企む職員室。[studioあおブログ]

企みつつ、育てています。

欲しいものを欲しいと言って何がいけないのか。「本屋さんのダイアナ」を読んで。- 13歳の本棚

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欲しいものを欲しいと言って何がいけないのか。

ジェーン•エアのようにおしとやかな女性だって、ここぞという場面ではものすごい激しさで主張する。この変てこな名前が授けられた時、ダイアナはまだ赤ちゃんでNOが言えなかった。でも今は12歳で、たくさんの言葉を身に付けている。要求を通す時が来たのだ。

(本文より)


このお話は、2人の少女が出会うところから始まる。その2人の名は大穴(ダイアナ)と彩子(あやこ)、育った環境が全く違う二人だが、二人が大好きな本を通してお互いが親友と呼べる仲になってゆく。

しかし、ずっと仲良しの二人ではいれなかった。二人の関係を崩す影は突然やってくる…。様々な困難を乗り越えて大人になっていく少女達の14年間を描く物語。

作品中に、主人公が本を読み、大好きな本の中のヒロインと自分の気持ちを重ねているシーンがある。アンにパッティ、ジョー。それぞれが違う考え方を持っていて、ダイアナと彩子、かつての少女達が求めている勇気の言葉を与えてくれる。

本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

 

本屋さんのダイアナ
出版社:新潮文庫
ページ数:250ページ
初版発行:2014年4月22日 

いま、新しい(と言われている)教育とは何か

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SoftbankBenesse吉本興業JR西日本…。

 

名だたる企業とコラボし、活動する完全無名の企業「株式会社COLEYO」

 

そんな私たち、株式会社COLEYOが2020年5月で2年を迎えました。2年が経って活動の幅は広がり、ご注目も(ちらほら?)いただいておりますが、


依然、なにを考え、なにをしているのか、よくわからない…。


そんなお声も(ちらほら?)いただきます。

 

あ、ところで私の自己紹介が抜けていましたね。株式会社COLEYO広報の松本一春です!

 

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代表の川村とは、大学1年生の時からかれこれ7年。先輩であり、飲み友達であり、今では同じ会社で働いている関係です。

 

大学4年生の時には、立ち上げ当初のstudioあおで初めてのインターン生として関わっていました。(こちらがその時のブログ↓)

stud-io.hatenablog.com

 

大学時代には飲みに行ってはテツさん(川村の愛称)の家に泊まり込み、週の半分はテツさんの家に泊まって洗濯物をたたむ。そんな関係でした。

 

そんな、なが〜い付き合いの私でさえ、うちの会社や思想に対して「え、ここってなんでなん?」「いや、わからん、わからん。」って思うことがあるのも事実。

 

今回はうちの会社の代表川村にインタビューし

 

「なんで10歳からなん?」「許容ってなに?」「才能ってなんなの?」「もはや教育ってなんやね〜〜ん!」

 

などなど気になる「なんで?」をぶつけて、川村哲也の頭の中を大解剖してみました!

 

「10歳の社会人」を育てる教育

:「10歳からの社会人教育」を掲げているけど、そもそもなんで「10歳から」で、何が「社会人教育」なの?

 

:10歳から14歳って、欲求の方向性が決まってくる時期で、「何かやってみたい!」というモチベーションに従って「やってみた」という経験があると、大きく成長するし変化するその効果がいちばん大きいのが、その年齢層だと思うんだよね。


たとえば、「めちゃくちゃ絶滅危惧種の動物が好き」でイラスト描いてる子いるやん?

 

:ああ、缶バッジの子だよね。

 

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絶滅危惧種が好きな生徒が製作した缶バッチ)

:教室ではず~っとイラストを描いていて、絶滅危惧種の動物の絵ばっかり。それがすごく味のあるタッチだったから、「これ、缶バッジにしたら売れるんじゃない?」って伝えてみたら、「え!?缶バッジって作れるの? じゃあ作ってみたい!」という話になって、そこからプロジェクトを立ち上げたんだよね。

 

そこから、プロジェクト費用を生徒に投資する『Pitch』っていう制度を使って、初期費用は教室から出して缶バッジを販売してみると、結果めちゃ売れた。

 

そこから彼のモチベーションはさらにあがって、今ではグッズで稼いだお金を活用して完全に自己資金で回せるようになって、さらには利益が出た分を自然保護団体に寄付してんの。すごいよね。

 

:たしかに。大人でもそこまでできる人は多くなさそうだよね。


モチベーションからの行動が一定の水準に達すると、誰かが喜んでくれるようになるじゃん。彼の場合は、自分がつくった絶滅危惧種グッズをみんなが買ってくれる。

 

めっちゃ良くない? 好きなことめちゃくちゃやってるだけで、誰かが喜んでくれる。

 

そうやって「発想を実装することで、誰かの価値になる」のって、やっていることは社会人と同じだよね。うちの教室を通して、そういう子どもを増やしていきたい。

 

:しかも、そこにかかわっている自分自身も楽しい、と(笑)


:そうそう。彼らが「やってみたい!」ってモチベーションになる方向を感じとって、けしかけてあげる(笑)

 

それで実際に取り組んで、楽しそうにしてる姿をみると、「なんて楽しいんだ! これをどこまでもやっていいんだ!」っていう気持ちになるよね。

 

彼らのモチベーションの方向性を一緒に見つけて、実際に行動に移すところまでかかわれるのが面白いんだよね。

 

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(そうそうそう。の顔)

 

:いい教室だね(笑)

 

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「できる」になると、子どもは自分で動く


:生徒たちは興味も進度もみんな違うよね。そこでは「許容」がキーワードになると思うんだけど、てつさんは意識しているの?


