「第1回 いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」開催しました!
7/21(日)、小中学生の夏休みがちょうど始まったころ。
立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、「まちづくり」をテーマとしたイベントを行いました!
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」。
自分たちのまち・茨木市をより住みやすいものにするために、10~14歳の子どもたちが大学生と一緒に「まちづくり」について全力で考え、プレゼンをするというイベントです。
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、7月・8月・9月と月に1度行います。
まずはアイスブレイクでペーパータワーバトルを!
「なになに!?」聞いた瞬間にみんなこの笑顔です。
まずはゲームをして、チームの団結を深めていきましょう!
「どうやって積み上げようか~」「こうしたらいいんじゃない?」
手を動かしながら考えることで、自然と会話がはずみます。
「おわ、倒れる!」
結構難しいよね~
タワーバトルを終える頃には、まちづくりの話し合い準備もばっちりです👌
ここから、まちづくりアイデアを全力で考える2時間が始まります。
考えたアイデアを聞いていただくのは、3人の豪華審査員の方々!
・茨木市市長 福岡洋一様
・JR西日本 京都支社副社長 小菅謙一様
・立命館OIC事務局長 廣井徹様
実際にまちづくりに関わる方々に、子どもたちのアイデアを評価していただきます。
今回はどんなアイデアが飛び出すのでしょうか…?
まずは、日常で感じているまちの課題点を全員で挙げるところから!
「学区内に遊ぶところが少ないから、クラスのみんなは家にこもってゲームばっかりになってる…」
「それはもったいないね、具体的にはどうやって解決できるかな」
外で遊びたいのに、のびのびと遊べる場所がないのは残念だと感じる子は多いみたい!
みんなが外で集まれる場所づくりを考えるチームや…
「カラスが荒らすから、ゴミ捨て場がすごく汚くなる!」
「確かに、みんな困ってるけどどうしようもできなくて見ないふりしてる気がするなあ」
通学路にあるゴミ捨て場の様子を課題として、きれいで住みやすいまちを実現しようと考えるチーム…
「外国人の人と接する機会が少ないと思う!学校でも、外国人の先生に教えてもらえる授業の数は少ないし」
「何か交流イベントを開いたら…」
このように、外国人との交流を増やしてまちを活性化させようと考えるチームも。
身近な、そして小さな気づきから、面白いアイデアがたくさん出てきます。
自分たちが気づいた課題は、シートに記入して分析し、解決策をより具体的なものにしていきます。
大切なのは、実現できるかどうか!
理想だけでなく、実現可能性も探っていきます。
まちづくりアイデアを考え始めて1時間半ほど経過し、そろそろプレゼンの時間…!
チームごとにシートを完成させて、自分たちの案を発表します。
「ぼくたちの案は…」
緊張しつつも、二人で協力して話す姿はとってもカッコいい!
「みなさんは防災についてどんな意識をもっていますか?」
問いかけからプレゼンを始める彼女。
堂々と話す姿に、会場からも注目を集めます。
このようにプレゼンを進めること全14チーム、そろそろ審査結果の発表時間です。
審査員のお三方それぞれから、最も良いアイデアのチームを表彰していただきます。
(ドキドキ…!)
立命館大学の廣井様が選んだのは…
「安全に遊べる公園」を発案したグループ! (やったー!)
空き家を使用した公園づくりを行うというアイデアで、夏の熱中症対策も十分に考えており、実現可能性が非常に高いと評価をいただきました。
茨木市長の福岡様が選んだのは…
「JR総持寺駅に日替わりのお店」を発案したグループ!!
「知名度の低さ」と「渋滞」、問題をひとつに絞らず、どちらも一緒に解決しようという考えが非常に良かったとのことでした。
JR西日本京都支社 副支社長の小菅様が選んだのは、「空き家で雑貨屋」を発案したグループ!
茨木市のみならず、多数の自治体が抱える空き家問題。それを「雑貨屋で解決したい!自分達でやりたいんだ!」という実行に対する思いが1番強かったというところを大きく評価されていました。
今回子どもたちが考えたまちづくりアイデアは、10月に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開講する「スタジオアル」(わかりやすく言えば、studioあお立命館大学ver.です)にて実行に移していきます。
自分たちが考えたアイデアがまち全体を変えるって、相当すごいことなんじゃ…?
