7/21(日)、小中学生の夏休みがちょうど始まったころ。
立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、「まちづくり」をテーマとしたイベントを行いました!
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」。
自分たちのまち・茨木市をより住みやすいものにするために、10~14歳の子どもたちが大学生と一緒に「まちづくり」について全力で考え、プレゼンをするというイベントです。
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、7月・8月・9月と月に1度行います。
まずはアイスブレイクでペーパータワーバトルを!
「なになに!?」聞いた瞬間にみんなこの笑顔です。
まずはゲームをして、チームの団結を深めていきましょう!
「どうやって積み上げようか~」「こうしたらいいんじゃない?」
手を動かしながら考えることで、自然と会話がはずみます。
「おわ、倒れる!」
結構難しいよね~
タワーバトルを終える頃には、まちづくりの話し合い準備もばっちりです👌
ここから、まちづくりアイデアを全力で考える2時間が始まります。
考えたアイデアを聞いていただくのは、3人の豪華審査員の方々!
・茨木市市長 福岡洋一様
・JR西日本 京都支社副社長 小菅謙一様
・立命館OIC事務局長 廣井徹様
実際にまちづくりに関わる方々に、子どもたちのアイデアを評価していただきます。
今回はどんなアイデアが飛び出すのでしょうか…?
まずは、日常で感じているまちの課題点を全員で挙げるところから!
「学区内に遊ぶところが少ないから、クラスのみんなは家にこもってゲームばっかりになってる…」
「それはもったいないね、具体的にはどうやって解決できるかな」
外で遊びたいのに、のびのびと遊べる場所がないのは残念だと感じる子は多いみたい!
みんなが外で集まれる場所づくりを考えるチームや…
「カラスが荒らすから、ゴミ捨て場がすごく汚くなる!」
「確かに、みんな困ってるけどどうしようもできなくて見ないふりしてる気がするなあ」
通学路にあるゴミ捨て場の様子を課題として、きれいで住みやすいまちを実現しようと考えるチーム…
「外国人の人と接する機会が少ないと思う!学校でも、外国人の先生に教えてもらえる授業の数は少ないし」
「何か交流イベントを開いたら…」
このように、外国人との交流を増やしてまちを活性化させようと考えるチームも。
身近な、そして小さな気づきから、面白いアイデアがたくさん出てきます。
自分たちが気づいた課題は、シートに記入して分析し、解決策をより具体的なものにしていきます。
大切なのは、実現できるかどうか!
理想だけでなく、実現可能性も探っていきます。
まちづくりアイデアを考え始めて1時間半ほど経過し、そろそろプレゼンの時間…!
チームごとにシートを完成させて、自分たちの案を発表します。
「ぼくたちの案は…」
緊張しつつも、二人で協力して話す姿はとってもカッコいい!
「みなさんは防災についてどんな意識をもっていますか?」
問いかけからプレゼンを始める彼女。
堂々と話す姿に、会場からも注目を集めます。
このようにプレゼンを進めること全14チーム、そろそろ審査結果の発表時間です。
審査員のお三方それぞれから、最も良いアイデアのチームを表彰していただきます。
(ドキドキ…!)
立命館大学の廣井様が選んだのは…
「安全に遊べる公園」を発案したグループ! (やったー!)
空き家を使用した公園づくりを行うというアイデアで、夏の熱中症対策も十分に考えており、実現可能性が非常に高いと評価をいただきました。
茨木市長の福岡様が選んだのは…
「JR総持寺駅に日替わりのお店」を発案したグループ!!
「知名度の低さ」と「渋滞」、問題をひとつに絞らず、どちらも一緒に解決しようという考えが非常に良かったとのことでした。
JR西日本京都支社 副支社長の小菅様が選んだのは、「空き家で雑貨屋」を発案したグループ!
茨木市のみならず、多数の自治体が抱える空き家問題。それを「雑貨屋で解決したい!自分達でやりたいんだ!」という実行に対する思いが1番強かったというところを大きく評価されていました。
今回子どもたちが考えたまちづくりアイデアは、10月に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開講する「スタジオアル」(わかりやすく言えば、studioあお立命館大学ver.です)にて実行に移していきます。
自分たちが考えたアイデアがまち全体を変えるって、相当すごいことなんじゃ…?
さて、次回開催のイベントは、8月24日土曜日!
どんなまちづくりアイデアが飛び出すのか、とても楽しみです!
(※「スタジオアル」については、また後日詳しくご紹介しますのでお待ちください~♪)