【イベントレポート】大学生から見た、各チームの子どもたちの表情って?①
8/24(土)に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催した、第2回いばらきSDGsまちづくりアイデアコンテスト。
(イベント全体の様子はこちらから☟)
今回は各チームの取り組みに着目し、取り組む問いの立て方をご紹介!
さらに、一緒に取り組んだ大学生からチームメンバーへのコメントを掲載しております。
一番近くで子どもたちの様子を見ていて、一緒にまちづくり考えた学生だからこそわかる子どもたちの良さや、こうしたらもっと良い議論ができるかも!という点について、インタビュー形式でお届けです~♪
捨て猫・捨て犬問題を解決せよ!
家のまわりで野良犬をよく見かけることに危険を感じたことをきっかけに、この問題を解決することにした小学4年生ふたりチーム。
人にとっても動物にとっても、どちらにも良い影響を与えられる解決策を模索し、地域のお店などと提携していくという提案をしました。
そんなふたりと一緒にチームを組んだ大学生からのコメントを見てみると…
Q.ふたりの最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.初めはふたりとも大人しい感じで、こちらが頑張って盛り上げないといけないかな?という気持ちもありました。
でも、動物好きという共通点が見つかり、話し始めると飼い主に犬を捨てさせないためのアイデアがいろんな角度からたくさん出てきて感動!普段何気なく感じている部分をしっかり言葉にして相手に伝えられる力があるなぁと思いましたね!
Q.ふたりの取り組みに対してはどう感じた?
A.お互いの意見をよーーく吸収して、そのうえでさらに良い意見を出そうとする意識があったように感じました。アイデアがたくさん湧いてくる中でも、相手の意見をはねのけずに受け入れたり、的確に批判したりと、お互いに高めあっていく姿勢がとても良かったです✨
Q.ふたりがもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.相手が話していたら、途中で話を割って話してしてしまうことが多々あるのかなぁとと感じました。それぞれが面白いアイデアをたくさん持っているから、議論中にアイデアが溢れちゃうんだと思います…笑
「聞くときは聞く、話すときは話す」の切り替えをもう少し意識してみたら、もっと素敵な社会人に近づくのではないでしょうか!
彩都を参考に、自分たちのまちを活性化せよ!
彼女たちが今住んでいるのは、茨木市で今一番開発に力の入れている彩都という街から一駅の場所。
彩都はどんどん人も増えて盛り上がっているのに、自分たちの街は、、?という問いから、この問題を解決することにした女の子3人チームです。
彼女たちは今回どのように取り組んでいたのかを、チームを組んだスタッフに聞いてみると…
Q.3人の最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.イベント前半は議論がなかなか進まず、話が逸れてしまう時間がありました。けれど、最後の発表に向けて集中力が上がっていくのが3人の発言から感じられ、もう少し時間があったらもっとアイデアを磨けるのに…!と少し悔しかったです。笑
Q.3人の取り組みに対してはどう感じた?
A.お互い気を使わずに意見を言い合えていたのが良かったと思います!議論を進めていくには、やっぱり本音で話し合えることが大切だと3人を見て再認識しました。
発表前の団結が素晴らしく、プレゼンの際には3人でプレゼン個所を分担しながら堂々と発表できていたのが良かったと思います!
Q.3人がもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.実装への発想があればより良かったかなと思います!あと一歩だなあというところ!
アイデアは面白いものがたくさん出てくるので、そのアイデアを実際の行うためには何をしたらいいんだろう?どんな手順を踏めば成功するんだろう?という、先を見据えた計画を立てられるまで考えられたら素晴らしいと思います!
専四道路で、ながらスマホ問題を解決せよ!
ながらスマホ問題と、自動車専用道路が少ないというふたつの問いを立てたこちらの兄弟ふたりチーム。
せっかくならどっちの問いも解決しちゃえ!ということで、「ながらスマホ専用道路」を含む4つの専用道路「専四道路」を作るというアイデアを考えました。
このアイデアは、立命館大学のOIC事務局長・廣井さんが選ぶ「立命館大学賞」を受賞!
「ながらスマホ」という一般的には悪いこととされる行為を容認したうえで、どうすればながらスマホがある社会でもみんながハッピーに過ごせるのか?を考えた発想が素晴らしいとのことでした。
(この発想には、会場のみんなもびっくり!「なるほど~」と「面白い!」という声が聞こえてきました👀)
そんなふたりの取り組みはどんな感じだったのかを、一緒にチームを組んだ大学生に聞いてみると…
Q.ふたりの最初の印象と、イベント後ではどんな変化があった?