:初めから意識していたわけじゃなくて、子どもたちが「やりたい!」って言う内容が純粋におもしろいから、「いいじゃん、それ!やりなよ!」って言っていただけかなぁ。子どもたちの発想って、本当におもしろいんだよね(笑)

 

それを見た人たちが「許容が大事なんですね」と言ってくれることが増えてきて「そうか、これって『許容』って言った方が伝わりやすいんだ!」って気づいたんよ(笑)

 

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(全然気づいてなかったんよね〜の顔。もっと早く言ってほしかったらしい)

 

:もともと「許容」を意識していたわけじゃなかった、と。


:そうだね。基本的には生徒の「やってみたい!」があれば、何でもいいと思っていて「じゃあ、どれやる? 何から始める?」がある。


もちろん「Youtube見たい」って言う子も、たまにいたりするんだけど、そんな時は「教室にいる時間がもったいないから、帰ったほうがいいね〜」って伝えることもある。

 

うちの教室では、やってみて世に出してみる「実装」を特に大事にしているから、実装につながってこそ「発想」に意味が生まれる

 

そういう何かが世に出る「やりたい!」は応援するけど、「YouTube見たい」は発想や実装ではないもんね。

 

:なるほど。なんでも許容、というわけじゃないんだね。そうなると、許容ってそもそもなんだろうね?


:大事なポイントは「人の役に立つかどうか」。誰かの役に立つなら、モチベーションの方向性に従った、それぞれのやり方でいいよっていう意味。

 

そこを踏まえた上で「立ち位置はどこでもいい」ということが許容だと思う。どの立ち位置でもいいから、自分のモチベーションの方向性を見つけてがんばろうねって伝えてる。

 

「やる」と決めたことを「やりきってみる」のって、思っている以上に大変で、泥臭くもあるし、うまくいかないと子どもたちのモチベーションが停滞することもある。

 

だから僕たちの役割が重要で、子どもたちに伴走しながら「やりきる」ところを応援していく。やり遂げられた時には、「できた!」が生まれるし、うまくいけば周りの人も喜んでくれる。

 

そうするとさらにモチベーションが生まれるわけです。

 

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人の役に立ってはじめて、「才能」になる


:「全ての才能に目を向けよう」という、教室のスローガンがあるじゃん。才能ってなんだろうね?


:前提としてあるのは、人のいないところでは才能って存在しないのよ。そういう意味で「誰かの役に立つ能力」を才能と呼ぶと思っている。

 

そもそも人間って人の中でしか生きていけないし、社会の中で生きていくのであれば、他者にメリットを出さないと生きていけない。

 

アリストテレスさんも「人間は社会的動物だ」って言ってたもんね。


:あれ、実は解釈にズレがあるらしいけどね(笑)まあそんな感じ。

 

もっと単純な話で、「メリットを出すこと自体が楽しい」と思えている方が苦しくなく生きていけるでしょ。

 

誰かのためになることや、喜んでもらえることって、本来は楽しいはずなのよ。だから、「モチベーション」と「誰かのため」がつながると、よりいいよねって思っている。

 

モチベーションの方向は人それぞれだし、価値の生み出し方も多様でいいはず。そういう意味で「全ての才能に目を向けよう」という言葉で表現している。

 

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競技無限化の時代 -人が喜ぶ数だけ仕事がある-


:ここまで聞いてきたことの根本として、「社会の変化」みたいなものとつながっている部分もあるのかな?


:今の子どもたちって、活躍できる分野が限られちゃってる気がする。
小学生の時なんて5教科がメインだから、スポーツで例えると「グラウンドを使う陸上競技5つしか知らない」状態になっている。選択肢が少なくて「走り高跳びと〜、ええっと100メートル走と〜」みたいな状況。

 

「ボールを使ったスポーツがしたいんですけど」という子が出てきにくいし、できる場所がないよね。アルティメットの才能ある人がいるかもしれないのに、出てこないし、見つからない。

 

世の中にはまだまだたくさんの競技があるのにそれを認識する機会が少なくて、子どもたちにとっての選択肢が少なすぎるんだと思う。

 

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(アルティメットとかの才能見つからないじゃん、ねぇ〜の顔。)

 

:たしかに。子どもの頃に知っている仕事って限られていたし、誰かのためになる方法も知らなかった。


:本当は今の時代って競技を無限化できる時代だよね。たとえば、「効果音クリエイター」とかがこの世の中にはいるんだよ? 袋の中に片栗粉を入れてギュッと揉むことで、アニメの雪の中で歩いている場面の音をつくったりする。

 

それでいろんな人に喜ばれてるってすごくない?(笑)

 

インターネットを使って喜ばせる方法もたくさんある。Youtubeも、自分の好きなコンテンツを発信することで仕事になるわけじゃん。

 

本来、誰かが喜ぶ数だけ仕事があるはずなのに、昭和教育の中ではたくさんの選択肢があることは見えにくくなっちゃってる。

 

もっと社会の変化を感じながら、子どもたちの才能が活かせる場所を見つけていけたらいいよね。

 

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この世は生きるに値する


:そういう教育を通して、今の子たちにどうなってほしいって思うの?