さて、次回開催のイベントは、8月24日土曜日!
どんなまちづくりアイデアが飛び出すのか、とても楽しみです!
(※「スタジオアル」については、また後日詳しくご紹介しますのでお待ちください~♪)
7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑳13歳のニーチェ ~時間と生命、そしてハラスメントへ~
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第20弾!
(第19弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
7/7のプロジェクト報告会ブログ最後は、studioあお歴最長となる13歳のニーチェによる、小説執筆プロジェクトについてご紹介!
社会に対する疑問や問いをテーマに小説を執筆するというプロジェクトで、報告会のプレゼン部門ではトリをつとめてくれました。
「ここに好き嫌いをしてご飯を食べない子どもがいます。その子に、なぜご飯を残さず食べなければいけないのか、納得させることのできる理由を考えてください」
そんな問いかけから始まった彼のプレゼン。
小さい頃にご飯を残した際、「食べられなくて困っている子もいるんだから」と言われたけれど、じゃあみんなが食べられる世の中になったら残してもいいの?と、そんな疑問を抱いたところから、小説のテーマとして「食べ残し」を取り上げることを決めたそうです。
報告会での彼の堂々とした話しっぷりは、司会者の教室長にも負けず劣らず!
ところどころにクイズを取り入れたり、声に強弱をつけることによって参加者の興味を引くなど、プレゼンのテクニックも一流です。
前回の報告会では、「時間」をテーマとした『時間屋』という小説を書いて小説トークを開催した彼は、今回『僕に○○を生み出して』という小説を書き上げ、みなさんに紹介しました。
彼が書いた小説は、現在国語の塾講師をされている方からも大絶賛!
これからは、ブログを使って世の中に自分の考えを発信していくことも考えています。
studioあおでは、彼を慕う生徒も多く、時にはスタッフのように振舞って下の子たちの面倒を見てくれることも。
みんなのお兄ちゃん的存在の彼が積極的に社会へ働きかける活動をすることで、教室全体の士気も高まっています。
普段から教室でスタッフに疑問をぶつけたり、議論をしたりして、自身の考えを深めている彼。彼の世の中に対する疑問は尽きることがありません。
現在は「ハラスメント」をテーマに小説を書き進めているということで、どんな作品に仕上がるのか、乞うご期待です!!
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さて、studioあおでは、これまでご紹介してきた生徒たちのプロジェクトにもすべて共通する通り、自分の興味や関心から問いを見つけ出し、発想し、実装するというプロセスをたどります。生き物に興味のある子もいれば文学に興味のある子、プログラミングが大好きな子など、その興味の数は尽きません。
一方で、現在少し異なる入り口からプロジェクトを立ち上げるイベントを行っています。
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」!
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、8月・9月・10月と月に1度行っているイベントです。
コンセプトは「まちごと、じぶんごと」。
より住みやすい街を自分たちで作り上げるため、子どもたちが大学生とチームを組んで全力で議論し、アイデアをまとめて、茨木市長やJR西日本京都支社副支社長、立命館大学OIC事務局長など、実際にまちづくりにかかわる方々にプレゼンするのです!
「川が汚くて、クラスの友達が楽しく遊べないって悲しんでた」
「そういえば、道路渋滞に困っているとお母さんが言ってたような…」
このように、圧倒的な他者視点から問いを立て、発想します。
とっても面白く、かつ社会意義性の高いこのイベントについては、前回のイベントの様子とともに後日ブログでご紹介しますので、お楽しみに~!
遊んで、片づけて、家に帰って寝るところまでがキャンプです。studioあお無人島サマーキャンプ2019④
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第4弾!(第3弾はこちら☟)
4回にわたってお送りすることになったサマーキャンプブログですが、今回で最終回!
前回は、クエストで稼いだポイントを使って子どもたちがどんな夜を過ごしたかをご紹介しました。
今日は2日目の様子をご紹介!!
AM7:00。
みんなぞろぞろと起きてきて、海岸に集合。
2日目の最初に行うのは、朝ヨガです!!