A.初めは二人とも問題点を出すのに苦労していて、黙っている時間も長かったです。でも問題点が一旦定まると、解決策が笑えるくらいに次々と出てくる。笑
2人ともアイデアマンだし、そのアイデアをまとめる力もあることがイベントを通してわかりましたね。
Q.ふたりの取り組みに対してはどう感じた?
A.議論中は、主に兄が積極的に発言し、弟は紙に書いて具現化するという役割分担で進めていきました。自分の得意なことを理解したうえで、それぞれ役割をもって話し合いができることは、社会人としても大切な力なので、素晴らしいと思います!
Q.ふたりがもっといい状態になるには、どうしたらいいだろう?
A.2人とも潜在能力抜群だし…
お兄ちゃんに関しては、自分のアイデアを発信をしていくのは得意だと思うので、そのアイデアを実行できる手順を考えられるようになるとより良くなりそう!
弟君に関しては、意見をわかりやすくまとめる力がとても強いと思うので、まとめたアイデアをさらに良くするための意見を積極的に出していけると、超レベルアップするんじゃないかと思います。
ふたりの成長が楽しみです~!
今回イベントに参加した大学生の子どもたちに対する熱量は、こんなインタビューで収まるものではないのですが…(笑)
残り10チームに関しても同様にご紹介していきますので、どうぞお楽しみに~!
また、9/21(土)の第3回の同イベントもあと数名ご参加いただけますので、ご希望の方は下記のフォームからお申し込みください👇
【イベントレポート】まちづくりって楽しいの?子どもたちの好奇心で茨木市をアップデート!
8/24(土)に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催した、第2回 いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト。
自分たちのまち・茨木市をより住みやすいものにするために、10~14歳の子どもたちが大学生と一緒に「まちづくり」について全力で考え、プレゼンをするというイベントです!
(第1回の様子やイベントの流れについてはこちらから☟)
stud-io.hatenablog.com
今回は13のチームにわかれて、それぞれが過ごしている中で見つけた茨木市の問題点とその解決策について考え、審査員の方々にプレゼンをしました。
毎回面白いアイデアや独創的なアイデアが生まれて、審査員の方からも、これは新しい発想で驚いたとのコメントもいただきました。
こんな素敵な子どもたちがいる茨木市の未来は明るい…!と思わせてくれるような、そんなイベントですが、「まちづくり」「プレゼン」「アイデアコンテスト」などのコトバだけ聞くと、なんだかちょっと難しそうな気がしませんか?
そんな思いが子どもたちにもあるのか、イベント前に「ちょっと緊張してる??」と声をかけてみると、無言で頷いてくれる子も。そんな様子も可愛いのですが(笑)、やはりちゃんとしなきゃ…!という考えが強いのかなという印象を受けました。
今回のイベントでは、
「日常から新しい気付きを得る」
「自分の考えを積極的に発言する」
「議論を通して、考えをまとめてわかりやすく伝える」
このような力が求められるため、大人でも簡単ではない取り組みを本当に子どもができるの…?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に今回ご参加いただいた親御さんからお話をお聞きしてみると、
「いい機会だと思って親が申し込んだけれど、大学生と普段接することはないから、ちゃんと自分の子が話をできるか心配…」
「初めてこういうイベントに参加するから、来る前は少し不安だった」
など、このようにお話しいただいた方が多くいらっしゃいました。
しかし、今回のイベントで大学生と一緒に全力でまちづくりについて考え、プレゼンをする姿を見て
「久しぶりにあんなに楽しそうな顔を見た」
「年の離れたお兄さん・お姉さんに自分の考えをしっかり言えているのにびっくり」
「前に出て発表するのは苦手な子だと思っていたけれど、ちゃんとできている姿を見られて良かった」
などとお話しいただき、おうちでは見られない子どもたちの新しい一面を見つけていただけた方もいらっしゃるようです。
帰りに子どもたちにも「どうだったー?」と聞いてみると、「楽しかった〜!」「またやりたい!」とうれしい言葉を返してくれました✨
また、一緒に参加した大学生からは、
「アイデアがたくさん出てくるから、負けないように自分も頑張らなきゃと必死でした。」
「自分が気づかない細かいところにも目を向けていて、教わることが多い3時間だった。」
などと、子どもたちからたくさんの刺激を受けた様子。
普段と少し違う環境で、少し違う人と話してみることで、柔軟に変化する子どもたちの考えや表情を見ていると、そこには無限の可能性が感じられます。
今後も彼らのやりたいことのお手伝いしながら、その成長を見守っていきたい、そう思わせてくれる3時間でした…!
