェックしてみてください✨
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Twitter→studioあお/スタジオアル (@studioao_coleyo) | Twitter
今日は、生徒の素敵なプロジェクトや教室の様子をありのままに発信してくれる広報担当・みあきちゃんがどんな思いで取り組んでいるか話を聞いてきました!
そうだ、ブログ書こう
まみー:今日はよろしくお願いします!広報担当ということですが、初めから広報スタッフとしてCOLEYOに入ったんですか?
みあき:初めは「なんかしてみない?」っていうざっくりした提案で入ったんですよ。最初は生徒のプロジェクトマネジメントを行っていたのですが、はっきりと役職が決まっていたわけではなかったので、今のCOLEYOには何が足りてないかな~って考えて、気づいたところから取り組んでいったって感じですね。
ま:なるほど!初めに気づいたところってどんなところでしたか?
み:プロジェクトマネジメントをしているスタッフはいるけど、生徒以外のことに関して動いているスタッフがいなかったんです。だからまずは、スタッフのみんなが働きやすくなるための動きをすることにしました。例えば、スタッフ同士のコミュニケーションコストを下げるためにChatworkっていう社内コミュニケーションツールを導入したり。
ま:チャットワーク便利!広報に目が向いたのはその後なんですか?
み:そうですね~。関わっていく中で「面白いことが毎日教室の中で起こっているのに、発信しなくちゃもったいない~」って感じて、まずはブログ書いてみたのが始まりです。文章を書くことは嫌いじゃなかったので、これなら自分でも役に立てるかなと思いました。
ま:ブログが始まりだったんですね!いざ広報を、となったときに難しかったことは何ですか?
み:難しかった、というかめちゃくちゃ気を使っているのは、言葉遣いや言い回しについてですね。発信する言葉ひとつひとつが会社のブランドに直接影響するので、社員さんや同じスタッフのみんなに何度もチェックしてもらって、表現の精査をしています。教育の会社だし、言葉に関しては結構厳しく指摘が入りますよ。FacebookやTwitterの投稿文を考えるのに1時間以上かけることもあるんです笑
ま:1時間!!それだけ一言一句に注意を払っているんですね!
自分が10歳だったら、今すぐにstudioあおに入りたい。
ま:ちなみに、COLEYOに入ったきっかけは何だったんですか?
み:studioあおの教室がある一条通には、猿基地っていう焼酎BARがあるんですけど、そこで飲んでたら隣にいた人に突然「子ども嫌いですか?」って声かけられまして。
(猿基地でのワンシーン。「ちんぐ」のソーダ割が好きだそうです)
ま:え、こわ。笑
み:ほんと。笑 なんだこの人…?ってなりました。それが代表のてつさんでした笑
ま:完全にナンパ師笑
み:間違いない。笑 でもそれがきっかけで、教室見学に行ってみることになりました。教室での活動が面白そうだなと感じて、関わってみようかな~と!
ま:きっかけは酒場から生まれたんですね!笑「面白そう」ってのはどこに感じたんですか?
み:やっぱり「やりたいこと」を突き詰められるってところですかね。だって、先生の言うことをちゃんとやっていい成績を収めている子が良い子だって教わってきたのに、studioあおでは自分の好きなことに熱中して、全力で取り組むことが良しとされてたんですよ!だから初めて行ったときは衝撃的でしたね。当時studioあおみたいな教室が近くにあると知っていたら、通わせてと絶対親に頼んでいたと思います。
教室見学に行って、こんなに素敵な教室、今までなんで知らなかったんだろう?もっと色々この教室のことを知りたい、って思ったから、関わり始めた感じですね。
ま:なるほど、確かに学校で教わってきた良い子・褒められる子の基準とは全く違う価値観ですよね。もし子どものころあおに通っていたら何してたと思いますか?
み:スポーツ系の研究ですかね~。バレーボールとか卓球とかを小さい頃からやっていたので!私、実は小さい頃ずっと病気がちだったんです。特に喘息が酷くて、月に1週間は入院してるみたいな。でも、小学生になってスポーツを始めたらどんどん良くなっていったんですね。単純に心肺機能が強くなったから元気になったんでしょうけど、もっと細かく研究してみたら面白そうだなと思います!
ま:ぜひやってほしい!10年前の子どもの頃のみあきちゃんと一緒に活動してても面白そうだな~笑
1人でも多くの共感者を生むために
ま:COLEYOに関わって1年くらいになると思うんですが、どんな変化を感じますか?
み:COLEYOが取り組んでいることが外から見えるようになって、色々なジャンルの方々からの反応をもらえることが増えたな~と思います。studioあおが今の教室に引越しする前は窓もない小さい教室でやっていたのですが、中で何しているのかわからない感じだったんですよ笑
(1年前まで使っていた教室。中が本当に見えません。怪しいですね。)
ま:広報活動が活きているのを感じますね!
み:いや~でも、めちゃくちゃ不安になりますよ!SNSの更新をしたとしても見てくれている人の表情が見えるわけではないので、やっていることに意味はあるのかなと不安になって、スタッフをやめることも一時期考えてました。
ま:そんな時期があったんですか!