:極端な話をすると、20歳になって世の中に出たときに、楽しいなって思っていてもらいたい。彼らが生きやすくあってほしいし、死なないでほしい。

 

自分の好きなことを好きなだけやって、誰かがめっちゃ喜んでくれたら、そんな生きていてよかった感ないなって思うからさ。

 

そうやって世の中を楽しんでほしい。「この世は生きるに値する」っていう言葉があるじゃん。……誰だっけ?

 

:宮﨑駿さんですか?

 

:そう、はやおさんだ。宮崎駿さんの言葉。それは、はやおさんが自分の好きなことで誰かの役に立つという経験をしてきたからだと思うのね。

 

だからみんなも、まずは自分のモチベーションに従って、好きなことで人の役に立つところまで一生懸命やってみなよ、褒められる経験をしてみなよって思っている。

 

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さて、いかがだったでしょうか。川村の脳内は少しお伝えできたでしょうか。
今回のテーマは「モチベーションに従って誰かのためになる」でした。


インタビューシリーズ、実は2本立てです。
次回は「やってみなはれ!」について。お楽しみに!

 

この記事を書いた人

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まっさん(松本一春)

株式会社COLEYO 広報 & スタジオアル教室長

龍神村というド田舎出身のカントリーボーイ。

・最寄駅は車で1時間

・18時に閉まる「コンビニ」という名前のお店があるぐらいには田舎です。

苦手なものは、オールで迎えた翌朝の背徳感!

Twitter@spriiiiiiiiiing

シンクロナイズドズームィング5回分を振り返ってみた!

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こんにちは。シンクロナイズドズームィングを担当している柴橋です。

今回は、4月から始まったオンライン授業シンクロナイズドズームィングのこれまでの授業5回分を一気に振り返ってみたいと思います。

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シンクロナイズドズームィングって?

この授業のテーマは大きく2つあります。

1つ目は、“身体性の共有”です。

コロナウイルスの感染拡大に伴い、様々な教育機関でオンライン授業が広がりを見せています。ただ、画面越しで会話したり、チャットツールを使ってもなんだか抜けない“寂しさ”を感じることはないでしょうか。

この寂しさの原因って何だろう?どうにかできないかな?と代表の川村と議論する中で、

「オンライン越しだと、同じ匂いを嗅いだり、同じ音を聞いたり、同じ体験をするというのが難しい。誰かと一緒にいるときにあった、無数の共有が起こりにくいことが、オンライン上の“寂しさ”の原因なのでは?」

という仮説にたどり着きました。

そこで、動きや視覚、聴覚、味覚を意図的に共有することで、家にいるのにみんなと一緒にいる感覚を味わえる授業としてオンライン授業シンクロナイズドズームィングを企画しました。

 

2つ目は、“続きがしたくなる”です。

休校の期間、子どもが有り余った時間でゲームばかりしてしまう。これは少しばかりもったいない。

「ゲーム以外の楽しみを創りたい。あわよくば、授業をきっかけに、空いている時間で新しい学びを深めて欲しい。」

そんな思いから、授業が終わっても自分で続きができる、続きがしたくなるような授業を目指して、授業運営に取り組んでいます。

 

第1回は、みんな大好き!!アイス編

シンクロナイズドズームィングの記念すべき第一回授業では、アイスづくりを行いました。アイスづくりを選んだ理由は、単純に生徒のテンションが一番上がると思ったから!(笑)

ただ、アイスを作るのでは面白みに欠けるので、「どうやったら早くアイスを作ることができるか」というのをみんなで競争!冷凍庫に入れたり、氷と併せて振ったり…。

「お!ちょっと固まってきた!」

「まだ、全然固まってへん…」

と作戦によって進み具合は様々。

最も早くアイスを完成させた生徒は、氷に食塩をかけて一緒に凍らせました。

この、氷に食塩をかけることで温度を下がるのは、凝固点降下という現象が起こっているから。本来凝固点降下は高校生になって習う内容ですが、授業の最後では、なぜ温度が下がるのかを、みんなで簡単に先取り学習しました。

アイスづくりのいいところは、根気よく冷やし続けたら必ず完成すること。授業後には、生徒のみんなが完成したアイスの写真がたくさん送られてきました!どれもアレンジがきいたおいしそうなのばかりです…!

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第2回は、今の社会とシンクロしたテーマ!マスク編

第2回では、社会でリアルタイムに起こっている問題に対して自分ができることを探して、やってみてほしいという意図でマスクづくりを行いました。

まずは、いつマスクがなくなっても家族や友人が困らないように、ハンカチやタオルを使ったマスク作り。作ったマスクは、本当にマスクとして効果があるのか、通気性は問題ないかなどを簡単な実験確認しました。

また、何となくみんながつけているマスク。そもそも何のためにマスクをする必要があるのか、マスクにはどういう機能が必要なのかを、クイズを交えながら一緒に考えました。当たり前だと思っていることを一歩立ち止まって考えなおしてみる。そんな機会になればいいなと…!

 

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第3回は、日常生活の中の算数に触れる!石鹸編

第3回のこの日は母の日ということもあり、お母さんへのプレゼントにもできる、ぷにぷに石鹸とスライム石鹸という2種類の石鹸づくりに挑戦。

その前に、分量を理解するため、算数の比についてまずは一緒に勉強しました。学校で学ぶことの中にも、日常生活にも役立つことがたくさんあります。ここでの学びが石鹸づくりの成功・失敗に大きく結びつくからか、みんな真剣に学んでくれました。

その後は石鹸づくり。みんなで混ぜたり、こねたり…

使っている原液や着色料、型がそれぞれ違うので、カラフルで多様な石鹸ができあがりました。それぞれの個性がでた作品をみんなで見るのは面白いですね!