さて、「第3回 いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」の開催は、9/21(土)!
イベント参加者枠もあと数名分残っておりますので、ぜひこちらのフォームからお申し込みください☟
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdnVtBAs9wIO1jiiZrP-4AvC8A5VkQMFQjS-mRHHJYtPxhfTQ/viewform
また、こちら一般の方の見学も可能ですので、お時間のある方はぜひ会場にお越しいただき、未来を担う子どもたちの様子をご覧いただければと思います✨
さらに、3時間のイベントを一番近くで過ごした学生だからこそわかる、子どもたちそれぞれの気づきや考え方、取り組みの姿勢などについてのコメントを、後日ブログにてチームごとにご紹介したいと思います!
こちらもどうぞお楽しみに~!
「第1回 いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」開催しました!
7/21(日)、小中学生の夏休みがちょうど始まったころ。
立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、「まちづくり」をテーマとしたイベントを行いました!
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」。
自分たちのまち・茨木市をより住みやすいものにするために、10~14歳の子どもたちが大学生と一緒に「まちづくり」について全力で考え、プレゼンをするというイベントです。
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、7月・8月・9月と月に1度行います。
まずはアイスブレイクでペーパータワーバトルを!
「なになに!?」聞いた瞬間にみんなこの笑顔です。
まずはゲームをして、チームの団結を深めていきましょう!
「どうやって積み上げようか~」「こうしたらいいんじゃない?」
手を動かしながら考えることで、自然と会話がはずみます。
「おわ、倒れる!」
結構難しいよね~
タワーバトルを終える頃には、まちづくりの話し合い準備もばっちりです👌
ここから、まちづくりアイデアを全力で考える2時間が始まります。
考えたアイデアを聞いていただくのは、3人の豪華審査員の方々!
・茨木市市長 福岡洋一様
・JR西日本 京都支社副社長 小菅謙一様
・立命館OIC事務局長 廣井徹様
実際にまちづくりに関わる方々に、子どもたちのアイデアを評価していただきます。
今回はどんなアイデアが飛び出すのでしょうか…?
まずは、日常で感じているまちの課題点を全員で挙げるところから!
「学区内に遊ぶところが少ないから、クラスのみんなは家にこもってゲームばっかりになってる…」
「それはもったいないね、具体的にはどうやって解決できるかな」
外で遊びたいのに、のびのびと遊べる場所がないのは残念だと感じる子は多いみたい!
みんなが外で集まれる場所づくりを考えるチームや…
「カラスが荒らすから、ゴミ捨て場がすごく汚くなる!」
「確かに、みんな困ってるけどどうしようもできなくて見ないふりしてる気がするなあ」
通学路にあるゴミ捨て場の様子を課題として、きれいで住みやすいまちを実現しようと考えるチーム…
「外国人の人と接する機会が少ないと思う!学校でも、外国人の先生に教えてもらえる授業の数は少ないし」
「何か交流イベントを開いたら…」
このように、外国人との交流を増やしてまちを活性化させようと考えるチームも。
身近な、そして小さな気づきから、面白いアイデアがたくさん出てきます。
自分たちが気づいた課題は、シートに記入して分析し、解決策をより具体的なものにしていきます。
大切なのは、実現できるかどうか!
理想だけでなく、実現可能性も探っていきます。
まちづくりアイデアを考え始めて1時間半ほど経過し、そろそろプレゼンの時間…!
チームごとにシートを完成させて、自分たちの案を発表します。
「ぼくたちの案は…」
緊張しつつも、二人で協力して話す姿はとってもカッコいい!
「みなさんは防災についてどんな意識をもっていますか?」
問いかけからプレゼンを始める彼女。
堂々と話す姿に、会場からも注目を集めます。
このようにプレゼンを進めること全14チーム、そろそろ審査結果の発表時間です。
審査員のお三方それぞれから、最も良いアイデアのチームを表彰していただきます。
(ドキドキ…!)
立命館大学の廣井様が選んだのは…
「安全に遊べる公園」を発案したグループ! (やったー!)