み:そうなんです~。"広報"という仕事を自分で選んだのはいいけれど、教室でプロジェクトマネジメントして生徒から反応をもらえるスタッフと自分を比較して、めちゃくちゃ落ち込んだことがありました。私がやってることは周りから見てもらえないと感じてしまって、存在意義を見出せなかったんですね。会社の人たちのメッセージを見るのもしんどくて、スマホの電源切って丸3日間本読んでるみたいな。その節はご迷惑をおかけして…!
ま:辛い思いを抱えていたんですね。そこからどうやって立ち直ったんですか?
み:保護者の方々からのコメントですね。以前プロジェクト報告会を実施した時に、生徒一人一人のプロジェクトの記事を書いたことがあったのですが、その記事に対して一人の保護者さんからお声がけいただいたんですね。「うちの子のこと、詳しく書いてくれてありがとう。近くにいると気付かない視点から書いてくださっていたので、この子の新しい一面を知ることができたし、何より楽しく取り組んでいる様子が見られて嬉しかったです。この子が大きくなった時に、またこの記事を読んでどんな反応をするのか楽しみです!」って感じで。その時は堪えたけど、涙出そうでした笑 その言葉がきっかけで、ちゃんと見てくれている人がいるから、頑張らないといけないと思い直しました。
ま:なるほど、そうやって言葉でちゃんと伝えてもらえるのは嬉しいですね。それが広報としてのやりがいに繋がっているんですね!
み:そうですね!SNS以外にも、代表や生徒が登壇するイベントで広報活動をすることもあるのですが、そこでは対面でゲストの方にCOLEYOの説明をさせてもらったり、生徒のプロジェクトを紹介したりするんですね。すると、大半の方が「面白いね」と興味を持ってくれるんですよ。その反応を見ると、まだまだ面白がってくれる人がたくさんいるんだから、もっと広めなきゃなって思います。正直な感想を言ってもらえるのは、広報のモチベーションにつながるのでとってもありがたいですね!
ま:よし、わたしも積極的にコメントをしていこうと思います!笑
自分が受けたかった教育を今の子どもたちが受けられる世の中にするため、日々広報活動に勤しむみあきちゃんの想いを垣間見ることができたなと思います!今日はありがとうございました!
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【スタッフ特集】大人気コンテンツ「政治の授業」制作者とは?
スタッフ特集第2弾~!!
どうもこんにちは、生徒と並んでいると小学生に間違われる、学生スタッフのまみーです!
(右です)
COLEYOで働くスタッフを紹介するこの企画、第1弾は見ていただけたでしょうか?(第1弾はこちら☟)
今回紹介するのは、教室で行う集団授業の制作に奮闘するスタッフについてです。
「おもろい、やりたい、みんなでやる」授業を開発したい
studioあお・スタジオアルでは、定期的に「21世紀型リベラルアーツ授業~コモン~」を行っています。と言われても、なんじゃそりゃ!ですよね。笑
簡単に言うと、これは「教養を学ぶ集団授業」のことです。
社会に出ていく上で必要な能力や社会の成り立ちを、モチベーションを刺激しながら行う実用性・エンタメ性に特化した体験型授業のことを、私たちはコモンと呼んで実践しています。
そんなコモンの授業づくりに、家ちゃんは日々どんな思いで取り組んでいるのか聞いてみたいと思います!
諦めはご法度。スピードを活かして挑戦し続ける
まみー:今日はよろしくお願いします!家ちゃんはどんな授業を作っているんですか?
家ちゃん:僕が制作しているのは、コモンの中の「政治の授業」です。月に1回、studioあおとスタジオアルで授業をしています。
ま:政治の授業!内容も気になりますが、そもそも授業制作ってどうやってやるんですか?
家:まずは、「政治」というくくりの中からテーマを決めます。例えば「民主主義について」とかね。そのテーマの中から伝えたい事を1つ決めて、遊びながら学べるゲームをつくる。最後に、伝えたいことが伝わるか社内で確認して、当日使う資料(パワーポイント等)を作成するという流れですね。
ま:なるほど、授業にはゲーム作りが入ってくるんですね!ちなみに、授業をつくることになったきっかけは何だったんですか?
家:「政治の授業やってみたら?」っていうのっしーさん(取締役)からの提案ですね。最初はおもろそうだしやってみよ~って思って、言ってみた感じです。
(取締役・のっしーさん。ドヤ顔です。仕事ができる人です。)
ま:そんな軽い感じで!
家:いい意味で、だいぶ軽く返事しましたね~笑 で、やりますって返事してからすぐに一個作ってみたんですよ!けど、実はめっちゃおもんないのができて。笑 とりあえず代表には見せてみたんですけど。
ま:スピード感すごいですね!ちなみに反応は…?
家:「もうちょいおもろいの…」って言われました笑
(家ちゃんと代表。普段はこんなに仲良しですが、仕事ではちゃんと部下と上司の関係です。)
ま:あらら。笑
家:ま、最初なんで、そうだよなあってなりました笑 ただ、とりあえず授業制作にチャレンジしてみたおかげで、その難しさ以上に面白さを感じることができたんです。だから、諦めずに納得のいく授業を追求しました。自分が作った授業を生徒に「おもろかった!」と言ってもらえた時はめちゃくちゃ嬉しいですね~。
ま:失敗なんて当たり前、まずやってみることで多くの学びを得たんですね!