トウモロコシの形をした石鹸とか、これ以外で世界にありますか?(笑)

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第4回は、味覚の変化を体感!チーズ編

第4回では、チーズなどの乳製品に関する雑学を織り交ぜながら、チーズ作りを行いました。みなさんはチーズ何種類言えますか?それぞれのチーズの違いわかりますか?

最初はみんなで、牛乳からカッテージチーズを作ります。出来上がったチーズを味見してみると、正直微妙な味。そこに塩を加えてみて!とアドバイスをすると、

「めちゃ味が変わった!」

「チーズや!」

「塩すげええ!」

と生徒から期待通りのうれしいコメント。

2回目のチャレンジでは、みんな思い思いに、生クリームやヨーグルト、カレー粉やブラックペッパーなどを加えてみました。

「生クリームたくさん入れたら固まらへんくなった!」

のような失敗もあり…。ナイストライ!

 

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第5回は、生き物の構造を気づく!魚編

第5回では、これまでの実験、工作と打って変わって今度は魚をさばくことにチャレンジ!これまでで一番好評な授業となりました。

さばく魚は自由といっていたので、みんなアジやサバ、タイや太刀魚などいろんな魚を買って参加してくれました。(太刀魚僕もさばいたことなかった…ごめん!(笑))

ほとんどの生徒は魚をさばくのが初めて。魚独特の臭さやヌメリを肌で感じながら、三枚におろしていきます。

「このとげ何のためにあるんだろう?」

「卵入ってた!!」

など、自分でさばいて初めて気付けることがたくさんありますね。

当初は「みんな苦戦するだろうなあ」と心配していましたが、想像以上にみんな包丁さばきが上手で、全員が三枚におろすことができました。

 

その熱は収まらず、授業が終わった後も、たくさんの生徒が2匹目、3匹目へと挑戦!(たくさん買ってたんだね(笑))さばいた魚は刺身にしたり、揚げ物にしたり…

みんな僕より料理上手です!

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いかがだったでしょうか?

シンクロナイズドズームィング、次回は6/7(日)15-16時!

みんなでバスボムを作ります!もし興味がございましたら、こちらのリンクよりお申込みください!(参加無料)

6/7(日)シンクロナイズドズームィング 一般参加申し込み-バスボム編-

  

また、授業を担当している柴橋は日々考えたことをただただ垂れ流すnoteも書いておりますので、気になった方はぜひ見ていただけると嬉しいです!(笑)

https://note.com/shiba_kyoiku

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

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柴橋和樹 Shibahashi Kazuki
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO 卒業生

社会人1年目
世の中の余計なストレスを少なくする教育論
平日はマクロな教育、土日はミクロな教育に携わっています。

note:https://note.com/shiba_kyoiku

Twitter:@bahashi


夏休み、僕たちは"死"の観察を始めた。「夏の庭」を読んで。- 12歳の本棚

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どうなるんだろう。友だちも家族もなく、もし何か最後の言葉を言ったとしても、だれにも聞かれることがなかったら。その言葉は部屋の空気の中をさまよって、やがて消えてしまうのだろうか。 何も言わなかったのと同じように。「死にたくない」「苦しい」「痛い」「くやしい」「しあわせだった」そんなどんな言葉も。

(本文より)

そして僕たちは観察を始めた。人が死んだらどうなるんだろう。

まずこの本は今、友達に会えず夏休みが削られる、といった状況にある子供達に読んで欲しい。 3人の少年の夏休みを描いたこの物語はある一つの疑問から始まる。少年たちの言葉のやりとりや、あたたかい登場人物に引き込まれてゆく。 ふと、忙しい日々の中で自分の未来のことを考える時がある。自分のいろんな場面を想像する。受験、就職、結婚、そして自分が死ぬ時。 自分がいなくなった世界を想像してさみしい気持ちになったとき、 そんな時にこの本が話し相手になってくれると思う。 

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

 

「夏の庭」
出版社:新潮文庫
ページ数:218ページ
初版発行:1994年3月1日 

廃材から作るハイスペPC ~使わなくなったPCをいただけませんか。~

 使わなくなったパソコンをください!

学生や社会人の皆さん!

生活の中で、「パソコンが欲しい!」「PCゲームがしたい!」となったときはありませんか?でも、ハイスペックパソコンは新品で買おうとなると、とても高いですよね。

でも、使わなくなったパソコンの部品を使えば、とても安くパソコンを作ることができるんです。

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===========================プロジェクト概要===========================

①皆さんの使わなくなったデスクトップパソコンをいただき、それをベースにハイスペPCを組む。

②デスクトップパソコンを作成する段階を、ビデオで撮り、YouTube、ブログ等で配信していく。

 

[例]#1 電源部分の取り付け

   #2 マザーボードの取り付け

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     #n PCの完成


こんな感じにする予定です。

=============================軽い自己紹介=============================

僕たちは、プログラミングに興味を持ち、studioあおに入りました。

その後、ロボットを使ってプログラミングを学習し、京都信用金庫様の2019企業家EXPOで、Pepperを使ったオープニングを務めさせていただきました。

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その後、AppleConsultingというプロジェクトを立ち上げ、新しい商品等を考えていました。そして次のプロジェクトとして、「廃材から作成するハイスペックパソコン」を立ち上げました。