空き家を使用した公園づくりを行うというアイデアで、夏の熱中症対策も十分に考えており、実現可能性が非常に高いと評価をいただきました。
茨木市長の福岡様が選んだのは…
「JR総持寺駅に日替わりのお店」を発案したグループ!!
「知名度の低さ」と「渋滞」、問題をひとつに絞らず、どちらも一緒に解決しようという考えが非常に良かったとのことでした。
JR西日本京都支社 副支社長の小菅様が選んだのは、「空き家で雑貨屋」を発案したグループ!
茨木市のみならず、多数の自治体が抱える空き家問題。それを「雑貨屋で解決したい!自分達でやりたいんだ!」という実行に対する思いが1番強かったというところを大きく評価されていました。
今回子どもたちが考えたまちづくりアイデアは、10月に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開講する「スタジオアル」(わかりやすく言えば、studioあお立命館大学ver.です)にて実行に移していきます。
自分たちが考えたアイデアがまち全体を変えるって、相当すごいことなんじゃ…?
さて、次回開催のイベントは、8月24日土曜日!
どんなまちづくりアイデアが飛び出すのか、とても楽しみです!
(※「スタジオアル」については、また後日詳しくご紹介しますのでお待ちください~♪)
7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑳13歳のニーチェ ~時間と生命、そしてハラスメントへ~
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第20弾!
(第19弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
7/7のプロジェクト報告会ブログ最後は、studioあお歴最長となる13歳のニーチェによる、小説執筆プロジェクトについてご紹介!
社会に対する疑問や問いをテーマに小説を執筆するというプロジェクトで、報告会のプレゼン部門ではトリをつとめてくれました。
「ここに好き嫌いをしてご飯を食べない子どもがいます。その子に、なぜご飯を残さず食べなければいけないのか、納得させることのできる理由を考えてください」
そんな問いかけから始まった彼のプレゼン。
小さい頃にご飯を残した際、「食べられなくて困っている子もいるんだから」と言われたけれど、じゃあみんなが食べられる世の中になったら残してもいいの?と、そんな疑問を抱いたところから、小説のテーマとして「食べ残し」を取り上げることを決めたそうです。
報告会での彼の堂々とした話しっぷりは、司会者の教室長にも負けず劣らず!
ところどころにクイズを取り入れたり、声に強弱をつけることによって参加者の興味を引くなど、プレゼンのテクニックも一流です。
前回の報告会では、「時間」をテーマとした『時間屋』という小説を書いて小説トークを開催した彼は、今回『僕に○○を生み出して』という小説を書き上げ、みなさんに紹介しました。
彼が書いた小説は、現在国語の塾講師をされている方からも大絶賛!
これからは、ブログを使って世の中に自分の考えを発信していくことも考えています。
studioあおでは、彼を慕う生徒も多く、時にはスタッフのように振舞って下の子たちの面倒を見てくれることも。
みんなのお兄ちゃん的存在の彼が積極的に社会へ働きかける活動をすることで、教室全体の士気も高まっています。
普段から教室でスタッフに疑問をぶつけたり、議論をしたりして、自身の考えを深めている彼。彼の世の中に対する疑問は尽きることがありません。
現在は「ハラスメント」をテーマに小説を書き進めているということで、どんな作品に仕上がるのか、乞うご期待です!!
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さて、studioあおでは、これまでご紹介してきた生徒たちのプロジェクトにもすべて共通する通り、自分の興味や関心から問いを見つけ出し、発想し、実装するというプロセスをたどります。生き物に興味のある子もいれば文学に興味のある子、プログラミングが大好きな子など、その興味の数は尽きません。
一方で、現在少し異なる入り口からプロジェクトを立ち上げるイベントを行っています。
その名も、「いばらきSDGs まちづくりアイデアコンテスト」!
立命館大学・JR西日本・茨木市さんと協力し、8月・9月・10月と月に1度行っているイベントです。
コンセプトは「まちごと、じぶんごと」。
より住みやすい街を自分たちで作り上げるため、子どもたちが大学生とチームを組んで全力で議論し、アイデアをまとめて、茨木市長やJR西日本京都支社副支社長、立命館大学OIC事務局長など、実際にまちづくりにかかわる方々にプレゼンするのです!
「川が汚くて、クラスの友達が楽しく遊べないって悲しんでた」
「そういえば、道路渋滞に困っているとお母さんが言ってたような…」
このように、圧倒的な他者視点から問いを立て、発想します。
とっても面白く、かつ社会意義性の高いこのイベントについては、前回のイベントの様子とともに後日ブログでご紹介しますので、お楽しみに~!