僕にしかできない、おもろい授業づくりを
ま:ちなみに、代表の評価を受ける前と後では何が変わったんですか?
家:リアルな政治を体感してほしいという想いは変わらず持ちつつ、「僕にしかできない授業」を作ることを意識するようになりました。最初に作った授業は、政治の知識をインプット→教室内でみんなが気持ちよく過ごせるための法律をつくる!というものだったんですが… 知識をインプットして、その知識をもとにアイデアを出して、実際にやってみるってこの世の中にありふれた授業形態じゃないですか。それ、俺がやる意味ないやん!って思ったんですよね。
ま:なるほど!独自性を追求したんですね。
家:そう。それで、生徒が大好きなボードゲームを参考に、ゲーム形式で授業を作ることにしたんです!ゲームの中で、インプットからアウトプットまでできるように考えたんですよ。
ま:面白そう~!私も生徒に混じって参加したいです!
授業への固定観念を破壊せよ
ま:とは言っても、その授業を一から考えるのはなかなかに骨が折れそうですね。
家:そうそう。ただ、以前からいわゆる「授業」には課題を感じていて、どうにかできないかな~という想いはあったんですよね。
ま:課題、ですか?
家:「おもんない、やらされる、1人でやる」ってことですね。これは僕が小中高と学校で授業を受けていた時にいつも感じていたことでした。子どもの時期って感情に正直だから、面白いからやりたいっていう気持ちが最優先だと思うんです。最初に「楽しくない」「おもんない」って思っちゃうと、その後ずーーっとその分野が嫌いになって、ただただ授業を苦痛だと感じるだけになってしまう。だからこそ、授業のつかみは「おもろい」ことが大切だと思っています。そこから、誰かにやらされるのではなく、おもろいから自分で学ぶってところに繋がっていってほしいと思っています。
ま:たしかに、小中学生の頃は”おもろいこと”に一直線だったなあ。授業を受けて、「面白い!もっと色々知りたい!」と自発的な学びを促すことが大事なんですね。
僕が目指すのは「教育がなくなること」
ま:おもろい授業づくりを追求しているということですが、授業制作をするうえで家ちゃんなりのゴールってありますか?
家:子どもたちが自分から学ぶようになれば教育は必要ないと思っているので、教育がなくなることがゴールです。
ま:教育がなくなること…それだけ聞くと不思議な感じがします。
家:さっきも言った通りなんですけど、子どもたちが何か新しいことを知るときには、一番最初に「面白い」と思ってもらうことが大事なんです。自分から学ぶための、最初の一歩をつくりたいんですよね。だから、表面的な知識は教えない。物事の本質だけ教えるってのが僕のこだわりです。本質を理解していれば、そのあとは応用していろんな場面で実践できると思うので!
ま:なるほど!ちなみに、政治を学んで一番活かしてほしい場所・場面ってありますか?
家:学校生活や家などの身近な場所ですね。というのも、普段過ごしている場所って居心地がいいので、その環境自体に疑問を持つことってあんまりないなあと思っているからなんです。でも、身近なところにも「おかしくない?もっとこうしたほうがみんな過ごしやすくない?」って問いや仮説を立てる場面はいくらでもあると思います。政治の授業で学んだことを活かして今ある環境に疑問を持ち、周りの人の笑顔を増やすために何か変えようと行動してくれることが理想ですね。
ま:問いを持ち、解決策を出すだけではなく、実践まで移すことが大事ですね!
家:そうです!自分が今ある環境を変えた!っていう成功体験を繰り返すことによって、「もっと色々な人に影響を与えたいな~」と、段階的に変えていきたい範囲を広げていってくれたら更に良いですね。生徒会に入って、学校の理不尽なことを変えるために自分が行動するぞって本気で思ってくれる生徒がいたら、泣いて喜びます。
ま:生徒たちが政治の本質を理解し、自分自身で周りの環境を変えようと行動してくれることを目標として日々授業づくりに取り組んでいるんですね!家ちゃん、今日はありがとうございました!
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【スタッフ特集】生徒の「やりたい」を引き出す存在とは!?
こんにちは!
「10歳からの社会人教育」を実践する教室・studioあおを運営するCOLEYO Inc.で学生スタッフをしている“まみー”こと大平真未です。
studioあおの活動を知らない方はこちら!
突然ですが、COLEYOでは学生や社会人スタッフがたくさん活躍していると知っていますか?
代表の川村だけだと思っている人、正直に挙手お願いします。
確かに、看板もないし、#COLEYOって打つと知らない外国人が出てくるし、仕方ないのかもしれません。
とはいえ!素敵なスタッフがいることをもっと知ってほしい!!
ということで、今回どんな人がいるのか知ってもらおうじゃないかという企画をすることにしました。
最初に紹介するのは、COLEYOで最も重要なポジション!生徒と並走してプロジェクトを進めるスタッフについてです。
studioあおという安心できる居場所づくりを
studioあおは、2・3人の生徒に1人のスタッフがつく少人数制で運営をしています。
現場のスタッフが主に行っているのは「プロジェクトマネジメント」。
生徒の「やりたい」を引き出してプロジェクトを立ち上げ、モチベーション高く取り組めるようアドバイスをしていく仕事です。
そんなプロジェクトマネジメントにさくらさんはどんな思いで取り組んでいるのか、生徒と向き合う際のコツも含めて聞いてみたいと思います!