まだ眠たい目をこすって、朝一で体を動かします。のびーっ。
ヨガ終わりには、朝ご飯!炭で焼いたウインナーをセルフで挟んで、ホットドックを作りました。あつあつ!
朝ご飯を食べた後は、海に行って遊んだり、釣りをしたり、スイカ割をしたりと、各々自分の好きな過ごし方をすることに。
(1日目にみんながクエストをめちゃくちゃ頑張ったおかげで、2日目にやるクエストが尽きてしまったのは内緒です)
ポイントで購入したスイカを冷やしてスイカ割を…
砂浜でシャボン玉!
スタッフも楽しみましたpart2。わっしょーーーい!
全力で楽しんだ後は、自分たちの拠点の片づけ&船への運び込みを。
テントの片づけやゴミ拾いなど、スタッフと子どもたちが協力して行います。
ばっさー。1人でちゃんとたたみますよ!
コンロ運びまーす!こっちは2人で協力!
おっと、足元気を付けて!
荷物を運び込んだあとは、集合写真を撮って、船で港へ戻って、バスに乗り込みます。
みんなお疲れで、行きとは打って変わってとっても静かなバスでゆらゆら、京都に戻りました。(中の人も寝てました…写真なくてごめんなさい!)
とってもいい天気で、笑顔の絶えなかった今回のサマーキャンプ。
初めていく場所で、初めて会う仲間と協力しながら、生きる力を楽しく身につけられたのではないでしょうか。
参加者のみんな、本当にお疲れさまでした✨
来年の夏のイベントはどんなものになるのか、みなさん一年後をお楽しみに…!
今回のサマーキャンプの企画責任者・橋本からのコメントもごさいますので、ぜひご覧ください☟
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サマーキャンプ2019にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
今回は「24時間サバイバル」ということで、島内では荷物運びからテント立て、火起こし、片付けまでほとんど自分たちで行ってもらうという企画にしました。
「無人島でのサバイバル」では、自分たちで生きていくために取り組まなければならない事がたくさんあります。
自分の事で精一杯なはずなのに、
・運営で動いているスタッフに対してうちわで扇いであげる子
・熱中症気味になった人に付き添ってあげて水分補給の準備をしてくれる子
・他の子の面倒を見てくれてほとんどスタッフと同じ動きをしてくれる子
など、自分たちで考え、状況に合わせて「誰かのために」と動いてくれた子どもたちの姿にとても成長を感じた2日間でした!
サマーキャンプ2019は「24時間サバイバル」を通して災害時に自分で生きる力を身につけるために行いましたが、1人で生きるのではなく、周りの人との繋がりで生きることだと子どもたちから教わりました。
みんなから助けてもらい、助けてもらったらお礼をするという人として大事な力を身につけることができたのではないでしょうか。
僕自身もたくさんのショーゲキに出会い、貴重な経験ができたとともに、最高の夏の思い出ができました!
今回は本当にありがとうございました!
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7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑲世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑を。
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第19弾!
(第18弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
今回ご紹介するのは、小5の男の子が取り組む「世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑」制作プロジェクト!
今回は、展示形式でみなさんに報告しました。
「ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム…」
学校でもせいぜい30番台までしか習わない元素記号を、60番台まで暗記する彼は、現在小学5年生。
「きれいな石が好き!」
こんなシンプルな理由から、鉱石に興味を持ち、より深く学ぶうちに元素記号にたどり着きました。
『世界一美しい元素図鑑』と称される図鑑での学習を進めていましたが、
「俺もっときれいな石知ってる!」
そんな彼の発言から、世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑の制作に着手することに。
興味が散漫で、腰を据えてプロジェクトに取り組むことが難しかった彼が、強い関心を持てるものを見つけたこと。
そして、そこから取り組むべきプロジェクトを立ち上げたことは、大きな成長だと考えています。
以前は、おちゃらけることで周りの気を引いているように見えた彼。
しかし最近では、図鑑の制作やさらなる元素の理解に励む様子が見られ、教室では彼のスタンスの変化に驚きの声が上がっています。
現在はまだ図鑑の試作段階で、サンプルを作り出したところですが、図鑑を完成させたあとは現物をショーケースに入れた、リアルで巨大な元素表を作りたいと考えています。
元素記号にはあまり興味がない。そんな人でも、眺めるだけで楽しめる元素図鑑完成までしばしお待ちを…
クエストのポイントでBBQ!花火!studioあお無人島サマーキャンプ2019③
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第3弾!(第2弾はこちら☟)
前回のブログでは、子どもたちが脳をフル回転させて各種クエストに取り組んだ様子ご紹介しました。
今回は1日目のクエスト後の様子を、写真とともに振り返っていきます!