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==============================きっかけ==============================

studioあおには、もともとたくさんのパソコンがありますが、それでも足りないときがあります。

また、高性能なパソコンも少ないのです。なので、1台パソコンを組んでしまえば良いではないかと思いつきました。

しかし、高性能パソコンは高価なので、もっと安くできないかと考えたときにこの

「廃材でパソコンを組む」という案が思いつきました。

もし、皆さんの家に使っていないパソコンがあるなら、それをいただきたいです。


パソコンの条件を下記に記します。

 

=======================💻必要なパソコンの条件✅=======================
・OSがついているパソコン(ほぼ全てのパソコンについています)

・ケースが有るパソコン(ほぼすべてのデスクトップパソコンにあります)

 

 パソコン等のコンピュータ関連のことをあまり知らない方は、使っていない「デスクトップパソコン」をくださるとありがたいです。ノートパソコンではありません。

デスクトップパソコンからはその中に入っている部品を全て取り出したいと思っています。なので、

「これはいるかな?」「これは外した方がいいかな?」のようなことは考えなくても良いです。

🌟使っていないPCを送る場合、着払いで下の住所へお願いします。🌟

🏣==============================🏣

studioあお

〒602-8371 京都市上京区一条通西町24-4 

🏣==============================🏣


どうぞよろしくお願いいたします。

studioあお生徒

SNY(中2)
Great(中2)
Aspect(小6)

《5/24〆切》"僕たちの10万円企画"への質問に答えます。

f:id:stud-io:20200522160513p:plain給付金で子どもたちに無料の教育を届ける僕たちの10万円企画への質問がいくつか来ているのでお答えしていきます。
「興味あるけど不安だな…。」
「ここはどうなってるんだろう…。」
という不安があって、応募をしていない方!わかり辛くてごめんなさい…。是非こちらをご覧ください。


Q:子どもの情報が勝手に公開されたりってあるんでしょうか…。

A:今回の企画に応募してくれた子として、オープンな場で公開することはありません。
今回支援してくださった方に向けて、応募してくれた子たちの取り組みを教育界の少年ジャンプとして報告はしますが、SNSなどで不特定多数の方に公開する予定はございません。
他の生徒と同様の形で、プロジェクトに取り組む様子をSNSに公開することはありますが、今回の企画に応募してくれた子が特定される形で公開することはありません。「子どもの成長って面白いでしょ?」とか「うちの生徒応援してね」ってことを、いろんな人に伝えるための広報は行いますが、それによって個人がケチをつけられることのないよう配慮いたしますのでご安心を…!
SNS規約上、お名前を公開しないという約束で教室に通っていただいていますので、同様に扱います。

 

Q:「あの子無料で通ってる子」って教室で肩身の狭い思いをすることはないでしょうか…。

A:今回の企画に応募してくれた子は、教室内でも公開いたしません。
うちは非常に多様な子たちが通っています。不登校の子、勉強が得意な子、発達障害を持つ子、足の速い子。様々な子が通って、それぞれの好きなことからプロジェクトを立ち上げています。お互いにお互いの人間性や、個性や環境を尊重する文化の教室ですので、誰かの家庭環境にケチをつける方はいません。てか、それにケチつける子や、保護者さんがいたら僕もスタッフもめちゃくちゃ怒ります…!なので、ご安心ください。現生徒の保護者様にも本企画の意図は伝えておりますし、通い始めるタイミングで改めてご説明は丁寧に行うつもりです。
もし、そういった事態があった場合は、速やかにご報告ください。改めてちゃんと説明をして、ご理解をいただきます。

stud-io.hatenablog.com



Q:遠いのでオンラインだけになるのですが、うまくいくのか心配で…。

A:3月から行っているオンライン授業は現生徒にも大変好評をいただいております。
オンライン授業では、通室よりも小集団の密度の高い授業のほか、教室のオンラインコミュニティや、投資制度、報告会への参加、イベント授業へのご参加など、大半のサービスがご利用可能です。どうしても心配な人は一度体験や、オンライン授業の見学も可能です。
3月からの急なオンライン化においても、大変好評をいただいており、通室ではなくオンラインへの移行を希望されている方もいます。…ってか「オンラインの方がいいかも。」って生徒がいっぱいいて、運営体制の修正にてんやわんやです。オンラインと通室の併用も検討中です。


 

Q:子どもが半年以内に辞めたくなっちゃったらどうしようって心配です…。

A:可能性はゼロではないですが、半年以内に辞めた生徒は今までほぼおりません。
この点に関しては子どもの気持ち次第なので確実なことは言えませんが、もし辞めたくなってしまった場合は、保護者面談、生徒面談を通して、原因の究明に努め、解決策を実施します。てか、基本的にうちの教室は、やりたいことを応援してもらえるめちゃ楽しい場所なので、辞めたいって人あんまりいません…!その上でも辞めたいときは、退会も可能です。次の受験や部活など、次の目標が見つかった人は喜んで送り出します。
その場合残った分の支援金額は、新たに生徒の募集を行うなどの対応を行います。

 

Q:金銭的に困っているわけではないけど…。

A:地理的な環境の不利を感じている方も一応対象ですので、一旦ご応募ください。ご面談で判断します。
今回の企画は「学びへの意欲は強いけど、金銭的ハードルを感じている子」を対象としていますが、地理的に望む学びの機会が手に入らない子も対象です。そもそも「受けたい教育が圏内にない」って金銭的ハードルとほぼ変わらんやん。という考え方です。一旦ご応募いただき、ご面談の中で詳しいお話をお聞かせください。