一緒に進めることが大事。「知らない」は価値になる
まみー:さくらさん、今日はよろしくお願いします!教室ではプロジェクトマネジメントをしているということですが、どんな流れで行う仕事なのか教えてもらえますか?
さくらさん:まずは生徒と会話して興味のあることや好きなこと、普段抱いている疑問などをもとにプロジェクトを立ち上げます。そしてそのプロジェクトのゴールまで生徒がたどり着けるよう、アドバイスをしながら一緒に進めていく感じですかね。
ま:なるほど!生徒たちは興味の幅が広いし、面白いプロジェクトばかりですよね~🧐印象に残っているプロジェクトはありますか?
さ:たくさんありすぎて選べないのですが、最近で言ったら…地衣類の研究ですかね!地衣類が好きで、その研究をしたいと話してくれた子がいまして。熱意もあったし、いいねやろう!となったのですが、そもそも地衣類という言葉を初めて聞いたので「それ何…?初めて聞いた!なんで興味持ったの!?」などと質問攻めにしました。笑
(※地衣類… 菌類のうちで、藻類を共生させることで自活できるようになったもの。コケ植物に共通点があり、生育環境も共通しているため、「○○ゴケ」といった和名が多い。)
ま:たしかに!私も地衣類ってとっさに言われてもわからないなあ。笑
さ:説明できないですよね!今でこそ「それ何~?」と聞いたり一緒に調べたりしますが、スタッフになりたての時は生徒が抱く疑問にすべて答えられないといけない、と気を張って接していました。でもそれだと話が弾まなくて、プロジェクトを進めていくのも難しかったんですよ~。
ま:緊張が生徒にも伝わってしまったんですね…
さ:そうだと思います。でも、あおの生徒ってスタッフに「教えて」って言わないんですよ。
まだプロジェクトマネジメントに慣れていないとき、お母さんが服の作家さんをしている生徒に「服をつくりたい!」と言われて。私は裁縫もミシンもやり方がわからなかったので、「ごめんわからないや、一緒に調べよう?」と言って説明書を読んで、一緒に勉強していきました。「教える」というスタンスではなくて、一緒に知っていく感じが自分も楽しかったですね。その生徒も教えてもらおうと思ったわけではなくて、一緒に進めていくことが楽しいと思ってくれていたみたいです。その出来事がきっかけで、知らないことは「知らない」って普通に言えるようになったんですよ。
花粉症の治療法を見つけて、スタッフを救え!
ま:生徒と並走してプロジェクトを進めていくことが大事なんですね!そのうえで、スタッフとして他に気を付けていることはありますか?
さ:プロジェクトのゴールを一緒に設定して進めていくことですね。花粉症の研究をしている女の子がいるんですが、彼女は「花粉症」に興味を持ったものの、花粉症の研究をしてみたいという漠然とした思いしかありませんでした。そこに「誰を喜ばせるか?」と対象を設定することを促し、花粉症の治療法を見つけてその人を助けるというゴール設定に導くことで、モチベーションを高めてプロジェクトを継続するところまでもっていくんです。
ちょうど私が花粉症に悩んでいたため、実験体になることも含めて私を喜ばせる対象に設定することに。笑
ま:身近な人を対象にすれば、「この人に喜んでもらえるように」とモチベーションを維持しやすくていいですね!でも、ずっと同じプロジェクトに集中して取り組むってなかなかしんどいですよね…。
さ:そう!やっぱり、黙々と続けるのはしんどいし、集中力も落ちちゃう。だから、リフレッシュするために何か違う作業をしたり、他の生徒のプロジェクトを手伝ったりする生徒も結構います。ゴールと最低限のルールだけ確認したら、それ以外は自分で決めて行動してもらうんです。
ま:なるほど。遊び始めちゃう生徒はいませんか?
さ:そういう時は、「期限までに、自分で決めたゴールに間に合うなら何しててもいいよ。ただし、ここはYouTube見る場所ではないからね」と伝えています。生徒のすることを最初から"否定はしない"けれど、自分のプロジェクトにはしっかり責任を持ってもらいます!
「さくちゃん聞いて!」めざせ近所のお姉ちゃん
ま:自分で決めたことはやりきる、ということですね!とはいえ、生徒の信頼を得ていないとそれもうまくいかないんですよね…。
さ:信頼関係を築くのはすっごく大事です!心を開かないと、自分の好きなことってさらけ出せないですよね。
ま:たしかに。イメージは近所のお兄ちゃんお姉ちゃんみたいな感じですかね!
さ:そう!とにかくいーっぱい話して、仲良くなるんです。その子の好きなことや学校での出来事、お家のことなどで雑談をしてます。「バレンタイン、好きな人にチョコあげた?」とかね笑
ま:ほんとに近所のお姉ちゃんだ〜!笑 でも、最初から全員がそうやって話せるわけではないですよね?
さ:そうですね、コミュニケーションが取りづらい子ももちろんいます。そういう時は、「はい」か「いいえ」で答えられる簡単な質問をしていくんです。そうすると喉から音が出やすくなって、少しずつ会話のキャッチボールができるようになります。仲良くなってくると、「さくちゃん聞いて~!」と何でも自分から喋ってくれる子も多いですよ~♪
人に迷惑をかけなければ、何をしてもいい
ま:無口だった子が自分の働きかけで喋ってくれた時は、めちゃくちゃ嬉しいですよね!そういえば、スタッフになったきっかけって何だったんですか?