「BBQ始めるよー!!」
クエスト終了後、自分たちで起こした火を使ってBBQが始まりました。
基本のBBQセットを、クエストをクリアして獲得したポイントで食材を購入してレベルアップさせることができる仕組みになっています。
「ホタテ!カキ!おいしいよ〜!」
こちらは、海鮮をふんだんに取り入れた班。
ポイントを賢く使って、BBQを充実させています。
おいしそうな匂いが、画面越しでも感じられる…!
「白いごはん、めちゃおいしい~!」
カイロで温めたごはんをほおばる子どもたち。一生懸命クエストに取り組んでお腹が空いている分、余計においしく感じたようです。
「ジュースゲットだぜ!」
飲み物やお菓子も、ポイントで購入可能。
無人島では、ジュース所持者は無敵です。
PM9:00。
「花火だーー!」
BBQをしてお腹を満たした後は、みんなでワイワイ遊ぶしかない!
ポイントを使って花火を購入した班は、海辺で花火の時間です。
火をわけっこしながら、わちゃわちゃと。
「1日目、楽しかったーー!」
花火が全て終了した頃に、とっても素敵な笑顔を見せてくれました♪
消灯は23時で、それまでは寝転がって満天の星空を眺めたり、トランプをして盛り上がったりと、各々自由に過ごしました。
2日目は、7時に起きて活動開始になります。
一生懸命クエストに取り組んだ仲間と無人島で迎える朝は、格別なものになるはず…
と、今回はここまで!
2日目の様子は次回のブログでご紹介しますので、お楽しみに!
クエスト中に、自然とお商売が始まる!?studioあお無人島サマーキャンプ2019②
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第2弾!(第1弾はこちら☟)
stud-io.hatenablog.com
今回は1日目後半の様子を、写真とともに振り返っていきたいと思います!
今回の無人島キャンプのメインコンテンツは、各種クエストに取り組んで自分たちのサバイバル生活を豊かにしていくこと。
このクエストは「MUST・MORE」と2つの種類に分かれており、
テント立てと火おこしという必ずクリアしなければならないMUSTクエストに加えて、ランプ作りやお風呂作りなどのより生活しやすい環境を作るMOREクエストで構成されています。
クエストをクリアすると、それぞれの難易度に合ったポイントを獲得でき、ポイントで物が交換できる仕組みです。
島に到着してすぐにMUSTクエストのひとつ・テント立てをクリアしたみんなが次に取り組むのは、火おこし🔥
火おこしには2種類のやり方があり、虫眼鏡で光を集めて火をおこす方法と、木の摩擦を使って火をおこす方法がありました。
摩擦で火をおこす方法は難易度が高く、なかなか火をつけることができません。
一方で虫眼鏡を使った火おこしは比較的簡単にでき、難易度も低めとなっています。
全体では虫眼鏡を使用した火おこしが多く見られましたが…
「日が落ちちゃう!早く!!」
難点は、太陽が沈んでしまうと全く火をおこすことができなくなってしまうところ。
火おこしを始めたのは16:30過ぎで、周りを山に囲まれている状況ではすぐに太陽の光を集める必要がありました。
「火おこせたーー!!」
虫眼鏡をうまく使って、火おこしに成功した班が!
ひとつの班で火が起こせると、自然とほかの班も徐々にできるようになっていきます。
どうすれば火が起こせるのか、成功者から学ぶことはとっても大事!
