《小5》避難所に冷たい飲み物を!〜飲む瞬間冷却水の開発〜
2020年を振り返る、studioあお/スタジオアルのプロジェクトピックアップ企画!
今回は、小5生徒の「飲む瞬間冷却水」プロジェクトを紹介します。
衝撃を与えると瞬時に冷える瞬間保冷剤のように、一瞬で冷たくなるドリンクを目標に小学5年生が開発を進めております。
「いやいや保冷剤飲んじゃダメでしょ!!」というそこのあなた。
そうです、正解です。絶対に食べちゃダメです。
(私は幼少期に食べ、病院送りになりました。)
(生きててよかった)
ただ、その「保冷剤は食べられない」という発想を覆したのが、このプロジェクトのすごいところであり、面白いところ。
避難所の暑すぎる問題…。
震災、地震、ゲリラ豪雨とそれに伴う土砂災害など、私たちが住む日本では、自然災害と隣り合わせの生活が続いています。
各地域ではハザードマップが配られ、お住まいの地域の避難所の確認は必須ですね。
ニュースやネットで避難所生活についての情報が報道される中、生徒は日本全国の避難所の暑さ対策について課題感を覚えました。
「避難所で熱中症、脱水症になる人が多いらしい」
「私ができることって何だろう?」
そんな中思いついたのが、「飲む瞬間冷却水」。
「吸熱反応」を使って、瞬間冷却のできる飲み物を考案しました。
「保冷剤が食べられればすごいじゃん!」
「飲んだ瞬間に体温が下がる保冷剤を作ろう!」
と、開発がスタートしました。
みかん味で飲みやすく。
試行錯誤の末、衝撃を与えると10度ほど温度が下げる方法までは作ることができました!
が、肝心の味は無味無臭なのに、クセが強い…。温度は下がるけど飲みたくはない瞬間冷却水が誕生…。
試飲中「う…これは味をつけた方がいいな…」
そこで「柑橘系の味をつけて、飲みやすくしよう!」と、複数種類の味を開発。
試飲会の結果、レモン味、みかん味、柚子味の中でもっとも美味しかった、みかん味の瞬間冷却水が爆誕!
他者のためにと、実際に行動を起こす姿。大人顔負けの思いやりと挑戦心に、スタッフも脱帽です!
これからのさらなる成長が楽しみですね♪
【この記事を書いた人】
はなはな(梅森華)
京都府上京区、北野天満宮の近くにある「studioあお」のスタッフ
犬と旅行が好き。わりとマイペース。
🚀🚀小学生、宇宙に挑戦中🚀🚀
studioあおの生徒が、宇宙に挑戦する特大のクラウドファンディングに挑戦中!
「宇宙人に声を届けたい!」という想いから「宇宙少年100組と成層圏からの宇宙人向け動画配信」にチャレンジします。
▼小5,6が3ヶ月半かけて書いた文章です!ぜひご一読ください〜!▼