さ:私は教員免許を持っていて、昔から教育に携わりたいと思っていました。ただ、しっくりくるところがなくて色々と考えていた際に、代表にナンパされて、COLEYOを知りました。
ま:ナンパ!笑
さ:そう。笑 ナンパされて教室に初めて遊びに行ったとき、人に迷惑をかけないっていう最低限のルールをおさえていれば何してもいいと代表が言っていたんですね。一人一人が違うことしているし、なんでもできちゃう子から手がかかる子まで色んな生徒がいるけれど、お互いの個性を誰もがそのまま受け入れている感じが素敵で。「全ての才能に目を向けよう」っていうコンセプトの通り、多様性を大切にしているんだなと感じてスタッフになることを決めました。
最終的に採用が決まったのは、京都の大山崎にあるサントリーのウイスキー工場でした。笑
ま:採用場所の癖がすごい~!笑
人間関係がうまくいかない子どもたちを救いたい!
ま:最後になりますが、さくらさんの夢を教えてください!
さ:studioあおには、学校にいくのがしんどかったり、実際に通うことができていない生徒がいます。
他にも、友達関係で悩んで、朝起きられない・めまいといった精神的な疾患を抱えている子もいるんです。
子どもは感覚が鋭くて、そういう悩みを抱えている場合が多々あるのですが、親はわからないから対応に困ったり、過剰に心配してしまうことも多いようで…!そういった子の支えとなれる人になりたいと思っています。
ま:そう思ったきっかけはなんですか?
さ:実は私にも以前、精神的にしんどい時期がありました。そのとき、うまく言葉にできなくて何も話さない私を散歩に誘ってくれたり、面白い動画を送り続けてくれる友達がいました。
その友達には本当に感謝していて、支えてもらった経験が「悩んでいる子を救いたい」って気持ちに繋がっていると思います。
今後は精神的な悩みに対するカウンセラーの資格を取って、子どもたちだけでなく保護者さんも安心して子どもを任せられる人になりたいです!
ま:自身の経験に加えて、生徒それぞれの個性に向き合い対話をすることで良さを伸ばしていく、そんな環境で仕事をしているからこそ生まれた夢なんですね。さくらさん、今日はありがとうございました!
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COLEYOの2020年を一緒につくる仲間募集中!!
COLEYOでは10名程度の学生スタッフが社員と活動しています。
COLEYOでの活動に興味のある人は、ぜひ一度遊びに来てください!
どんな仲間が増えるか、私たちも楽しみにしています!
なんと今なら、少しだけ時間を使って下記のフォームに記入するだけでOK。
ご連絡お待ちしています!
「会いに来る水族館」に会いに行ってみた!
「会いに来る水族館」に行ってみる
水族館に来てもらうのではなく、水族館が会いにくる。
そんなコンセプトでスタートしてはじまったプロジェクト「会いに来る水族館」。
自分の好きな水族館の写真を元気のない人・水族館にいけない人がいる病院に届けるために企画を進めました。
費用面はクラウドファンウンディングで力を借りようと、
CAMPFIREで沢山の方々にご支援とご協力をいただきました。(ご協力いただいた方々、ありがとうございました...!)
そのような、活動を経て実現した今回の写真展。
実現した現場ではどのような形で展示されているか気になりますよね。
ということで、ご挨拶がおくれましたどうも「まっさん」です。
3年前はこんなふざけた記事
を書いていたんですが、今回は行けない方のために、私が実際に現場に行ってまいりました!
かなり真面目な記事です!
では、行ってきます!
サッ...
ハッ!
ダッ...!
ピョ〜ん!
(生徒が通ります。邪魔してごめん。)
ピャーい!
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・
・
会いに来る水族館に到着!
ということで、開催場所の京都第二赤十字病院につきました!
展示場所はA棟とB棟の間の渡り廊下にて展示。
B棟から歩くとアシカくんが待ち構えており、
A棟から歩くとイルカくんが待ち構えております。
センターには夕日をバックにしたイルカのジャンプ姿が!
う〜ん。いいですね。
ただね、まあ僕の感想だけだと、コメントがちょっとだけアホっぽいのと、ご覧いただいている他の方々はどのように感じていただいているのかが気にになって来たので、いいことを思いつきました。
インタビューって、よくないですか?
・
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ということで、実際に生の声を「突撃インタビュー!」してみました!
レッツ!突撃インタビュー!!!
「おおお〜なんやすごいなあ〜」といいながら写真を見てくださったおじいちゃん。
優しそうだったので、声をかけさせてもらいました。
Q:このような写真展はどうですか?
実にええこと。元気もらえる。
外来でよく来るんやけど、病院で写真展をみたのは初めて。
おおおお。好感触です!病院に来て、「元気もらえる」というお言葉はプロジェクトが目指していた通りの反応ですね!
次はゆっく〜り歩かれながら写真を見てくださったおばあさんに突撃インタビュー!
こちらのおばあさんも優しそうだったので、声をかけさせてもらいました。
Q:写真ご覧になられてどうですか?