火おこしを進めつつ、それぞれ役割分担をして同時並行でMOREクエストに取り組む姿が。
藁を編んで3mの縄作りをしたり…
草を刈って生活範囲を拡大したり…
ご飯をカイロで温めて夕食に備えたり…(災害時、実際に使われる方法です)
落ちていた木材を使って無人島のおみやげ作りをしたり…
無人島で役に立つ道具として、石の包丁を提案したり…
起こした火を使って海水を蒸発させ、塩を作ったり…
「できるやつからどんどんやってこ!」
クエストを吟味して、班でいかに効率よくポイントをゲットできるか考えます。
そしてここである面白い出来事が。
「うち火つけられなかったから、火種を30ポイントで売ってほしい」
なんと、クエストで獲得したポイントを使った取引が始まったのです!
これはスタッフとしても嬉しい予想外。
日ごろからお商売が行われているstudioあおならではの発想がサバイバル中に生まれて、これこそが10歳からの社会人教育だと無人島で再認識することができました。
(これ、本当に素晴らしいことだと思います)
自分たちで考え、無人島生活を充実させるために様々なクエストに取り組んでいく子どもたち。
生きる力が高まっていく中で、クエスト取り組み終了の時間がやってきました。
獲得したポイントはどうやって使ったの…?
と、今回はここまで。
子どもたちが必死にクエストをクリアして獲得したポイントの使い道は、次回のブログでご紹介しますのでお楽しみに~♪
ショーゲキに会いに行こう!studioあお無人島サマーキャンプ2019①
8/7・8に開催した、studioあおサマーキャンプ2019。
今回はその様子を、3回に分けてお送りしたいと思います!
(載せたい写真が多すぎるので、3回で…4回になったらごめんなさい)
AM8:30。
studioあおに集合して、バスに乗り込みます。
「無人島かあ~!」
「めっちゃ楽しみ~!」
子どもたちのわくわくにあふれた声が聞こえてきます。
イベント前日、楽しみすぎてあまり眠れなかった子も!
(ハードなキャンプになるので、8時間以上はちゃんと寝てきてくださいと伝えておいたのですが…笑)
バスの中でレクリエーションとしておこなった歌詞あてクイズでは、パプリカを合唱する姿も見られました。
(踊りが完璧な子も。かわいい。)
70人弱の荷物を運ぶのは、とっても大変!
ここではスタッフも子どもたちも関係なし!港到着後、全員で協力して船に運びこみ、今回の会場である無人島・和歌山県の地ノ島へ向かいます。
今回の無人島キャンプのテーマは、「防災×サバイバル」。
自分たちで生き抜く力を身につけるためのクエスト(ミッション)に取り組み、ポイントをゲットすることでキャンプを充実させることができる仕組みになっています。
無人島に到着し、ルール等を手短に説明したあとは、班ごとに分かれて最初のクエストに挑戦!
キャンプの拠点として使用する、「テントの組み立て」です!
慣れない作業にみんな大苦戦。
「ここはこうするんじゃないの?」
「役割分担しないとうまくいかないと思う!」
班ごとに声を掛け合い、協力しながらなんとかテントを完成させました…。
テント完成後は、自由時間!
クエストに取り組むもよし、海で遊ぶのもよし、釣りをするのもよし。
各々班で話し合って、どのように過ごすかを決めました。(海派が圧倒的!)
「海だー!!!」
「飛び込め―!!」
夏を体現したような、そんな素敵な写真。
みんな船で海を渡ってきて、海に入りたくて仕方がなかったようです。
浮き輪でぷかぷかしたり、ビーチボールで遊んだり、この時はみんなサバイバルを忘れて大はしゃぎ。
スタッフも全力で楽しみました。
海で泳ぐだけでなく、釣りに精を出す子も!
小さめのお魚でしたが、念願の釣りができて大満足の様子でした♪
自由時間が終わると、サバイバル生活を充実させるためのクエストに、本格的に着手!
火おこしをしたり、塩を作ったりと、子どもたちが自分で判断して様々なクエストに取り組んでいきます。
クエストの様子は、また明日お知らせしますのでお楽しみに…♪
7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑱Appleコンサル ~勝手に新機能考案。提案させてください~
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第18弾!
(第17弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
今回ご紹介するのは、appleコンサルチームによる「Appleの売上向上プロジェクト」!
