7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第20弾!
(第19弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
7/7のプロジェクト報告会ブログ最後は、studioあお歴最長となる13歳のニーチェによる、小説執筆プロジェクトについてご紹介!
社会に対する疑問や問いをテーマに小説を執筆するというプロジェクトで、報告会のプレゼン部門ではトリをつとめてくれました。
「ここに好き嫌いをしてご飯を食べない子どもがいます。その子に、なぜご飯を残さず食べなければいけないのか、納得させることのできる理由を考えてください」
そんな問いかけから始まった彼のプレゼン。
小さい頃にご飯を残した際、「食べられなくて困っている子もいるんだから」と言われたけれど、じゃあみんなが食べられる世の中になったら残してもいいの?と、そんな疑問を抱いたところから、小説のテーマとして「食べ残し」を取り上げることを決めたそうです。
報告会での彼の堂々とした話しっぷりは、司会者の教室長にも負けず劣らず!
ところどころにクイズを取り入れたり、声に強弱をつけることによって参加者の興味を引くなど、プレゼンのテクニックも一流です。
前回の報告会では、「時間」をテーマとした『時間屋』という小説を書いて小説トークを開催した彼は、今回『僕に○○を生み出して』という小説を書き上げ、みなさんに紹介しました。
彼が書いた小説は、現在国語の塾講師をされている方からも大絶賛!
これからは、ブログを使って世の中に自分の考えを発信していくことも考えています。
studioあおでは、彼を慕う生徒も多く、時にはスタッフのように振舞って下の子たちの面倒を見てくれることも。
みんなのお兄ちゃん的存在の彼が積極的に社会へ働きかける活動をすることで、教室全体の士気も高まっています。
普段から教室でスタッフに疑問をぶつけたり、議論をしたりして、自身の考えを深めている彼。彼の世の中に対する疑問は尽きることがありません。
現在は「ハラスメント」をテーマに小説を書き進めているということで、どんな作品に仕上がるのか、乞うご期待です!!
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さて、studioあおでは、これまでご紹介してきた生徒たちのプロジェクトにもすべて共通する通り、自分の興味や関心から問いを見つけ出し、発想し、実装するというプロセスをたどります。生き物に興味のある子もいれば文学に興味のある子、プログラミングが大好きな子など、その興味の数は尽きません。
一方で、現在少し異なる入り口からプロジェクトを立ち上げるイベントを行っています。
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」!
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、8月・9月・10月と月に1度行っているイベントです。
コンセプトは「まちごと、じぶんごと」。
より住みやすい街を自分たちで作り上げるため、子どもたちが大学生とチームを組んで全力で議論し、アイデアをまとめて、茨木市長やJR西日本京都支社副支社長、立命館大学OIC事務局長など、実際にまちづくりにかかわる方々にプレゼンするのです!
「川が汚くて、クラスの友達が楽しく遊べないって悲しんでた」
「そういえば、道路渋滞に困っているとお母さんが言ってたような…」
このように、圧倒的な他者視点から問いを立て、発想します。
とっても面白く、かつ社会意義性の高いこのイベントについては、前回のイベントの様子とともに後日ブログでご紹介しますので、お楽しみに~!