ようこんな写真撮れるね〜。上手やわ。
イルカは〜、もうちょっとかわいい顔してると思ったけど、
こんな顔しとるんやね。私はアシカが好きやわ。かわいいおめめ。
そうですよね!わかります!イルカってじっくりみると意外と凛々しい顔してたりして、ちょっと変わった表情してたり、かわいいだけじゃないんですよね。かわいいおめめというチャーミングな表現ありがとうございます。
最後は、赤ちゃんを抱っこしながら足を止めてくださった女性に突撃インタビュー!
そうですね。もちろん優しそうでした。
Q:こういった企画についてはどう思われますか?
私は普段病院で働いているのですが、病院っていうのは殺風景で少し冷たいイメージがしますよね。ここの壁ももともとは真っ白な壁ですし。
だけど、写真があるだけで、癒されるしあったかいイメージに変わります。今までになかった企画なのですごくいいなと思いました。
まさかの、病院で働かれている方からのお言葉!常に病院の環境を見ていらっしゃるからこそわかる視点で、説得力が違いますね。僕だけだと「すごいー!いいです!」というちょっとだけアホっぽい表現しかできなかったので、ほんとインタビューさせていただいてよかったです。
会いに来る水族館に行ってみた結果
実際に現場にいってみた結果、興味関心をいただく声が多く、立ちゆく方々にも
指差ししていただいたり、立ち止まってご覧いただいていたのが印象的でした。
小児科も比較的近くにあるためか、親子でご覧になられる方々も多かったですね。
京都新聞にもご掲載いただき、知ってくださっている方もいて実にうれしいです。
そんな写真展が、終了、、、
・
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と思いきやなんと、、、
1/30(木)まで期間延長となりました〜!
みなさん、1月いっぱい展示することとなりましたので、
ぜひご覧いただければうれしいです〜!
※土日祝日は外来受診がお休みですので、平日にお越しくださいませ。
いつも、studioあおスタッフのためにご飯(通称『ゆっけごはん』)を作りにきて
くださっている、ゆっけさんも見にきてくださいました!
ありがとうございました!
今日まで開催の「会いに来る水族館」に行ってきました。あお @studioao_coleyo の生徒で友人でもある高1のゆりあちゃんが水族館に通い詰めて撮りためた写真たちを、入院中で水族館に行けない患者さんたちのために展示しようとクラファンを使って実施したプロジェクトです。https://t.co/xBAMxjjqS4 pic.twitter.com/1bmRpQbiEf
— ゆっけ|きもの楽しみ方コーディネーター (@uk_kimonogirl) 2020年1月13日
〜〜〜〜メイキング写真〜〜〜〜
「生徒の登場に驚くまっさん」のシーンも取れたのですが、モデルのOKが出なかったので、お蔵入りとなりました。これからもめげずに一生懸命ふざけていきます。
「寿命の謎を知りたい!」メダカ研究に取り組む小5女子が長浜バイオ大学に潜入~!
生き物の寿命って何で決まるの?
なんで種類が違うだけで生きられる時間が変わっちゃうんだろう?
そんな問いを持ち、寿命の研究をしている小学5年生の女の子が、長浜バイオ大学に潜入して取材をしてきました!
彼女は、「心臓の拍動によって寿命が変わるのではないか」という仮説を検証するため、studioあおでメダカを使った実験をすることにしました。
ですが、実験結果を検証する前にメダカが次々と謎の死を遂げ…
インターネットで調べてもなぜそうなったのか明確な原因がわからず、
「わからないことは、専門家の方に聞いてみたらいいんだ!」
ということで、メダカ研究をされている先生に直接お話を聞きに行くことにしたのです。
彼女が以前プロジェクトについて報告をした際の記事はこちら ↓
今回取材に応じていただいたのは、
長浜バイオ大学バイオサイエンス学部
アニマルバイオサイエンス学科准教授の竹花佑介先生!☟
メダカの生態について詳しい先生をスタッフと一緒に探してみると、大学でメダカ研究をされている竹花先生の情報をGET!
先生の研究内容にも興味を持ち、プロジェクト内容や知りたいことなどについてメールをお送りしたところ、快く取材に応じていただきました!
(ありがとうございます!)
アポを取った11/22(金)、京都を離れて滋賀県にある長浜バイオ大学へ!
(真っ暗~!)
竹花先生にお会いしてプロジェクトの概要やメダカ実験について説明し、なぜ自分の実験が成功しなかったのかについていろいろとお話を聞くことができました。
「こういう条件で実験をしていたんですけど…」
「あ~なるほど、面白いねえ」
自分が立てた仮説や実験の様子を、図を用いながら説明。
なぜ実験が成功しなかったのか、どのように改善できるのかなど、アドバイスをたくさんいただきました。
また、先生からのアドバイスのひとつに、
「実験で成果を出したいときは、自分に都合のよい生き物を使うといいよ」というお話が。
もちろんメダカを使った実験を続けて寿命について考えることはできるけれど、他にもっと適した生きものはいないか?と考えることも大事だとのことで、このように、生命に関する研究にのぞむ際に必要な姿勢などもお話しいただきました。
(普段から研究をされている方だからこそわかる視点が新鮮で、スタッフも大変勉強になりました…!)