小5の男の子と、中1の男の子ふたりでチームを組んでいます。
以前「起業家EXPO 2019」というイベントの際に大活躍した3人でもあります☟
3人は、Appleが大好き!
教室の誰よりもApple製品に詳しく、その機能をフル活用しています。
しかし、その大好きなAppleのスマートフォン・iPhoneのシェア数が低迷し始めているということを知り、居てもたってもいられなくなった3人。
自分たちでApple製品の問題点を洗い出し、その解決策を考えてApple社に提案することにしたのです!!
Appleユーザーに聞き込みをしたり、自分たちが使っていて実際に困っていることを書き出したりして、何を解決するか考えます。
その結果、「バッテリーの劣化」に注目することに!
過度の充電によるバッテリーの劣化で、デバイスが使いづらくなったり壊れたりすることを解決する方法を模索します。
今回の報告会では、過充電を防ぐためのシステムをみなさんにプレゼン。
参加者にはAppleユーザーも多いのか、「この機能ほしい!」という声も聞こえてきました。
彼らのプロジェクトでは、徹底的な情報集めが必要になります。
3人で協力して、根気強く調査・分析を進めていく姿が非常に印象的です。
彼らのプロジェクトは、今回の報告会に審査員としてお越しいただいた、立命館大学OIC事務局長廣井さんの特別賞を受賞しました✨
嬉しそうな表情(*´ω`*)
実は彼らが考えたバッテリー劣化対策案ですが、最近になってApple社が新しいサービスを提供することになったため、問題提起の部分を一から考え直すことにしました。
いかに情報を素早く手に入れられるか、スピード感をもって顧客のニーズを満たすかが重要な世界にチャレンジしていくのには、相応の覚悟も必要!
彼らの独創的なアイデアが世界を驚かせる日はいつになるのか、これからの活動に期待です✨
7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑰漫画『ドクターストーン』勝手に相関図~キャラクターオフィシャルブックを先取りせよ~
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第17弾!
(第16弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
今回ご紹介するのは、小6の男の子が取り組む「マンガ『ドクターストーン』勝手に相関図」作成プロジェクトについて!
報告会では、展示形式で報告をしました。
彼の大好きなものは、「マンガ」。
前回のプロジェクト報告会では、4つのロボットを合体させたコンベアーロボを披露した彼ですが、今回は方向性を大きく変えてマンガに着目しました。
studioあおにもファンの多い『ドクターストーン』には、キャラクターオフィシャルブックが存在していません。
しかし、いつかはオフィシャルブックが出るに違いない…
公式のものができる前に、自分の手で作っちゃおう!
そう考えた彼は、ひとり黙々と作業を進めていくのでした…。
世間的には、勉強の妨げと考えられている「マンガ」。
ですが、実はこの中に学びの種がたくさん隠れているのです。
今回彼のプロジェクトでは、登場人物の関係性はもちろん、その性格やあらすじに至るまですべてひとりで作成したのですが、これらを作り出すためには読解力や要約力、情報を整理する力、関係性や性格を判断するための根拠を探す力など、幅広い能力を駆使してプロジェクトを進める必要がありました。
そんなプロジェクトを通して彼が成長したのは、「自分で決められるようになった」というところ。
前回のプロジェクトでは「なんとなくこのテーマでいいか」とロボット作りを始めてしまったのに対し、今回は「これをやりたい」と強い意志を持ってプロジェクトを始めました。
テーマを決めるところから、何のマンガを取り上げるか、どのように研究を進めていくか、相関図はどのようにまとめるかなど、自ら考えてアイデアを出し、意思決定ができるように!
「ポスターのこの部分に、あらすじを書いたらわかりやすい?」
「登場人物の詳しい情報はここに書いたらよさそう」
プロジェクトが進むにつれて、彼からの提案がどんどん増えていったのが非常に印象的です。
彼が”自分で決めたこと”と彼の”アイデア”がたくさん詰まった作品ができあがり、オフィシャルブックよりも先に、みなさんにお見せすることができました!
次はどんな作品をわたしたちに見せてくれるのか、とても楽しみです!