以上となります!!
他にもご質問があれば遠慮なく、以下よりご連絡ください。
興味あるな…けど…。という方が、一歩を踏み出す助けになれば嬉しいです。

Mail:info@coleyo.co.jp
Tell:075-285-1569
Webhttps://www.coleyo.info



▼ご応募はコチラから▼

forms.gle応募締め切りは5/24(日)23:59で、5/31までに当選者へご連絡します。(増枠につき〆切を延長しました。)
※今の所定員は10名です。他薦ありです。(5/20時点)

※担当スタッフが付き、お子様のサポートをします。
※授業(週2コマ×2h)・オンラインコミュニティ・教材費なし・生徒への投資制度あり、などなど。
※応募いただいた方は代表川村とご面談をさせていただく場合があります。
※応募が複数きた場合は、教室独自の基準で判断し、当選者にのみご連絡いたします。
※お問い合わせはぜひこちらにください。info@coleyo.co.jp

 

この記事を書いた人

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川村哲也 Kawamura Tetsuya
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO Inc.代表取締役
〒 602-8371 京都市上京区一条通り西町24-4
Mail:info@coleyo.co.jp
Tel:075-285-1569

 

過去出演メディア

NHKテレビ東京ワールドビジネスサテライト」/テレビ朝日スーパーJチャンネル」/関西テレビ「よ〜いドン!」/KBS「京都インディーズジョーンズ」/テレビ大阪「金曜報道スペシャル」/産経新聞京都新聞/日経TRENDY/月刊 私塾界…etc.

entrenet.jp

www.studio-aru.com

 

camp-fire.jp

『少年ジャンプ』の編集長に、おれはなる!!!(ドン!!) - 代表のひとり言🍵

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前の記事は今回の10万円企画 の対象者さん向けに書きましたが、今回はすでに僕らを知ってくれている方に向けて書きます。
今回の企画は、実は2年くらい前から考えていました。

教育界の『少年ジャンプ』を作りたい。
この仕事をしていると、つくづく教育って「エンタメ」だなと思います。「成長」って見ていておもしろい。
赤ちゃんが立ち上がると、みんな手を叩いて大喜びするじゃないですか。それと同じように「生き物が成長していく姿」、つまり成長ストーリーって見ていて面白いんです。

週刊少年ジャンプの名作って割とこの構図なんですよね。未熟な主人公が、紆余曲折経て成長して、少しずつ社会の役に立っていく成長ストーリーなんです。
スラムダンクも、NARUTOも、ヒーローアカデミアも全部そう。(ついでに言うとアイドルとかもそう。)

だから、「子どもの成長を楽しむ人」と「教育機会で成長する人」という構図のエンタメを作ってみたいな、と思って温めていたのが今回の企画です。

今回の給付金をきっかけに、まずは自分のお金で実験してみようと思ったら「協力するよ」と複数ご連絡をいただきまして。今は増枠して8名分の10~14歳からの応募を募ってます。驚きと大感謝です。
その人たちにも早くジャンプ届けたいなって思います。
stud-io.hatenablog.com

教育費って家計から出さなきゃいけないのか。
家計以外から教育費がでる仕組みはつくれないのか。というのが僕の問いです。
「学力の経済学」という本があります。
その本によると、親の収入と子どもの学力には相関があり、裕福な家庭の方が学力が上がりやすい。しかもかなり早い段階で、後々埋めにくい差が生まれると。
教育費が家計からしか出ない場合、貧困は次世代まで引き継がれる無限ループなわけです。

でも、ぶっちゃけお金ってあるところにはあるじゃないですか。一方で、子どものモチベーションに見合った教育を受けさせてあげるのが難しい家庭もある。これからはモチベーションが最大の資産なのに、お金が理由でそれが潰えていくのは、なんかもったいないなって思うわけです。
ならば、教育とお金の関係を少し変化させて、そういう子たちとじわじわジャイアントキリングを起こせないか。というのがこの取り組みの真意です。

 

2年前には地方に完全無料のハイスペ教室を作ろうとクラファンして、大失敗しました。300万集めようとして、50万円ちょっとという、なかなか見ないレベルのスベり具合でした。
あの時協力していただいた人たちには、本当に申し訳ない気持ちです。正直今でも恥ずかしいから、絶対にこのことでイジらないで欲しい。

readyfor.jp



「子どもに投資」というエンタメ商品。
その上で僕は「商品」が作りたい。できれば「子どもにお金を出す」ことを、寄付とかではなく何か一つのサービスとして認識してもらえる感じ。経済原理に則りたいなって思うんです。
言い方が合っているかはわからないけど、本を買うとか、服を買うとか、おいしいものを食べるとか、そういう行動と「子どもに投資する」が並ぶようにしたい。そういう一つの「対価があるもの」として認識されるくらいの明確なメリットを提供できるようにしていきたい。

今回の取り組みでは、結果的にお金を出してくれた方が「10万円はもったいなかったな…。」て思うかもしれないし、「おもろい!さらに10万出したい!」って思うかもしれない。そこはフラットに感想を聞きたいし、結果を受け止めて今後に活かしたいです。
ということで、何度かアンケートなどにもご協力をお願いしたいです。(後出しすみません🙇‍♂️)