質問がひと通り終わったあとは、水槽室と呼ばれるメダカを大量に飼育しているお部屋や、ゼミの生徒さんが日々実験に勤しむ実験室を見学させていただきました!
研究に使う道具や設備を見せてもらったり、先生の研究内容についてのお話をお聞きしたりと、教室では知ることのできないたーーーっくさんの情報にふれた彼女。
(初めて見るのメダカの種類に感動!)
(メダカを輪切りにした状態のものを顕微鏡で見せてもらいました…!)
竹花先生は現在、メダカのオスとメスがどうやって決まるのか?ということについて研究されているそうで、35種類存在するメダカの中で、なぜ性決定遺伝子がそれぞれ違うのかを解明するために日々実験をされているとのこと。(とーっても省略しています)
この研究で、性決定遺伝子についてすべての生物の共通事項が発見できれば、水産業などで意図した性別の生き物を養殖できるようになるかも…?などと、非常に興味深い内容のお話もお聞きすることができました。
現在、生物関係の研究者の方々の中では寿命がHOTな話題らしく、目の付け所がいいね!とお褒めの言葉をいただいた彼女。
11歳の少女は、知らないうちに世界の流行と並走していたようです…!
後日先生にお礼の手紙を書いて、改めてお聞きしたことを振り返りました。
新たに気づいたことがあったとのこと。
また、今回は初めてお会いする方に色々とお話を聞くということで、どんな順序でどんなことをどうやって聞けばいいのか、事前に自分でしっかり準備をしていきました。
そのおかげで臆せず質問できたことは、彼女にとって貴重な経験であり、大きな自信になったようです。
今後はメダカ研究にこだわらず、今回教えていただいたことをもとに様々な方面から寿命の謎を解き明かすアプローチを続けていくということで、彼女のこれからの活躍にご期待ください~!
「成長はエンタメだ」と、少年ジャンプは教えてくれた。 -代表のひとりごと🍵
週刊少年ジャンプの作品って、実はほとんど全部同じフォーマットなんですよね。
10歳の時からずっと週刊少年ジャンプを買っています。
そもそも漫画が好きなんですが、特にジャンプが好きだった。最初に読んだのはサッカー漫画「ホイッスル」。身体が小さくて下手くそだった風祭少年が、泥臭〜く努力して、少しずつ結果を残していく姿にシビれた。特に体格に恵まれた訳でもない中バスケをやっていた自分にとって、逆境の中一歩一歩進んでいく様子に非常にやる気をいただきました。
次にハマったのは、「BLEACH」と「アイシールド21」。どちらも主人公がそれまでと違う、新しいフィールドで自分に秘められた才能を開花させながら、少しずつ活躍していくお話しです。
※もちろん「いちご100%」にもハマりましたが、そこはあまり触れないでおきましょう。ちなみに向井こずえ派です。
他にもテニスの王子様、NARUTO、D.Gray-man、銀魂、ネウロ、BAKUMANなどなど、今で言うと、ハイキュー、僕のヒーローアカデミア、鬼滅の刃、Dr.STONE、アクタージュ、などなど見応えのある作品がいくつもあり、漏れなく全部ハマりました。
で、これらの作品全部に共通することを見つけました。気づいてみればなんだか当たり前のような気がしつつも、改めてやっぱりそうか。というような話なんですが、
ジャンプってほとんど、「成長ストーリー」なんですね。
忍者アカデミーの落ちこぼれで、イタズラばかりする少年が、独自の修行を通して、その才能を開花させ、最後には里を治める火影になる「NARUTO」。
絵が上手いだけの冴えない高校生が、有能なブレーンと組むことによって漫画家として成功していく「BAKUMAN」。
鳴り物入りで入ってきた天才1年生が、自分よりもレベルの高い上級生プレイヤーに苦戦しながら、日本を代表するプレイヤーになっていく「テニスの王子様」。
などなど。
実はみんな同じ構成で、
①課題があって、
②努力アプローチがあって、
③できるようになる。
作品全体を通しても成長ストーリーですし、章や、編を通しても、同じ文脈で話が進んでいきます。
そこに魅力的な設定や、個性豊かなサブキャラクターがいることで彩りが添えられ、作品としての出来にも差が出ますが、基本はこのフォーマット。最近は主人公意外のキャラクターの成長ストーリーも細かく描く作品が多い印象。
例外に当たるのは、こち亀、ジャガーさん、ボーボボとか、必ず数作は連載されているギャグ路線。あとはデスノートとかはちょっと特殊。(銀魂も怪しいかな…?)
