7/7（日）studioあお プロジェクト報告会 ⑥実は知らない筋肉痛〜筋繊維に神経はないのに、なぜ筋肉痛が起こるのか〜
7/7（日）に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第6弾！
（第5弾はこちら☟）
今回は、筋肉痛のメカニズムを解明しようと奮起する中2の女の子のプロジェクトについて！
彼女の報告は、みなさんへの質問から始まりました。
「筋肉痛になって、辛いと思ったことはありますか？」
「筋肉痛になる仕組みを知っていますか？」
「筋肉痛が、遅くなって痛む理由を知っていますか？」
最初の質問には会場全員が手を挙げましたが、質問が進むにつれてどんどんその手は下がっていきます。
あまりに身近な現象であるため、「筋肉痛」について改めて考えてみようと思う人は少ないのではないでしょうか。
そんな身近にある「痛み」に着目し、わかりやすく分析することで誰かの助けになれたら、と考えた彼女は、筋肉痛について情報収集をしていきました。すると…
「筋肉痛の原因は定かではない」ということが分かったのです！
もっと調べて、筋肉痛が起こるメカニズムを解明したいと考えた彼女。
筋肉痛に関する3つの問いと仮説を立て、プロジェクトを進めていきました。
・インフルエンザの時になぜ筋肉痛になるの？
・筋肉痛は、なんで運動直後ではなく後になって痛むの？
・筋肉痛にならないように運動するにはどうしたらいいの？
これらの問いを、本やインターネット、さらには専門家の方にお話を聞くことで調査し、明らかにしていきます。
世間で様々な仮説が立てられている中で、彼女が考えた仮説はこちら。
「普段使っていない筋肉を使ったり、運動したりすると、筋繊維を傷つけて筋繊維が炎症を起こす。その周りの筋膜が筋繊維の炎症に反応して筋肉に痛みが出る。」
これだけ聞くと難しそうに思える内容も、筋肉の構造を示した図などを使い、初めて聞く人にもわかりやすく説明してくれました。
また、問いに対する現時点での答えも提示し、筋肉痛を効率よく直す方法まで伝授してくれた彼女の報告には、「知らなかった」というコメントも多数ありました。
会場からは、「社会貢献性」が非常に高いと評価された彼女のプロジェクト。
（「社会貢献性」を示す赤のうちわがたくさん挙がりました！）
専門家が今まで調べてきた中で解明できていない謎を、中2の女の子が解き明かしたとなれば、社会を揺るがす大ニュースになるのでは…？
教室としても、彼女のプロジェクトを全力でバックアップしていきたいと思いますので、今後の彼女の活動にご注目ください～！！