今回お金を出してくれた方には、その子の成長を綴った月刊誌をお送りしようかなとか、そういうことをいろいろと考えています。やるなら僕が16年以上買い続けているジャンプより面白い誌面にしたい。ライバルは集英社です。


最後に

残念ながら僕らは超無名なので、僕らの力だけだと本当に必要な子たちに届かない可能性が超高いです…。もしこの子に紹介したいって子がいたら、ぜひ送ってあげてください。

stud-io.hatenablog.com


そして先述にもありますが、驚いたことに5/14(木)のリリースから「協力するよ」と複数の方からご連絡をいただきまして、今は8名の応募を募っています。たくさんお金が集まる事態は想定していなかったので結構慌てていますが、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。ご連絡くださった皆さん、誠にありがとうございます。SNSシェアなどにご協力くださっている皆さんにも大感謝です。

引き続き、もし「ワシの給付金も子どもたちに使ってええど。」的な方がいらっしゃったらご一報ください。10万円につき1名(半年間)受入人数を増やします。〆切も柔軟に対応します。(ちなみに、質問あったんで答えますと、1万円単位とかでも全然いいです。集まった額が端数だったら、何かいい方法を考えます。)
川村携帯:09076538143
川村メール:kawamura.t@coleyo.co.jp
会社Web:https://www.coleyo.info/


2年後くらいには沖縄に完全無料のスクールを作りたい。沖縄って貧困率が高いし、シングル家庭が平均の2倍くらい。この仕組みを作って、そういうところでできないかって思うんです。
(あと暖かいし、泡盛と島ラッキョが好物なので個人的に好き。)

どうぞよろしくです。

studioあお/COLEYO Inc.
川村哲也

書いた人

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川村哲也 Kawamura Tetsuya
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO Inc.代表取締役
〒 602-8371 京都市上京区一条通り西町24 妖怪SOHO
Mail:info@coleyo.co.jp
Tel:075-285-1569

 

過去出演メディア

NHKテレビ東京ワールドビジネスサテライト」/テレビ朝日スーパーJチャンネル」/関西テレビ「よ〜いドン!」/KBS「京都インディーズジョーンズ」/テレビ大阪「金曜報道スペシャル」/産経新聞京都新聞/日経TRENDY/月刊 私塾界…etc.

stud-io.hatenablog.com
 

entrenet.jp

www.studio-aru.com

 

camp-fire.jp

 

《〆切延長・10名に増枠》僕"たち"の10万円は10~14歳に使いたい。- 代表のひとり言🍵

f:id:stud-io:20200517225523p:plain明日から京都市の給付金10万円の申請が始まりますね。
10万円というと大金ですので、もらえることになった時にはびっくりラッキーという気持ちでした。ただ、何に使おうかなと考える中で、少しだけなんか引っかかる感じがあって。正直な話「降って湧いたお金感」が拭えなかったんです。

だから、できるだけ面白い使い方というか、誰かが喜んでくれる使い方をしたいなと思ってずっと考えてました。
教室にビールサーバーを買って、コロナが収束したらうちの生徒、保護者さん、スタッフのみんなで宴会をしようとか、みんなで任天堂switchを買ってコロナ禍も楽しんで過ごそうとか。

そんな風にいろいろ考えた上で、結論やっぱり子どもたちの学びのために使いたいなって思いました。


「やってみたい!」にお金でストップをかけたくない。
僕個人の考えですが、2年前くらいから教室を完全無料にする方法はないか、とずっと考えています。

月謝が原因で通えないという子たちの「やってみたい!」を大切にしたい。お金でその気持ちにストップをかけたくない。やりたいことを思い切りやって欲しいし、僕はそのサポートをしながら、成長を特等席で見ていたい。
けど、うちも会社でやっていて、従業員もいるのでただただ無料にするというわけにもいかない。

そんな中、今回の給付金は良い機会なので、僕個人の10万円は子どもたちの「やってみたい!」を応援するために使いたいと思います。

ということで、誰かうちの教室studioあおで「やってみたい!」ことやってみませんか?半年間無料で通えるようにします。
※この記事の一番最後のフォームから5/24(日)23:59までご応募できます。(増枠につき〆切延長しました)

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ノロノロ準備していたら、その間に前澤さんがすごい企画を始められました。笑 めちゃくちゃ素敵な企画ですよね。僕レベルですと、まずは1人の子どもの「やってみたい!」を応援することくらいからしかできないのですが、まずたった1人から、やってみたいと思います。(増えることを祈りつつ)
※5/15
追記:2名の方から10万円子どもたちに使ってと、お申し出がありました。募集を3名まで増枠します。
※5/16追記:さらに1名から10万円、他の1名から5万円のお申し出がありました。募集を5名が半年間通えるようにします。(足りない分は僕が出すことにします。)
※5/17追記:さらに3名からご連絡がありまして、8名の募集に増枠しました。
※5/20追記:さらに2名からご連絡がありまして、10名の募集に増枠しました。あわわわ

www.yusakumaezawa.com

 

「やってみたい!」に付き合うのって難しいですよね…。

生徒たちが自分で「やってみたい!」と言い出したことから始まっているのが、うちの教室で行われていること全てに共通している点です。

自分の子どもに「何かに夢中になれる子」になって欲しい。と思っている方は多いんじゃないかなと思います。

ただ一方で、子どもたちの「やってみたい!」というサインに、うまく応えてあげられないと悩んでいる方もまた、多いんじゃないでしょうか。
仕事があったり、家事があったり、やり方がわからなかったり。様々な理由でうまくできない…、そもそもそんな時間取れない、という方がたくさんいると思います。