つまり僕たちジャンプ読者は、成長ストーリーに270円を払っているわけです。
確か18年前は一冊220円。値段も成長しています。
いや、それでね、何が言いたいかっていうと、成長ってエンターテイメントだよね。って話です。
親戚の赤ちゃんが初めて立ち上がったり、喋り出した時にみんなが大喜びする。というのに表れていますが、自分に関係のある生き物が、何かをできるようになっていく姿ってのは見ていて面白いんですよ。
これは僕が教育の仕事をしていても非常に強く思いますし、教育関連の人はこの魅力に惹かれている人多いんじゃないかと思います。
バンドや、アイドルを応援するのとかもこれに近いものがあると思います。
大好きな生き物が少しずつ育っていく。そこに自分が少しでも介在できる。
売れたあと興味を失う人がいるものこれだと思います。
"売れていく"のを見るのが面白いわけです。
※Perfumeが好きでした。2010年くらいまでが面白かった。成長を楽しむと同時に、シンプルにのっちが好きでした。
テレビ番組とか、小説とか、エンタメ(に関係のある)業界のいたる所でこの成長フォーマットは使われていて、「成長を見る」ことに時間やお金を支払う人がたくさんいることに気づきます。
その上で、今の世の中には「成長ストーリーの種類」がもう少し欲しいなって思うわけです。
いい学校に行って、大企業に入って、安定して、なんて、そんなストーリーに未だに心酔してる人なんてほとんどいないわけなんですが(いるのかな?)、
未だにそういう旧エリートっぽい考え方のストーリーか、
もしくは、ものすごく辛い幼少期を過ごしたとか、少年期に大事件に出会ったとかの、波乱万丈な成長(成功?)ストーリーの両極ばかりが目立っている。
でも、どっちでもない人ってたくさんいるじゃないですか。
普通の学校を出て、それなりに幸せな家庭で育った人とか、
程々にグレて、程々にワルしたけど、波乱万丈というほどでもない人とか、そういうどっちでもない人がほとんどなわけです。
ただそういうどっちでもない人も、解像度を上げて見ると、
その人それぞれの課題があって、その人に合った努力をして、自分に合った幸せを手にしていたりする。そういう人はたくさんいるわけです。
もっと課題も、努力アプローチも、幸せパターンも、多様なサンプルがあるはずだし、21世紀のこの世を「全ての才能に目を向けよう」していくには、全ての才能に対応できるくらいのサンプルが必要なんだろうなと思います。
ということで僕は、教育の世界に週刊少年ジャンプを作っていきたいなーと思っています。 勉強や部活以外の活躍の仕方を作っていきたいし、偏差値や運動能力以外の価値基準をもっといろんな子たちに、親御さんたちに知って欲しい。
気づいてしまったからにはやるんです。そこは「のぶれすおぶりーじゅ」なわけです。頑張ります。
早くも来週月曜が楽しみな川村でした。
【イベントレポート】11/24(日)「未来フェス」にてstudioあおの生徒ふたりが登壇~!
11/24(日)、京都mumokutekiホールにて開催された「未来フェス」にて、代表川村とstudioあおの生徒ふたりが登壇しました!
今回は登壇時の様子やイベント全体の内容などについてレポートしていきます~!
まずは、未来フェスの概要について少し。
2013年に京都でスタートした企画で、全国各地で様々な方が主催者となってイベントが行われているそうです。
今回の京都未来フェスは、60代から小学生まで、世代を超えて、自分の事業や活動をもとにその方の未来をプレゼン・対話形式で聞けるイベントとして多くの方が集まっていました。
イベントが開催されたのは、中京区にあるmumokutekiホール。
謎にお手洗い周辺写真だけ写真を撮っておりました。
(かっこいい…!)
イベント開催の1時間ほど前、登壇者が集まって打合せをしました。
ちょっと緊張していると思いきや…?
素敵な笑顔を見せてくれました。
続々と参加者が集まってきて、13時にイベント開始!
イベント第一部のはじめは、「屋台STAGE」。
5つのタームそれぞれで登壇者による居酒屋が開かれており、各人の取り組み紹介&お品書きに沿って参加者から質問するという形式でイベントが進行していきました。
代表川村は「屋台STAGE」にて、駄菓子屋BARカワムラの店主としてお話しさせていただきました。
相変わらずのドヤ顔です。ありがとうございます。
そして、studioあおの生徒ふたりは、若者たちが現在の活動やこれからの夢について語る「若者STAGE」でプレゼン!
ふたりは、以前教室で飼育していた軍鶏がなくなった際の経験から「Home Grave Planner」というオーダーメイドのペット葬儀事業を立ち上げている最中であり、そのプロジェクトについて5分間でお話しさせていただきました!
(若者STAGEの観客の多さ…!)
ふたりで打合せする時間はほとんどなかったのにも関わらず、堂々とプレゼンできていて感動!
普段教室で行っているプレゼンの授業が役に立ったのかも?とスタッフも嬉しくなりました…✨
彼女たちのプロジェクトのきっかけや取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください☟
若者STAGEが終わり、第一部が終了。
第二部の懇親会は、参加者のみなさんとわいわい交流するお時間です。
屋台STAGEや若者STAGEで興味を持った事業やもっと詳しくお話を聞いてみたいと思った方々と、ざっくばらんにお話しさせていただきました。
懇親会では、若者STAGEでプレゼンをしたstudiあおの生徒ふたりの取り組みについてたくさんの方々からお褒めの言葉をいただいたり、また応援したいと申し出ていただいたりと、生徒にとって社会からの生のフィードバックが得られた貴重な時間となりました…!
(生徒たちの遊戯*新元号風「未来フェス」発表)
今回のイベントでは、現在多方面で活躍されている方々の描く未来をのぞき見できるとともに、代表と生徒の登壇を通して今後の教育をよりよくしていく新しい繋がりができたと思っております。
今回の京都未来フェスを主催された、合同会社なんかしたいの清水大樹さん、イベントにお誘いいただきありがとうございました!
次は、京都のとある高校にてスタッフが授業しちゃいます…!?お楽しみに!