遊んで、片づけて、家に帰って寝るところまでがキャンプです。studioあお無人島サマーキャンプ2019④
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第4弾!(第3弾はこちら☟)
4回にわたってお送りすることになったサマーキャンプブログですが、今回で最終回!
前回は、クエストで稼いだポイントを使って子どもたちがどんな夜を過ごしたかをご紹介しました。
今日は2日目の様子をご紹介!!
AM7:00。
みんなぞろぞろと起きてきて、海岸に集合。
2日目の最初に行うのは、朝ヨガです!!
まだ眠たい目をこすって、朝一で体を動かします。のびーっ。
ヨガ終わりには、朝ご飯!炭で焼いたウインナーをセルフで挟んで、ホットドックを作りました。あつあつ!
朝ご飯を食べた後は、海に行って遊んだり、釣りをしたり、スイカ割をしたりと、各々自分の好きな過ごし方をすることに。
(1日目にみんながクエストをめちゃくちゃ頑張ったおかげで、2日目にやるクエストが尽きてしまったのは内緒です)
ポイントで購入したスイカを冷やしてスイカ割を…
砂浜でシャボン玉!
スタッフも楽しみましたpart2。わっしょーーーい!
全力で楽しんだ後は、自分たちの拠点の片づけ&船への運び込みを。
テントの片づけやゴミ拾いなど、スタッフと子どもたちが協力して行います。
ばっさー。1人でちゃんとたたみますよ!
コンロ運びまーす!こっちは2人で協力!
おっと、足元気を付けて!
荷物を運び込んだあとは、集合写真を撮って、船で港へ戻って、バスに乗り込みます。
みんなお疲れで、行きとは打って変わってとっても静かなバスでゆらゆら、京都に戻りました。(中の人も寝てました…写真なくてごめんなさい!)
とってもいい天気で、笑顔の絶えなかった今回のサマーキャンプ。
初めていく場所で、初めて会う仲間と協力しながら、生きる力を楽しく身につけられたのではないでしょうか。
参加者のみんな、本当にお疲れさまでした✨
来年の夏のイベントはどんなものになるのか、みなさん一年後をお楽しみに…!
今回のサマーキャンプの企画責任者・橋本からのコメントもごさいますので、ぜひご覧ください☟
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サマーキャンプ2019にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
今回は「24時間サバイバル」ということで、島内では荷物運びからテント立て、火起こし、片付けまでほとんど自分たちで行ってもらうという企画にしました。
「無人島でのサバイバル」では、自分たちで生きていくために取り組まなければならない事がたくさんあります。
自分の事で精一杯なはずなのに、
・運営で動いているスタッフに対してうちわで扇いであげる子
・熱中症気味になった人に付き添ってあげて水分補給の準備をしてくれる子
・他の子の面倒を見てくれてほとんどスタッフと同じ動きをしてくれる子
など、自分たちで考え、状況に合わせて「誰かのために」と動いてくれた子どもたちの姿にとても成長を感じた2日間でした!
サマーキャンプ2019は「24時間サバイバル」を通して災害時に自分で生きる力を身につけるために行いましたが、1人で生きるのではなく、周りの人との繋がりで生きることだと子どもたちから教わりました。
みんなから助けてもらい、助けてもらったらお礼をするという人として大事な力を身につけることができたのではないでしょうか。
僕自身もたくさんのショーゲキに出会い、貴重な経験ができたとともに、最高の夏の思い出ができました!
今回は本当にありがとうございました!
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7/7(日)studioあおプロジェクト報告会 ⑲世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑を。
7/7(日)に行ったプロジェクト報告会の様子を、生徒のプロジェクトごとにご紹介するブログ第19弾!
(第18弾はこちら☟)stud-io.hatenablog.com
今回ご紹介するのは、小5の男の子が取り組む「世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑」制作プロジェクト!
