企む職員室。[studioあおブログ]

企みつつ、育てています。

「ヒトの研究」のコツとは!?栄養学の先生をお呼びして、研究という青春をお届けする「bro」を開催しました。

「研究って、こんなにおもしろいことなんだ!」
「○○の研究するために、この大学に入りたい!!」
研究という青春を子どもたちにお届けするために始まった、「bro.」という授業。
毎月1回を目安に、さまざまな分野の研究者・プロフェッショナルの方をお呼びし、研究内容についてお話しをしてもらいます。


今回お呼びしたのは、大学で栄養学を教えている河嶋先生。
「こんなことを明らかにしたいときには、どんな研究をしたらいいと思う?」

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「こうやったらいいんじゃないかなあ」
今までの経験や知っている知識から、研究方法を考える生徒たち。脳みそフル回転です。


メモメモ✎f:id:stud-io:20190226170521j:plain
「なるほど~」と、自分なりにかみ砕いて、自分自身の力にしていきます。


情報があふれていて何を信じたらいいかよくわからない現代において、データをもとに正しい情報を答えてもらえるという絶好の機会です。親御さんたちからも、素朴な疑問があがりました。

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子どもたちの成長には、毎日の食事から採る栄養って、とっても大切。
食品添加物って……」「○○の時に採るべき栄養素は……」
そんな疑問にもお答えいただきました。

 

studioあおでは、日々ジャンルの異なる研究が行われています。
・太った人が浮くのはなんで?
・世界最強の生き物ってなに?
・難攻不落の大阪城を攻め落とすには? etc......
生徒たちは自分たちで問いを設定し、研究を進めていきます。ですが、どのようにアプローチしたらいいのか、最初からはっきりしているわけではありません。色々な方法を試して、一番うまくいく方法を見つけます。
仮説をたてて、試して。今回、ヒト研究のさまざまなアプローチ方法を学んだ生徒たちは、これからどんなふうに自身の研究を進めていくのでしょうか。(楽しみ!)

 

河嶋先生の大学のゼミでは、ゼミの生徒さんが「炭酸水の強度が食欲に及ぼす影響」についての研究を行ったとのこと。f:id:stud-io:20190226170826j:plain普段の生活で学生が感じた素朴な疑問が、研究に発展したそうです。(万年ダイエッターのわたしにとっては、非常に気になる内容……)

研究の材料になる「問い」は、日常のいたるところに隠れているもの。小さな疑問を大切にしていきたいものです。