だから、その部分をstudioあおが代わりに引き受けます。
子どもたちのモチベーションを引き出し、それに素早く反応し、プロジェクトを立ち上げ、社会と直接つながる体験にする。そのために教室には、興味関心を引き出すコンテンツや、子どもたちへの投資など、いくつも仕組みを用意しています。この点に関して我々はプロフェッショナルです。 

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「やってみたい!」から社会とつながる体験。

10〜14歳を対象に、半年間うちの教室「studioあお@京都」に無料で通えます。(オンライン含む)
studioあおは少し変わった教室で、生徒たちは国数英社理の5教科ではなく、以下のように、一人一人が自分で立ち上げたプロジェクトに取り組んでいます。
youtu.be
教科書はありません。教材はお金、情報、人など、全部社会にあるホンモノ。
それぞれ自分の「やってみたい!」こと、好きなことを起点に、お商売や、研究、モノづくりを通して社会と直接つながる体験をする、アウトプットベースの教室です。
「習い事」や「塾」よりも、自由でちょっとオトナっぽい感じ。超楽しいです。

何かに対して夢中になれること自体が「才能」だよね。という考えのもと、5教科の優劣や、運動神経の良し悪しだけではなく、全ての才能を評価し、育てる教育を行っています。

▶︎過去に生徒が取り組んだプロジェクトはコチラから!


子どもたちは約10年後、社会に必ず出ていきます。
その時に「自分で問題を見つけて、プロジェクトを立ち上げて、やってみる。」という社会と直接つながった経験を持って、自信たっぷりに世の中に出て行って欲しい、と僕は思います。ただ、その経験を家庭単位で作り出すのはなかなか難しい。(現状は学校でもなかなか難しいことが多い)
それを代わりに行うのがうちの教室です。


京都・大阪・滋賀あたりの方は緊急事態宣言が解除されれば通室できますし、オンライン授業もあるので、全国津々浦々どこからでもご応募いただけます。

▼ご応募はコチラから▼

forms.gle応募締め切りは5/24(日)23:59で、5/31までに当選者へご連絡します。(増枠につき〆切を延長しました。)
※今の所定員は10名です。他薦ありです。(5/20時点)

※担当スタッフが1名付き、お子様のサポートをします。
※授業(週2コマ×2h)・オンラインコミュニティ・教材費なし・生徒への投資制度あり、などなど。
※応募いただいた方は代表川村とご面談をさせていただく場合があります。
※応募が複数きた場合は、教室独自の基準で判断し、当選者にのみご連絡いたします。
※お問い合わせはぜひこちらにください。info@coleyo.co.jp


▼今まで来たご質問への回答はコチラから!▼

stud-io.hatenablog.com



できれば、様々な理由で教育の機会が手に入りにくい家庭に、このキャンペーンが届いてくれると嬉しいです。

改めましてですが、前澤さんの取り組み、とっても素敵だと思いました。個人的には子どもって、もっともっと「みんなで育てる感」があって良いんじゃないかなと思います。産みやすく、育てやすい国にしていきたいです。


P.S.
あと、もし「ワシの10万円も子どもたちの"やってみたい!"に使ってええど。」的な奇特な方がいらっしゃったらご一報ください。協力してくれる方の数だけ、受入人数を増やします。電話ください。
※5/20追記:合計10名の方から次の世代への投資を預かりました。10名まで増枠します。ご賛同いただき、誠にありがとうございます。内訳:10万円9名(川村含む)、5万円2名
川村携帯:09076538143
川村メール:kawamura.t@coleyo.co.jp
会社Web:https://www.coleyo.info/

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この記事を書いた人

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川村哲也 Kawamura Tetsuya
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
studioあお/COLEYO Inc.代表取締役
〒 602-8371 京都市上京区一条通り西町24-4
Mail:info@coleyo.co.jp
Tel:075-285-1569

 

過去出演メディア

NHKテレビ東京ワールドビジネスサテライト」/テレビ朝日スーパーJチャンネル」/関西テレビ「よ〜いドン!」/KBS「京都インディーズジョーンズ」/テレビ大阪「金曜報道スペシャル」/産経新聞京都新聞/日経TRENDY/月刊 私塾界…etc.
stud-io.hatenablog.com

entrenet.jp

www.studio-aru.com

 

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人間として色がつく前の自分って?「コンビニ人間」を読んで。- 12歳の本棚

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「- 私の喋り方も誰かに伝染しているのかもしれない。こうして伝染し合いながら私たちは人間であることを保ち続けているのだと思う。」

(本文より)

家族という人間、友達という人間、いろんな色の人間。人間として色がつく前の自分って?

読み始めて数十ページで、この主人公は普通じゃないと気づいた。今まで本を読んできて、たくさんの魅力的な主人公に出会ったけれど、ある意味一番夢中になった主人公かもしれない。
応援したくなるとか、特別な能力を持っているとか、そんな主人公ではないけれど、読み進めるうちに、フツウ・フツウじゃないの区別が麻痺していく感覚。
読んだ後、ラストにイマイチすっきりしなくて、しばらく考えこんだ作品だった。この本のラストを他の人はどう受け取るのだろうか。

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

コンビニ人間
出版社:文藝出版
ページ数:160ページ
初版発行:2016年7月27日