今回は、展示形式でみなさんに報告しました。
「ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム…」
学校でもせいぜい30番台までしか習わない元素記号を、60番台まで暗記する彼は、現在小学5年生。
「きれいな石が好き!」
こんなシンプルな理由から、鉱石に興味を持ち、より深く学ぶうちに元素記号にたどり着きました。
『世界一美しい元素図鑑』と称される図鑑での学習を進めていましたが、
「俺もっときれいな石知ってる!」
そんな彼の発言から、世界一美しい元素図鑑より美しい元素図鑑の制作に着手することに。
興味が散漫で、腰を据えてプロジェクトに取り組むことが難しかった彼が、強い関心を持てるものを見つけたこと。
そして、そこから取り組むべきプロジェクトを立ち上げたことは、大きな成長だと考えています。
以前は、おちゃらけることで周りの気を引いているように見えた彼。
しかし最近では、図鑑の制作やさらなる元素の理解に励む様子が見られ、教室では彼のスタンスの変化に驚きの声が上がっています。
現在はまだ図鑑の試作段階で、サンプルを作り出したところですが、図鑑を完成させたあとは現物をショーケースに入れた、リアルで巨大な元素表を作りたいと考えています。
元素記号にはあまり興味がない。そんな人でも、眺めるだけで楽しめる元素図鑑完成までしばしお待ちを…
クエストのポイントでBBQ!花火!studioあお無人島サマーキャンプ2019③
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第3弾!(第2弾はこちら☟)
前回のブログでは、子どもたちが脳をフル回転させて各種クエストに取り組んだ様子ご紹介しました。
今回は1日目のクエスト後の様子を、写真とともに振り返っていきます!
「BBQ始めるよー!!」
クエスト終了後、自分たちで起こした火を使ってBBQが始まりました。
基本のBBQセットを、クエストをクリアして獲得したポイントで食材を購入してレベルアップさせることができる仕組みになっています。
「ホタテ!カキ!おいしいよ〜!」
こちらは、海鮮をふんだんに取り入れた班。
ポイントを賢く使って、BBQを充実させています。
おいしそうな匂いが、画面越しでも感じられる…!
「白いごはん、めちゃおいしい~!」
カイロで温めたごはんをほおばる子どもたち。一生懸命クエストに取り組んでお腹が空いている分、余計においしく感じたようです。
「ジュースゲットだぜ!」
飲み物やお菓子も、ポイントで購入可能。
無人島では、ジュース所持者は無敵です。
PM9:00。
「花火だーー!」
BBQをしてお腹を満たした後は、みんなでワイワイ遊ぶしかない!
ポイントを使って花火を購入した班は、海辺で花火の時間です。
火をわけっこしながら、わちゃわちゃと。
「1日目、楽しかったーー!」
花火が全て終了した頃に、とっても素敵な笑顔を見せてくれました♪
消灯は23時で、それまでは寝転がって満天の星空を眺めたり、トランプをして盛り上がったりと、各々自由に過ごしました。
2日目は、7時に起きて活動開始になります。
一生懸命クエストに取り組んだ仲間と無人島で迎える朝は、格別なものになるはず…
と、今回はここまで!
2日目の様子は次回のブログでご紹介しますので、お楽しみに!
クエスト中に、自然とお商売が始まる!?studioあお無人島サマーキャンプ2019②
8/7・8と2日間にわたって開催した、studioあおサマーキャンプの様子をお届けするブログ第2弾!(第1弾はこちら☟)
stud-io.hatenablog.com
今回は1日目後半の様子を、写真とともに振り返っていきたいと思います!
今回の無人島キャンプのメインコンテンツは、各種クエストに取り組んで自分たちのサバイバル生活を豊かにしていくこと。
このクエストは「MUST・MORE」と2つの種類に分かれており、
テント立てと火おこしという必ずクリアしなければならないMUSTクエストに加えて、ランプ作りやお風呂作りなどのより生活しやすい環境を作るMOREクエストで構成されています。
クエストをクリアすると、それぞれの難易度に合ったポイントを獲得でき、ポイントで物が交換できる仕組みです。
島に到着してすぐにMUSTクエストのひとつ・テント立てをクリアしたみんなが次に取り組むのは、火おこし🔥
火おこしには2種類のやり方があり、虫眼鏡で光を集めて火をおこす方法と、木の摩擦を使って火をおこす方法がありました。
摩擦で火をおこす方法は難易度が高く、なかなか火をつけることができません。
一方で虫眼鏡を使った火おこしは比較的簡単にでき、難易度も低めとなっています。
全体では虫眼鏡を使用した火おこしが多く見られましたが…
「日が落ちちゃう!早く!!」
難点は、太陽が沈んでしまうと全く火をおこすことができなくなってしまうところ。
火おこしを始めたのは16:30過ぎで、周りを山に囲まれている状況ではすぐに太陽の光を集める必要がありました。
「火おこせたーー!!」
虫眼鏡をうまく使って、火おこしに成功した班が!
ひとつの班で火が起こせると、自然とほかの班も徐々にできるようになっていきます。
どうすれば火が起こせるのか、成功者から学ぶことはとっても大事!
火おこしを進めつつ、それぞれ役割分担をして同時並行でMOREクエストに取り組む姿が。
藁を編んで3mの縄作りをしたり…
草を刈って生活範囲を拡大したり…
ご飯をカイロで温めて夕食に備えたり…(災害時、実際に使われる方法です)
落ちていた木材を使って無人島のおみやげ作りをしたり…
無人島で役に立つ道具として、石の包丁を提案したり…
起こした火を使って海水を蒸発させ、塩を作ったり…
「できるやつからどんどんやってこ!」
クエストを吟味して、班でいかに効率よくポイントをゲットできるか考えます。
そしてここである面白い出来事が。
「うち火つけられなかったから、火種を30ポイントで売ってほしい」
なんと、クエストで獲得したポイントを使った取引が始まったのです!
これはスタッフとしても嬉しい予想外。
日ごろからお商売が行われているstudioあおならではの発想がサバイバル中に生まれて、これこそが10歳からの社会人教育だと無人島で再認識することができました。
(これ、本当に素晴らしいことだと思います)
自分たちで考え、無人島生活を充実させるために様々なクエストに取り組んでいく子どもたち。
生きる力が高まっていく中で、クエスト取り組み終了の時間がやってきました。
獲得したポイントはどうやって使ったの…?
と、今回はここまで。
子どもたちが必死にクエストをクリアして獲得したポイントの使い道は、次回のブログでご紹介しますのでお楽しみに~♪
ショーゲキに会いに行こう!studioあお無人島サマーキャンプ2019①
8/7・8に開催した、studioあおサマーキャンプ2019。
今回はその様子を、3回に分けてお送りしたいと思います!
(載せたい写真が多すぎるので、3回で…4回になったらごめんなさい)
AM8:30。
studioあおに集合して、バスに乗り込みます。
「無人島かあ~!」
「めっちゃ楽しみ~!」
子どもたちのわくわくにあふれた声が聞こえてきます。
イベント前日、楽しみすぎてあまり眠れなかった子も!
(ハードなキャンプになるので、8時間以上はちゃんと寝てきてくださいと伝えておいたのですが…笑)
バスの中でレクリエーションとしておこなった歌詞あてクイズでは、パプリカを合唱する姿も見られました。
(踊りが完璧な子も。かわいい。)
70人弱の荷物を運ぶのは、とっても大変!
ここではスタッフも子どもたちも関係なし!港到着後、全員で協力して船に運びこみ、今回の会場である無人島・和歌山県の地ノ島へ向かいます。
今回の無人島キャンプのテーマは、「防災×サバイバル」。
自分たちで生き抜く力を身につけるためのクエスト(ミッション)に取り組み、ポイントをゲットすることでキャンプを充実させることができる仕組みになっています。
無人島に到着し、ルール等を手短に説明したあとは、班ごとに分かれて最初のクエストに挑戦!
キャンプの拠点として使用する、「テントの組み立て」です!
慣れない作業にみんな大苦戦。
「ここはこうするんじゃないの?」
「役割分担しないとうまくいかないと思う!」
班ごとに声を掛け合い、協力しながらなんとかテントを完成させました…。
テント完成後は、自由時間!
クエストに取り組むもよし、海で遊ぶのもよし、釣りをするのもよし。
各々班で話し合って、どのように過ごすかを決めました。(海派が圧倒的!)
「海だー!!!」
「飛び込め―!!」
夏を体現したような、そんな素敵な写真。
みんな船で海を渡ってきて、海に入りたくて仕方がなかったようです。
浮き輪でぷかぷかしたり、ビーチボールで遊んだり、この時はみんなサバイバルを忘れて大はしゃぎ。
スタッフも全力で楽しみました。
海で泳ぐだけでなく、釣りに精を出す子も!
小さめのお魚でしたが、念願の釣りができて大満足の様子でした♪
自由時間が終わると、サバイバル生活を充実させるためのクエストに、本格的に着手!
火おこしをしたり、塩を作ったりと、子どもたちが自分で判断して様々なクエストに取り組んでいきます。
クエストの様子は、また明日お知らせしますのでお楽しみに…♪